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【特集】「僕らは奇跡でできている」から学ぶシリーズ第3弾『弱さ』

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

昨日ある人から相談を受けた内容に対して参考になる話が、「僕らは奇跡でできている(僕キセ)」の第1話冒頭部分にあることを思い出しました。

キーワードは
弱さ
です。

【特集】「僕らは奇跡でできている」から学ぶシリーズ第2弾『解釈は自由』

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

強ければ生き残ることができるのか?

ジャイアントパンダの歴史から学ぶ

相河先生は大学で動物行動学を学生たちに講義で教えていて、
今回のテーマは
生き残れるかどうかは強さによって決まるのか?
ということ。

例えば、現在生息する動物で強そうな生き物といえば、
ライオン、トラ、オオカミ、クマ
などがある。

そんな中でジャイアントパンダは明らかに動きが鈍そうで、肉食動物に見つかったら即ターゲットにされそうな動物の筆頭ではないでしょうか。

ジャイアントパンダといえば中国に生息していて、絶滅危惧種に指定されており、野生での生息数は1万匹もいないとされている希少な動物。
日本では上野動物園、兵庫の神戸市立王子動物園、和歌山のアドベンチャーワールドの3カ所だけで出会うことができる。

主に1,300m以上の高地に生息していて、竹だけを食べているイメージが強いですが、野生ではタケの幹、葉、タケノコ稀に昆虫やネズミなども捕食しているが、元々は肉食だったと言われてい流。



けれど、恐竜をはじめとしてさまざまな生物が絶滅した氷期から生息していたジャイアントパンダは、絶滅することなく現在でも生き残っています。

強ければ生き残れるとしたら真っ先に絶滅しそうなジャイアントパンダ。

では、なぜジャイアントパンダは生き残ることができたと思いますか?

弱さを受け入れるとは?

相河先生の回答は下記の通りです。

相河先生
相河先生

もともと肉食だったが、ほかの動物とエサを取り合うと負ける
→高地へと移動し、そこにたまたま生えていた竹を食べることになる
・竹は氷期でも枯れず、食料がなくなることがなかった
・竹の消化には時間がかかるのであまり動かなくなった
・高地にはそもそも生き物が少ないので、襲われることがなかった

以上のことから、
戦いに勝ったものが生き残ったわけではないこと。

そして、
パンダが生き残れたのは、自分の弱さを受け入れて高地に逃げたこと
が氷期から生き残れた要因であると相河先生は生徒たちに語ります。

この弱さを受け入れるというのはとても大事なことで。

義務教育ではその弱さ・苦手はNGで、なんとかしなくてはならないものとして扱うことが多いです。
だから、ついつい自分の弱さに気づきそうになると、それを否定したり、外部の存在になんとかしてもらおうとしたり、できない理由にしたりして、自分に気を向けるのを避けてしまいがち。

けれど、弱さ・できないことが認識できなければ、何を改善したらいいか当然わからない。
もしかしたら、弱さだと思って避けてきたことは、他の人にとっては輝くことなのかもしれない。

だからこそ、弱さは自分で何とかしなければならないものではなく、まず受け入れること。
そして、その上でどうするかを考えることがとっても大事になります。

この話をピックアップしようと思った時に、
スラムダンクのあるシーンを思い出しました。

桜木花道がチームメイトとは別で居残りシュート練習をすることになった時、自分のシュートフォームをあとからチェック。
すると、全然自分のイメージとは異なる下手くそなシュートを打っている自分を桜木軍団に笑われて、「認めん!」と発言した桜木に対して、安西先生のこのセリフ——。

安西先生
安西先生

下手糞の
上級者への道のりは
己が下手きを知りて一歩目

認識の大切さを痛感する名言ですね。

まとめ

ドラマの最後の方でも弱さを受け入れることの大切、ポイントについてよくわかる話がありますので、その話をピックアップするタイミングでご紹介しますね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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