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今回のテーマは「迷い」です!
教師に限らずどんな立場にいても、迷う場面はあります。
どんな自分を見せても良いと思う反面、心構えとしては意識しておきたいと思ったシーンになります。
教育方針に迷ったときにどうする?
E組の体育の先生である教官的な立場の烏丸先生。
同じ防衛省の鷹岡先生とのいざこざの際に、潮田渚の隠れた才能に気づいてしまう。
しかし、その才能は「暗殺者」としての才能。
殺せんせーとの暗殺はともかく、その才能を開花させていいものなのか迷い、殺せんせーに「「将来は殺し屋になりたい」と彼が言ったら、それでも迷わずに育てるのか?」と質問する。
それに対して、しばらく沈黙したのちに、殺せんせーは「答えに迷う雨でしょうねぇ」と言い、語り始める。
ですが 良い教師は迷うものです。
本当に自分はベストの答えを教えているのか 内心散々迷いながら・・・
生徒の前では毅然として教えなくてはいけない
決して迷いを悟られぬよう堂々とね
だからこそカッコいいんです
先生っていう職業は
この殺せんせーとのやり取りの後、烏丸先生はこう思った。
俺も暗殺教室で熱中ってしまっているのかもな
迷いながら人を育てる面白さに
迷いって悪いもの?
今回ヒットした言葉は、殺せんせーというよりも烏丸先生の言葉です。
迷いながら人を育てる面白さに
この言葉を最初にアニメで聴いたときは、まだ子どもが産まれていないとき。
そして、漫画を買って見返した時には、子どもが産まれているとき。
前者の時よりも、後者の時の方がこの言葉が響きました。
その理由はシンプル。
長男を出産した助産院で、助産師さんから贈っていただいたこの言葉。
もうどんな毎日のどんな場面でも、子どもと接する時は迷います。
「この場面では、どう接したらいいか?」と。
もちろんその悩んでいる時間は一瞬で、本当に自分以外のことに対して選択の連続です。
以前の記事にも書きましたように、出産する場所や、保育園、ワクチンなどはあれこれ自分達でもいろいろ調べて判断してきましたが、決めるまではずっと迷ってました。
迷ってきましたが、その判断を誰かや何かに委ねてしまうことは決してしていません。
以前、子育てしている知人と話していたら、こんなことを話してくれました。
「私たち頭悪くてよくわかんないから、周りと同じことをしていれば大丈夫かな」
その知人にとっては、迷っている状態はよくないこと、感じたくないことのようで、それを避けるために確実と思われている方法や、行動に賛同しているそうです。
そういう対応することが良いとか悪いとか、優れているとか劣っているとか、そういった話をしたいのではありません。
暗殺教室のこの殺せんせーと烏丸先生とのシーンに触れて、ぼくは「迷いながらも家族で子育てを楽しみたい」と感じました、ということだけです。
「迷っているということは、どっちでも良いのだ」の法則
迷っているときに、いつもある本で書かれていた話を思い出します。
その本とはさとうみつろうさんの著書「神さまとのおしゃべり」。
みつろうさんのブログから引用します。
一秒後に壁に激突するなら悩みません。
さとうみつろう公式ブログ
答えが決まっていれば悩まないんです。
そして、悩むのなら、答えがどっちでも良いからこそ悩むんです。
もう一度、言うよ。
答えが決まっていたら、悩まないし、 悩んでいるトキは、答えがどっちでも良いから悩んでいます。
この話を知った時は、
「確かに!!!!(◎_◎;)」
と、ものすごく衝撃を受けたことを今でも覚えています。
悩んでいること自体悪いことでも何でもないってこと。
どちらかの迷ったということは、自分にとってはどっちを選んでもいい。
例えば、カレーとラーメン、どちらを食べるか迷ったとします。
カレーを食べてあまり美味しくなかったとします。
「やっぱりラーメンにすればよかった〜(T ^ T)」
と嘆いたとしても、その迷ったに戻れるわけでもありません。
しかも、仮にラーメンを選んだとしても、もしかしたら自分には合わないタイプのラーメンだったかもしれません。
ラーメンは美味しかったとしても、その後自分にとって良くないことが起きたかもしれません。
つまり、何が言いたいのかと言うと、どちらが良かったなんていくらでも言えるけど、そう思うだけ時間の無駄だということ。
今回ぼくが烏丸先生の響いた言葉「迷いながら人を育てる面白さ」という部分。
どちらでも良いからこそ、迷う。
迷うけれど、だからこそ考える。
工夫する。
それが面白い、楽しいと思うからこそ、ぼくは共感したんだとなっと、みつろうさんの話を思い出して再確認しました。
今回の「迷いの時間」の続きは、終盤にあります。
もちろん教育方針で悩むのは教師かもしれませんが、進路を決めるのは生徒。
今回の話で言えば、暗殺者の素質を殺せんせーや烏丸先生に認められた潮田渚になります。
誰かが迷っている時、悩んでいる時、こうした方が良いというアドバイスではなく、一緒に迷いながらもその誰かが自分で決断できる機会を大事にしたい。
そう暗殺教室を読み返していて、ぼくは実感しました。
「迷うことが悪いことではないよ」
「迷っているということは、どっちでもいいんだよ」
などと、まずは自分で考えるきっかけになるようなことを誰かだけではなく、もちろん自分自身にも声掛けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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