こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今日は初心者向けオンラインマインドマップ講座の第1講目が終了。
本当はマンツーマン開催だったのですが、
今回はご縁が繋がり3人の方が参加。
初回は「そもそもマインドマップとは?」という話から、
ワークを通じてマインドマップを楽しんで描く3つのコツについてお伝えいたしました。
その中で受講生の方からのシェアで出た話について、
とても大事だと思ったので記事に書くことにします!
- マインドマップを描いているけれど、なかなか楽しめていない方
- マインドマップを楽しんで描いてみたい方
目次
受講生の方からこんなシェアがありました。
マップを見たときに感じたことと、
シェアを聴いて感じたことが違いました
これまで10年以上いろんな方のマップを見させていただき、
マップの書いた内容をシェアいただいた限りでは、
ぼくも受講生の方と同じことを毎回感じます。
しかし、他にマインドマップをお伝えしている方の中には、
描いたマップを基にして分類している人もいらっしゃいます。
「あなたのマップは○○タイプですね」
みたいな感じで。
あくまで個人的な意見ですが、
ぼくはマップを見ただけで勝手にそう分類されるのは好きではありません。
実際、描いたマップのキーワードを見ただけではわからないことがたくさんあります。
シェアしてみて、シェアを聴いてみて、初めてわかることがある——ということを、ぼくは講座の中で体感していただける時間を大切にしています。
ノートを書く目的が仕事や勉強で活かすためというケースは多いかと思います。
しかし、書いた内容を見直す人はどのくらいいますでしょうか?
仮に見返したとしても、どこに書いた内容があるのか分からなかったり、なんで書いたのか見返してもわからなかったりすることもあるかと。
つまり、何が言いたいのかと言いますと、
マインドマップは描いた後が大事になるのです!
なんのためにマップを描く?
結構マインドマップを描いている人でありがちなのが、
マインドマップを描いて満足になってしまうパターン。
昔よくセミナーに参加しているときのこと。
時々マインドマップを書いている人を見かけたんですが、
どの人にも共通していたのが描いても見直さないということ。
描いて満足することが目的ならそれでいいですが、
そうでないとしたら描いた後どうするかを工夫する必要があるかもしれません。
描いたマップを活かすためには?
みなさんはマップを描いたらどうしますか?
ぼくだったらマップを描いた後は、次のことをします。
- まずは、描いたらマップをざっと見返す
- 似たキーワード同士を蛍光固形マーカーで囲う
- 描いたマップを最初から見返して、気づいたことがあったらメモする
- 次に描いてみたいキーワードがあれば、それをお題にして次のマップを描く
①〜③をメインでやっていますが、
だいたい15分くらいで終わります。
①②をすることで、自分の思考の傾向、何を関連付けているのかが認識できるようになります。
その上で③をすると、関連付けやよく出るワードなどから、新たな気づきにつながることが少なくありません。
けれど、描いたマップをさらに活かすためには、もっと工夫できることはまだあります。
その一つが、描いたマップを第3者にシェアすることです!
マインドマップの醍醐味だと思っているのが、実はマップを描いたらシェアし合うことです。
もちろんシェアする正式なやり方というものはありません。
あくまで、講座でシェアするときに意識していることと、シェアする3つのメリットについて整理します。
シェアし合うときのポイント
- 書いてあるキーワードの辞書的な意味で解釈しない
- 自分の描いたマップをシェアするときには、感情が動いたところを中心に伝えてみる
- マップに書いてキーワードを相手がシェアで話していたら、そのことを相手に伝える
書いてみたものの……
実際にシェアしている時でないと、なぜこの3点を大事にしているのかについては表現しにくいですね( ;∀;)
動画とかで実際にシェアしている現場を撮影するものありかと思ってます。
描いたマップをシェアし合う3つメリット
- 描いて見直しても気付けないことを、相手のフィルターを通ることで認識できるようになる
- いろんな思考パターンや描き方を習得できる
- とにかく楽しむことができる
シェアのやり方次第では、①〜③のメリットが同時に得られることができます。
最も重要なのは、③のとにかく楽しむことができる!
これがベースにないシェアはおそらく苦痛でしかないので、①②に対してのアンテナはほとんど立たないでしょう。
なぜそうなる可能性があるかについては、こちらの記事に答えが書いてあります♪
マインドマップ講座の受講生の方で、「一人ではマップは描かない」と初回で宣言された方がいました。
「なんでですか?」と質問してみたところ、
「みんなでマップを描いた方が楽しいから」と即答。
そう、マインドマップの醍醐味はとにかく楽しい感覚を体感できること!
もしマインドマップを描いているけど楽しめていない方は、他の方と一緒にマインドマップを描いてシェアしてみることをお勧めします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
自他ともにコミュニケーションをする上で、最も大事な心構えについて書いてあり、ぼくがマインドマップの関連書籍として一番お勧めする本があります。
それが、細谷功さんの著書象の鼻としっぽです。
人間関係におけるコミュニケーションのギャップがなんで起きてしまうのか、これだけ分かりやすく図解している本は個人的にないと思っています。
イラストが多くて、例題もイメージしやすいので、どの世代の人にもお勧め。
特に、会社勤めの方や、学校で部活動に励んでいる学生には是非読んでほしい一冊です。