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スラムダンクから学ぶ『諦めない心』vol.4〜断固たる決意・桜木花道〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

スラムダンク特集はかなり久しぶりになってしまいましたが、後半残り2人についても特集したいと思います!

今回はスラムダンクの主人公である単純王であり、リバウンド王でもある・桜木花道です。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

誰よりも人に恵まれた男・桜木花道

桜木花道とは?

もし桜木花道というキャラを一言で表現すると、みなさんならどのように表現しますか?

私もこの記事を書くタイミングでパッと考えてみました。

単純王

リバウンド王

単純・素直・一途な男

誰よりも負け嫌い

などなどのワードがパッと思い浮かびましたが、今ならこう表現するのが一番しっくりきています。

誰よりも人に恵まれた男
と。

その理由の一つは、敵からも味方からも気に掛けられているところにあります。

まずは、バスケで流川並みのプレイを見せたわけではないのに、そのポテンシャルを垣間見ただけで桜木の才能を信じた赤木晴子の存在。

バスケの基礎にようやく身につけた始めたばかりの桜木に対して、陵南高校との練習試合で勝つためにリバウンドの一夜漬け練習をした赤木キャプテン。

敵チームの主将である牧真一から全国の強豪チームの試合を観にいくように誘われたり、天下の山王高校の不動のセンター河田からは赤木ではなく桜木に対してマークされたり。

もちろん潜在能力の高さに対する期待もありますが、桜木花道の人間性ありきだと思います。

例えば、桜木花道の中学時代からの仲間である桜木集団(水戸洋平、高宮望、大楠雄二、野間忠一郎)は、桜木の命令で動くというよりも、率先して桜木のことを考え、桜木の見えないところでも陰ながら力になっています。

桜木が練習を抜け出したとき、三井寿が率いる不良軍団がバスケ部を潰しに来たとき、シュート合宿のときなど。

敵にも味方にも注目される桜木ですが、急成長を支えたのは潜在能力の高さだけではありません。

断固たる決意

桜木花道の急成長を支えたのは、最初は「一目惚れした赤木晴子に好かれたい」というためだけ。

けれど、その晴子が一目惚れしている流川楓に嫉妬し、競争心が芽生えていく中で、次第に「こいつに勝ちたい」と思うようになっていく。

その想いは陵南高校のエース仙道に対してもそうで、「初心者だから勝てっこない」という思考は一切なくて。

勝つためには自分はどうすればいいのかを自分なりに必死に考え、「自分は天才だから絶対できるようになる!」という信念のもとすぐに実行に移すことができるのが、桜木の魅力の一つ。

レイアップを教えてもらった後にこっそりと一人で練習後や朝練したり、陵南対海南戦の時安西先生にゴール下シュートを見てもらったりと。

山王戦では試合終了2分前にルーズボールを拾うために観客席に突っ込み、思いっきり背中を強打。
その影響で選手生命に関わる怪我を負って、試合途中に倒れてしまう。

マネージャーである彩子さんや安西先生に心配され、安西先生から出場するのを止められてしまうけれど、桜木はこう言い返えします。

オヤジの栄光時代はいつだよ…
全日本の時か?

俺は…俺は今なんだよ!


自分自身の断固たる決意を伝えて、コートに戻っていく。
そして、最後の逆転シュート・ブザービーターを決めて、湘北高校は山王高校に大逆転勝ちに貢献しました。

自分が初心者であろうと、どれだけ点差が離れていようと、不動の敵エースがいようと、怪我を負っていようと、そういったことを理由に諦めるという選択肢は桜木には一切なくて。

どんなシーンでも諦めず挑み続ける姿勢に、チームメイトたちは何度も救われたのではないでしょうか?
山王戦の時のように、2度も縮めた点差を一気に20点差まで広げられてしまう場面では特に。

まとめ

私自身、中学時代バスケットボール部に所属していて、最後の引退試合では点差を広げられていないのに、最後まで自分でやり切ろうとせずに、同期と選手交代することを甘んじて受け入れてしまいました。

まだまだやれたし、諦める要素なんてひとつもなかったのにも関わらず……いともあっさり諦めてしまい、負けた時も「負けちゃったか……仕方ないよね」くらいな感じで、全然負けた悔しさがなくて。

そんな終わり方をしたから、桜木花道のプレーを見れば見るほど、「あの時の自分に桜木のような断固たる決意があれば……」という想いが湧いてきて、後から悔やむように。
まさにこれが後悔だなって。

決めることって大事。
その思いがあるだけで、信じられない力が湧いてくるような断固たる決意が。



次回がラストの特集になります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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