自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

音楽に興味を持つようになったきっかけ『尾崎豊』 その1

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

もうすでに故人だし、リアルタイムには知っていなかったけれど、中学生以降ずっと支えになっているアーティストの曲があります。

そのアーティストとは、
尾崎豊
です。

つい先日特集番組が放送されましたが、亡くなって30年近く経つのになぜいまだに毎年のように特集され、何が魅了し続けるのでしょうか?

彼の大ファンの一人として、その魅力について語ってみたいと思います!

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

魅力に感じるポイントとは?

尾崎豊との出会い

記憶に齟齬があって正確な年は覚えていませんが、、、

覚えているのは『知ってるつもり?!』で尾崎豊が特集された1997年。
母親が兄に観るように勧め、兄が気に入って毎日尾崎豊の曲を聴くようになって彼の存在を初めて認識しました。

ただ、当時中2だった僕は……尾崎豊の曲に対して、最初はものすごく苦手意識を感じていましたw

なぜかというと、今まで聞いたことない感じで熱唱している歌を、初めは受け入れることができなかったから。

「なんでこんなに熱く歌ってるんだろう?」
と冷ややかな態度で、兄の部屋から聞こえてくる歌を聞き流していました。

ところが、次第に自分も聴きたくなって、いつの間にかぼくも口ずさむようになっていたのです。

ちょうど思春期真っ盛り。
親や同級生との関係や、怪我のことで一人で悩んでいた時期だったので、歌に込めれた尾崎豊の想いに触れて感化されたのかもしれません。

「今まで悩んでいたことや、モヤモヤしていたときに感じていたことって、まさに15の夜の歌詞のようだ」
と高校生になったときに実感した時の感覚は、今でも忘れられません。

学校では教わらないことに悩み始める

15の夜でまず響いたポイントは、この部分の歌詞。

自分の存在がなんなのかさえ わからず震えている

15の夜

15の夜

自我が発達していって、
「生きているってなんだろう?」「自分ってなんだろう?」「死んだらどうなるの?」って小6ぐらいの頃から考えるようになって。

もちろん答えなんか見つかることもなく、ただ一人でいるときにそういったことを考える時間が増えてきて、寂しさや恐怖心を感じていたことを思い出す。

あと当時をさらに振り返って懐かしく思い出すのは、天空の城ラピュタの主題歌『君をのせて』で——

父さんが残した 熱い想い

母さんがくれた あの眼差し

君をのせて

この部分で、「両親が死んだらどうしよう?」という想いに駆られてしまい、怖くてしばらくラピュタは観れなかったことw

そんなこと当時は誰にも話せなかった分、15の夜を歌っていると余計に当時の記憶が蘇ってきます。

自由になれた気がした……なんでもできる気がした

そして、高校生になってすぐに思い知ったのはこの歌詞の部分。

盗んだバイクで走り出す 行く先もわからぬまま

暗い夜の帷の中へ

誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に

自由になれた気がした 15の夜

15の夜

高校生になって行動範囲が格段に広がって、できることも増えていった。
けれど、同時に自分たちだけでは生きていくことをできないことを感じて。

担任の先生から大人扱いされるのを嬉しく思うものの、ただ放置されているだけな気がして反発。

結局そこから抜け出せていない感じを、何度となく味わった高校生活だった。

最初はかっこいい姿に憧れていた

そんな高校生活がスタートした当初、ぼくの尾崎豊に対する評価はカッコイイ人だった。

顔はもちろんだけど、体型も、服装も、もちろん歌声もカッコイイ!!
ある意味憧れ的な感じだけで尾崎豊のファンになっていたと思う。

その当時よく聴いていたのは、
十七歳の地図
15の夜
卒業
僕が僕であるために
シェリー
Forget me not
Oh my little girl
I love you
といった尾崎のことをよく知らない人でも、曲名くらいは知ってそうな10代の時に作った曲。

あの頃は、ただ真似をして、がむしゃらにカラオケで熱唱していた。
もちろん歌詞に共感する部分がたくさんあるだけに。

けれど、友人たちがそれぞれ好きなアーティストの曲を歌っているのを聴いているうちに、歌い手がどんな想いを込めて歌っているのか気になり始めた。

そうなって、初めて気が付いたのは、尾崎が10代に作ったアルバムごとに尾崎の心境が変わっているような歌詞があることだった。

つづく

ブログを書き始める前は今回だけのつもりだったけれど、全然それだけでは終わらない感じだと途中で気付き、連載形式にしましたw

高校中退前にデビューして、高校中退して卒業式の日に伝説のライブ。
『卒業』で一気に知名度を上げてからの、『Forget me not』。

ライブな想いを歌に込めて歌い続った尾崎。
彼の歌を通して、当時感じていたことの続きは次回に。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

音楽に興味を持つようになったきっかけ『尾崎豊』 その2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA