自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

8回の転職から学んだすぐに現場で即戦力として活躍するために意識してきた3つのこと~②情報を見える化して共有すること~

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

前へ

8回の転職から学んだすぐに現場で即戦力として活躍するために意識してきた3つのこと~①現状を把握すること~

②情報を見える化して共有すること

前回、現場で即戦力として活躍するために意識するための3つのポイントのうち、
①現状を把握すること
についてお伝えしました。

  • 現状を把握すること
  • 情報を見える化して共有すること
  • 微差を加えること

今回は、
②情報を見える化して共有すること
についてピックアップしてお届けします。

メモをとって終わりにしていませんか?

入社してから自分自身の仕事についてレクチャーを受けるときに、おそらく教わったことについてメモを取っていたかと思います。

確かに聴いた話はすぐには覚わらないかもしれないので、メモを取ることは大切でしょう。

しかし、ただ聴いた内容をただそのままメモしたままの状態では、正直役に立たなくなることが多いです。
それはなぜかというと、時間が経ってしまうとどのページ・メモに、今必要だと感じることが書かれているのか忘れてしまうから

いわゆる記憶の導線がなくなってしまうので、必要な情報へのアクセスができなくなる状態。
つまり、インプットの質が日に日に悪くなってしまうので、得た知識を活用するアウトプットの質も当然悪くなっていきます。

それでも、自分に与えられた仕事の範囲内だけであれば、メモ量が少ないので不便に感じることはないかもしれませんが、他の場面(プライベート含む)でも活用できる知識にはなりにくいです。

そのことを実感することはいきなりは難しいかもしれませんが、受け身的なメモの取り方をしていると、新しいことにチャレンジしたり、業務が変化したりするときに抵抗を強く感じるようになります。
すると、ますます受け身の姿勢が身に付いてしまい、与えられた仕事をただこなすだけで終わってしまいます。

そのことに対してのよし悪しは自分で決めればいいと思いますが、もし即戦力として活躍したい、もっと新しいことにチャレンジしてステップアップしていきたいと考えている人は、一度メモの取り方を今一度見直してみることをオススメします。

【マインドマップ】授業や講演会・セミナーで聴いた内容をマッピングするときのコツは?まとめることが苦手な方向け


見える化して満足していませんか?

担当者の頭の中だけに仕事に関する知識があると属人化してしまうので、マニュアルにまとめることがあるかもしれません。しかし、そのマニュアルについてまとめたあとがとても大事です。

マニュアルにまとめたことを他の関係者に共有していますか?
あとは、文字だけ書いてまとめていませんか?

当事者同士は文字だけでも理解できるとは思いますが、問題になるのは初見の人や、内容をあまり理解していない人。
マニュアルを見てもよくわからなからなかったり、そもそも欲しい情報が書いていなかったりで、現場レベルでは役立たないマニュアルとして埋もれてしまうことが少なくありません。

これまで勤めていた会社の中でも、
業務フローをマニュアル化したものが、そもそもない会社が6社(一作業レベルでのマニュアルはある)。
マニュアルはあるけれど、使われていないと感じた会社は1社。
マニュアルがあって、それが現場レベルで使われると感じたのは1社。
といった感じです。

仮にどんな便利なFAQツールがあったとしても、使い勝手が悪ければ宝の持ち腐れ。
逆にそのツールを運用するコスト・手間が余分に発生して、正直自己満足で終わってしまっていることも少なくないです。
なぜなら、そのことは責任者レベルではほとんど気づかれることはなく、何か問題になって初めて露呈することだから。

つまり、これまでの内容を整理すると、
ただ情報は見える化して共有すれば終わりではない
ということです。

大事なのは、見える化したマニュアルがちゃんと現場レベルで使えているかどうかを確認すること。
そして、現場の担当者に自分からアプローチして、担当者から直接フィードバックをもらうこと。

そうしないと、本当は改善する余地があったとしても、その余地に気付かないままで終わってしまうことがあるからです

これまでの経験上、相手からの直接フィードバックがないままのマニュアルのほとんどは、使えない・使われないマニュアルとして放置されています。

こういったことにまで注意を配り、自分の部署だけではなく他部署や取引先と関わっていくことで、より早い段階で関係値を高めていくことができるのです。

とはいえ、業務自体は見える化して終わりではないため、もう一つ現場で即戦力として活躍するための実践という観点でのポイントがあります。

それが3つ目のポイントである
微差を加えること
です。

次回は、3つ目のポイントについてピックアップしてお伝えしますね。

次へ

8回の転職から学んだすぐに現場で即戦力として活躍するために意識してきた3つのこと~③微差を加えること~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA