こんにちは、おかちゃんせんせいです!
昨日は妻の実家の畑仕事を手伝ってきました。
収穫したのは「さつまいも」と「落花生」。
「さつまいも」はおじいちゃんの畑で収穫したことがありましたが、「落花生」はそもそも栽培しているところを見るのも初めて。
地元の学区にはそもそも畑自体見かけなく、野菜の季節感は全くなく育ってきたので、こういった形で収穫に携われるのは嬉しいです。
落花生は土の中で育っていて、根につながるような形で実が引っ付いています。
根の部分を注意深く見てみると、小さいぶつぶつが所々根にできています。
小さいぶつぶつについて調べてみると、根粒菌と呼ばれる土壌微生物のようです。
他のマメ科の植物同様に、落花生の根には「根粒菌」という、バクテリアの一種の土壌微生物が共生します。根粒菌は、根にこぶ状の根粒をつくって株から栄養をもらう代わりに、植物の生育に欠かせない窒素を空気中から固定して植物に与えます。そのため、落花生は窒素系の肥料の使用量が少なくて済み、また、土壌に窒素成分を蓄積するので、地力改善にも大きな貢献をしています。
全国落花生協会
こういった落花生と根粒菌との関係は共生と呼ばれており、異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活しています。
共生って、寄生とも、依存と似たような意味合いがありますが、自然界の生態系を考えてみると依存し合うことで成り立っている気がします。
どこかの関係性が崩れると、一気に生態系の循環システムが瓦解する。
そんな一見すると際どい関係性がお互い依存し合うことで成り立っています。
そのことを思うと、依存の良い悪いって一概には言えないかなって感じました。
どちらかというと、依存って悪いイメージがありますが、依存がどうこうではなく、
あくまで今の関係性が自分の望んでいるものなのかどうか
の方が大事なのではないでしょうか。
依存の尺度なんて人によって変わるし、依存と並行して使われる自立という言葉も意味合いも人によって使われ方も様々です。
だから、誰かの物差しであれこれ考えるよりも、結局は自分がどうありたいかを大事にしたいなぁって畑仕事をしながら感じた1日でした。
締めは、磐田市にあるラーメン屋「いこい」。
初めて行ったのでお勧めしていた塩バターラーメン大盛りを美味しくいただいてきました♪