こんにちは、おかちゃんせんせいです!
これまで家庭教師や会社で研修を担当したり、
マインドマップの活用方法をお伝えする講師として
10年以上仕事をやってきたりする中で
毎回感じることがあります。
それは、
人によってその人に合う学習法は異なる
ということ。
自分がどれだけ良いと思う学習方法でも
お伝えする相手に合わなければ、
相手が何も活用できるようになる前に諦めてしまうパターンになることがしばしば。
そのことを裏付けるかのように、
世の中に学習法を伝える本がたくさん出版されています。
以前にも似たような内容の記事を書きましたが、
どの学習法が合うかは主に以下の要因に大きく左右されます。
- これまでの知識や経験
- 学びの動機や目的
- 今の日常生活
上2つの項目はよく言われることですが、
自分のこれまでいろんな方にお伝えさせていただいた経験からすると、
最後の項目である今の日常生活の影響はとても大きいと感じています。
その理由は、
学んだことを即活用できることであれば関係ないかもしれませんが、
初めて学習することであればすぐに使えるようにわけではないからです。
となると、
日々の日常生活で使い続けていく中で、
学習したいことの理解を深めていくとともに、
自分の日常生活で活かすことができるようにアレンジしていく必要になってきます。
つまり、どれだけ優秀だと思われる学習法があったとしても、
その学習法を活用する本人の日常に合わない方法であれば続けることが困難になってきます。
たとえば、自分はマインドマップを21日間チャレンジをすることで、
活用していくためのきっかけを得ることができました。
その方法を最初の頃はお勧めしてきたのですが、
受講生の方が自分の日常が忙しいと思い込んでいる場合には
そのチャレンジ自体がとてもハードルが高いものに感じてしまうみたいで・・・。
たった1分でも時間をつくれないほど忙しいのでしょうか?
おそらくNoかと思います。
スマホやテレビを見る時間くらいはきっとあるはずですから。
なので、新しく何か学習しようとしてもなかなか定着しないと感じる方は、、、
まず自分自身の日常生活の棚卸――現状把握をすることから始めることを私は強くオススメします!
現状把握する中では、ざっくりでもいいので毎日朝・日中・夜にどんなことをやって過ごすことを書きだします。
その際に重要なポイントとしては、隙間時間にやっていることも書き出すことです。
特にスマホを見るのは隙間時間が多いかもしれまんが、
1回は2,3分のことであっても積み重ねれば毎日1時間以上見ていることになります。
今はスマホでどれだけの時間何のアプリを起動させていたのかもわかるので、
それでチェックするのもありです!
通学・通勤で電車を利用する方の場合は、
その最中にどんなことをやって過ごすことが多いのかを書き出します。
また、書き出す際には取捨選択をせず、とにかく自分が普段やっていることを書き出すことも重要なポイントの一つです。
本当はここまで一緒にサポートできればと思うのですが、
今は自主的に相談をしてくださった方だけにとどめています。
なんでも相手からやってくれると思ってしまうと、
その人の自主性を損なう要因になってしまうかもしれませんので。
もし自分に合う学習法を探してしまい、
どうしても上手く学習できずに悩んでいる方は、
今一度ご自身の日常生活を見直してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!