こんにちは、おかちゃんせんせいです!
先日昨年マインドマップ講座を受講してくださったIさんとZoomでお話しをしていて、とても嬉しい話を聴きました。
それは
「今一番活用できているツールがマインドマップだよ!」
と♪( ´θ`)ノ
Iさんは私以上にいろんなことを学ばれている方なので、そんな方にもマインドマップがそう認識してもらえていることに対して素直に嬉しかったです!
そこで今回は、マインドマップを日常生活で活用したいと考えているけれど、なかなか上手く活用できないと感じている方向けに記事を書くことにしました。
目次
無自覚な癖に気づくことが何よりも大事
実際Iさんの活用ぶりは最初のステージ1から素晴らしくて、3回に分けた1回目が終わってすぐにご自身の環境で実践されていました。
ただ、マインドマップに限らずツールを活用できるかどうかは、学んだ期間や量には比例するとは限りません。
むしろ、下手に知識があることでわかったつもりになってしまい、学習の——ツールの習得を妨げることがあるくらいです。
これは思考の癖のようなもので、本人は全く自覚がありません。
【MM小冊子】カレーライスから閃いたツールの活かし方〜5.ツールを活かすために必要なこと〜他にもいくつか学習を妨げてしまう癖があり、そのことに自分で気づくことができない限りはいつまで経っても先に進めない事態が続いてしまうことがあります。
そこで、マインドマップを描き続けたことを通じて、マインドマップ講座を通じて受講生の方から、マインドマップを習得するにあたり大事なことについて共有したいと思います。
有名人や結果を出している人のハウツーはドツボにハマる!?
学習となるとついつい意識してしまうのが、勉強法です。
これまでにも勉強法・学習法をテーマにした記事をいくつか書いてきました。
【学習法】学習する上で重要なこと!キーワードはSourceとResourceの違い(概要編)そして、世の中にはたくさん学習法について書かれた本があります。
ブームなのは英語関係の本ですが、受験勉強や就職の筆記試験対策などいろんなジャンルの本が毎年のように出版されています。
どの本にも共通しているのが
ハウツー本
ということ。
具体的な方法が書かれているケースが多いので、参考になることが多いのは確かです。
しかし、あくまで方法論について書かれている本なので、どんなライフスタイルの人にも、どんな想いを持っている人にも通じるとは限りません。
例えば、よくあるお勧めな学習法として紹介されているものとして、
学習の効率が高い朝早くのゴールデンタイムに勉強するのがお勧め
という話があります。
しかし、そもそも朝早く起きるのに苦手意識が高い人や、仕事の関係で夜勤が多く、朝早くに何かするのが厳しい人が朝早く勉強をするのは果たしてベストでしょうか?
つまり、どんな有名人や結果を出した人のハウツー本を参考にしたいと思っても、自分のライフスタイルや現状に合わないものは役に立たない可能性が非常に高いということです。
【まとめ】学習法に頼るな!学習効率を最大限高めるためには?何を望んでいるのかを知っていますか?
また、学んだことをどのように使いたいかによっても学ぶ意欲や、学びたい内容は異なるので、必然と他の人とは異なったアプローチが最適な場合があります。
特に、学習する上で明らかにしておきたいのは、
自分は学習することで何を望んでいるのか?
を明らかにしておくことです。
いわゆる動機です。
もちろんきっかけはどうあれ、動機は途中で変わってもいいと思います。
私もマインドマップを最初学びたいと思った時は、読んだ本を整理するための整理術を身に付けたいと思っていました。
けれど、マップを描いていくうちにコミュニケーションツールとして使う方が楽しいと思うようになり、整理するよりも他の用途で活用するケースが圧倒的に多いです。
受講生のIさんも、元々は出版する本の内容を整理する目的で講座を受講されていましたが、今は他で受講しているセミナーや講座や、自身の講座の内容を整理するために活用されています。
もちろんマインドマップは整理術としても活用できますが、
そもそも整理したことをどのようにしたいのか?
によって、最適な整理する方法は変わってきてしまいます。
私が他のセミナーでマインドマップを描いている方と何度か遭遇したことがあります。
パッと見た目すごく綺麗にまとめられているマップを描いていましたが、気になっていることをよく質問していました。
「描いたマップを見返すことはありますか?」
と。
今のところ、私がお伝えした方でない人は全員「……見返すことはないです」という答えが返ってきます。
見返すことがないのに、なぜマップを描くのでしょうか?
その質問もすれば良かったと、今になって思いますw
ここで重要になるのが、見返すことがないことが悪いわけでも、見返すことが良いわけでもないということです。
学んだことを日常生活に活かしたいと望むのであれば、それを叶えることができるように工夫することが大事になります。
一方で、ただ納得のいくマップを描くことを望むのであれば、私が質問した人たちのように見返す必要はないでしょう。
なぜなら、描いて満足いくことが何よりも重要になるから。
けっこう何を望んでいるのかもわからないまま、ただ何となく学びにきた方。
または、ご自身が望んでいると言っていることにあまり想いが乗っていない方が多いです。
だから、学んだことをどう使うか?という発想にならないから、ハウツーを知ったところで使えるようになる前に諦めてしまいます。
やる気や本気度には関係ないパターンです。
やる気があるはずなのに長続きしない、または、すぐに諦めてしまう方はまず自分が何を望んで学ぼうとしているのか?
今一度向き合ってみではいかがでしょうか?
それこそ、マインドマップで!
何を望んでいるのか自分で認識できれば、今どうしたいのか自分で判断できるようになっていきますので。
望んでいることとは、目的や目標に意味合いは近いですが、必ずしもそこまで明確である必要はないと私は考えています。
別に途中でいくらでも変わってもいいわけですし。
下手に固定してしまうと、本当に望んでいることに気づけないままスルーしてしまうかもしれませんので。
実際にやってみることで、目的や目標が明確になっていくイメージです。
今回の話は別にマインドマップに限らない話でもありますので、学習がなかなか捗らないと感じている方は是非参考にしてみてください♪( ´▽`)
次回は、他のテーマでお届けしますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!