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8回の転職から学んだすぐに現場で即戦力として活躍するために意識してきた3つのこと~③微差を加えること~
前回、現場で即戦力として活躍するために意識するための3つのポイントのうち、
③微差を加えること
についてお伝えしました。
- 現状を把握すること
- 情報を見える化して共有すること
- 微差を加えること
今回は、3つのポイントのまとめについてお届けします。
①現状を把握すること
・まず自分が関わっていくだろう人たちには自分から積極的に挨拶をする
⇒自分からアプローチする習慣を身に付ける
・組織図と各部署との関係性の見える化
⇒自分の担当している作業が、どういった一連のフローの中のどの部分なのかを知るため
②情報を見える化して共有すること
・作業内容を控えたメモは後から見返したときにわかりやすくなっているか?
⇒時間が経ってしまうとどのページ・メモに、今必要だと感じることが書かれているのか忘れてしまうから
・ただ情報はマニュアルにまとめて見える化して共有すれば終わりではない
⇒マニュアルを見てもよくわからなからなかったり、そもそも欲しい情報が書いていなかったりで、現場レベルでは役立たないマニュアルとして埋もれてしまうことが少なくないため
③微差を加えること
・レクチャーを受けた内容が現状ベストな内容か疑ってみること
⇒引き継いだ内容が現状ベストとは限らないから
・定例作業をいつものようにただこなすだけではなく、常に「プラスαの要素――微差を加え続けていくことができないか?」を意識して作業する
⇒いきなり成果を上げようとか、完璧にできるようになろうとしても、ハードルが高くなればなるほど躊躇しやすくなり、行動に移すスピードは逆に低下してしまう
まとめ
3つのポイントに共通しているのは、
誰でもどんな会社、どんな職においてスキルや知識がなくてもできる内容
ということ。
私自身は、3つ目の会社のときに前回紹介した本「微差力」と出合い、
決心したことがあります。
それは、
辞めたくなっても3か月間は
最終的にはみんなに惜しまれて辞めれるくらい
全力で仕事に取り組んでみよう!
ということ。
そう決めてから、自分でもビックリするくらい仕事に対する姿勢が変わっていることに気付き始めて。
しかし、そう決めてから1年後。
あることが原因で半日はトイレにこもるくらい体調が悪化してしまい、それが全然治っていかないからやめることになってしまいました。
けれど、他部署でありながらも、業務で何度も関わらせていただいていた人事部の責任者の方から、
「半日仕事できなくてもいいから、人事部で残ってほしい」
と声を掛けていただけて。
本当に必要としてくださっているのを感じて嬉しい気持ちはありますが、体調が悪くなる一方だったことと、そもそも半日も仕事をサボっている人間がいたら他の社員に示しがつかないと思い、丁重にお断りして辞めることにしました。
体調がよくなってきてから勤め始めたそれ以降の会社では、半年以内には自部署だけではなく他部署の方から業務以外のことで相談を受けるようになり、派遣社員としての業務内容を越えて任せていただけるようになっていました。
こうなっていけたのは、何も自分が特別な存在ではありません。
当たり前にできることを徹底的に日常的に実践し続けてきたからこそだと、改めて振り返ってみて実感しています。
そのことに気付かせてくれたのが、T大学で勤務していたときの同僚の存在でした。
まさに自分が大事だと思って実践してきたことを、目の前で実践してみせてくださる人たちに恵まれて。
その人たちは知識やスキルがあるのはもちろんでしたが、今回お伝えした3つのことを意識して仕事をしていることが伝わってきて、ますます自分の信じてきたことに確信を持てるようになったのです。
ところが、今まで自分一人で仕事を任されることが多く、今回のようなポイントを誰かにお伝えできるチャンスに恵まれてきませんでした。
だからこそ、この機会にまずはブログにまとめることで、誰か同じように仕事で悩んでいたり、どうしたらいいかわからなかったりする方々の何かお役に立つことができれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!