こんにちは、おかちゃんせんせいです!
最近虫の居処が悪い日が多いです。
思うようにいかないからか、余裕がないからか、自分もそうしたいからか。
どれも理由が当てはまる気がしています(^^;
今までなら怒りの気持ちが込み上げてきても我慢していましたが、最近はなるべくその場で一気に発散しています。
溜め込んでよかったためしがないですし、ストレスは溜まることが当たり前になってしまうから。
ちなみに、虫の居所が悪いという言葉の語源・由来をみなさんはご存知でしょうか?
ぼくはよく知らずに使っていたので調べてみたところ——
中国古代の民間信仰や神仙説に道家の思想などが加わった道教では、人間は生まれながらにして3つの虫がいるとされていました。
その虫は人が眠っているすきに体内から抜け出して、その人の罪悪を天帝に知らせる役割があったそうです。
3つの虫は三尸(さんし)と呼ばれており、それぞれ異なる病気を引き起こす虫とされています。
上尸(じょうし):頭の中に潜み、首から上の病気を引き起こす虫
中尸(ちゅうし):腹の中に潜み、臓器の病気を引き起こす虫
下尸(げし):脚の中に潜み、腰から上の病気を引き起こす虫
ということは、
腹の虫がおさまらない、の虫は中尸。
虫酸が走る、の虫も中尸。
やはり日常生活で定着している言葉は、古代中国の頃の影響を強く受けていますね。
では、虫の知らせの虫は何の虫なのでしょうか?
この虫の知らせも悪い予感のような感じなので、それを虫が感じて知らせてくれるのでしょうか。
目に見えない判断できない現象を目に見えるもので例え解釈を加えるのは、イメージしやすくして伝わりやすくするための各宗教なりの工夫だったのかもしれせんね。
機嫌が悪くなったおかげで、また新しいことを知ることができてラッキーな1日の始まりになりました。
みなさんも良い週末を!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!