こんにちは、おかちゃんせんせいです!
あっという間に師走ですね。
先月くらすだよりを共有してから、もう1ヶ月経っていることにびっくりです。
わかりやすい生活作りは子ども達にとって安心し、自分でやってみようとする気持ちが出て行動にも自信が持てるようになってきます。子ども達が自発的に行動し、自分で自分のことができるように環境を工夫していくこと。また、今子ども達は何に興味を持っているのか、育ってほしいのか考えていくことも大切ですね。
12月くらすだより より一部抜粋
環境の工夫という面では、小俣幼児生活団は徹底しているように感じています。
あくまで名古屋に長男が通っていた保育園や、これまで自分が通った学校、勤めた会社と比較して、ですが。
どういった面で感じるのかというと、情報共有の素早さと徹底ぶりからです。
もちろん100人以上の規模の組織と比べると、人数が少なければ情報共有はしやすいように感じるかもしれませんが、実際は情報共有の精度に対して規模はあまり関係ありません。
例えば、少人数のチームだって、仲良しチームだと情報共有が疎かになり、その事実に気づいた時にはすれ違っていることも少なくないでしょう。
逆に、世界規模の大企業だって、情報共有の重要性を理解している企業は、本当に徹底しているのが外部の派遣社員であっても感じました。
ではここで本題ですが、そもそもなぜ情報共有が重要だと思いますか?
ぼくは今回のくらすだよりのテーマである環境の工夫が、上記の問いに対して考えるためのキーワードだと考えています。
周囲の環境は刻一刻と変わっていきます。
園や学校、会社で言えば、通っている場所・勤めている場所が変わったり、クラス・部署が変わったりすればその変化は目に見えてわかりやすいですが、変化というのは目に見えないもののも多分に含まれています。
わかりやすいのが人間関係。
見ているだけでわかりやすい人間関係もあれば、注意深く見ていないと見過ごしてしまう関係性もあるでしょう。
また周囲の環境で目に見えている建物やその他建築物、植物が人に与える影響についても、物理的ではなく、目には見えない精神的な影響もあります。
森林浴はまさにその一例ですね。
だからこそ、常に今の環境の変化を感じ、状況に応じて対応していくことが自分たちの創りたい環境をつくっていく上では必要不可欠。
そのためには、現場の人間同士の連携が欠かせなくなるのです。
もちろん全部を知っている必要はないかもしれませんが、みててくれている安心感は子ども達だけではなく、私たち親にも伝わってきます。
そうすると、こちらとしても「子どものことで気になる情報は伝えよう」という気に自然となっているのが不思議です。
環境の工夫については、保育園と関わることでとても学びが大きいと感じる今日この頃です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!