こんにちは、おかちゃんせんせいです!
前回優先順位の章第2回目をお届けしました。
【はじまりの書】優先順位の章 vol.2〜あなたの学ぶ姿勢は?〜その中で、優先順位を確認する上で重要になる3つのことをピックアップ。
- 自分の姿勢を決めているか?
- 日常生活で活用したいシーン
- 日常生活を見直すつもりはあるのか?
今回は、
②日常生活で活用したいシーン
をテーマにしてお届けします!
目次
当たり前だと思われていることこそ大切に
マインドマップをお伝えしてきて、習得していく人とそうでない人の差の一つが当たり前なことを自身でしっかり把握しているです。
当たり前のことというのは、
ツールを活用するのは誰か?
という話です。
例えば、あなたがマインドマップを学んだとしたら、それを活用するのは誰でしょうか?
答えは、あなた自身です。
「何を当たり前の質問をしているんだ?」
と思われるかもしれません。
しかし、その当たり前のことを疎かにしている人があまりにも多いのも事実です。
疎かにしていることは
自身の生活パターンや思考、習性などへの理解
になります。
例えば、仕事に活かしたいと言ってツールを学びにきているのに、仕事とは全く関係ないシーンでずっと練習する。
夜が弱いという自覚があるのに、ツールの習得を夜の日課に取り組もうとする。
学びたての時に、もっと簡単にできる方法があるはずだと思って、楽する道を探そうとする。
などなど。
はい、上記はマインドマップを学ぶ前の自分の状態です……w
活用したいと思っているのに、一向に本番で活用しようとしない。
自分の生活パターン的に無理があるのに、無理矢理ねじ込もうとして長続きせず、「忙しくて時間がない」というやらなくてもいい理由をいつも掲げる。
別にそのことに対しても良し悪しはないですが、本来の目的はいつまで経っても達成できないという事実だけが残り続けることになるのです。
忙しいと思ったときからこそ本番
仕事においても同じことが言えます。
「業務を効率化したい」という要望はどの職場に言っても聞いたし、効率化するように指示を受けたことが何度もあります。
けれど、いざ効率化を進めようとすると、「今は仕事が忙しくて新しいことはできない」「タイミングではない」と言われて避けられてきたのがほとんど。
唯一某大手に勤めていた時には、効率化するための支援は惜しまない姿勢を上司から感じていたし、会社全体からもその姿勢を感じて「さすがだ!!」と強く感銘することが多かったです。
その会社の姿勢から感じたことは至ってシンプル。
「一度やると決めたことは、まずやってみる!」
だから、大手なのにスピード感はとても速かったし、問題が起きた時にすぐに取り組んで解決しようとするし、会社の風習が体現できていたんだと思う。
では、個人としてはどうしたらいいのでしょうか?
まずはやってみるという姿勢は大事ですが、それでも活用できないと感じるときには生活習慣を見直した方がいいです。
もちろん活用したいシーンを意識して。
そもそもですが、「忙しくて時間がないからできない」という思考ではいつまで経っても何も習得できません。
例えば、どんなに仕事で忙しいと感じても、今日中にやらなくてはいけないものがあったときに、「忙しくて時間がないから」なんていう理由ですぐに諦めることはしないのではないでしょうか。
忙しいのであれば、他の人に仕事を割り振ったり、優先順位を考えたり、残業したりしてなんとかこなす方法を考えると思います。
それと同じで、「忙しい」と思ったときこそ本番。
「どうやったらできるのか?」
という思考をフル回転させるのです。
高校までまったく勉強してこなかったぼくの友人の話です。
彼はどうしても行きたい大学があり、浪人時代に受験勉強をする必要があったのですが、同時に大学に通うためのお金を稼ぐ必要もあったそうです。
そこで彼は、新聞配達をしながらでも隙間時間に勉強できるように、両腕に覚えたい単語や内容について書いた紙を巻いて、いつでも勉強できるように工夫。
さらに、新聞配達を選んだのは体育大学に入った後のことを考えて、体力作りも兼ねていたようで、お金を稼ぎながら勉強もして、運動もして、その時間を無駄にしないようにして1年間過ごし、見事大学に合格しました。
ぼくはその話を聞いたときに、彼のように徹底してすることはできないとは感じましたが、
「自分がしたいと思っていることを、形にするために工夫する余地はまだまだあるんだ」
という勇気をもらいました。
活用シーンをイメージして行う
結局のところ、何か身につけたいことがあるんであれば、つべこべ言わずやってみることが大事。
つべこべ考えている時には、たいてい楽する方向に——やらなくてもいい方向に思考が働きがちなので。
それで、実際にやってみる時ですが、
ただやってみるのではなく、活用するシーンをしっかりイメージしながら行うことも大事です。
スポーツでもそうですが、バスケにしてもただ闇雲にシュート練習をするよりも、ディフェンスが目の前にいることを想定して練習した方が試合では活かすことができます。
試合でまったく邪魔されずにシュートを打つことができるのは、フリースローだけですから。
なので、スポーツであろうと、勉強であろうと、他のことであろうと活用シーンをイメージするときには、
どんな目的を達成するために、
いつ、どこでやるのか、なぜそうすると良いと考えたのかを具体的にイメージにすると良いです。
勉強
目的:志望校合格
→志望大学でしか学びたい研究テーマを扱っていないため。
いつ? :平日は放課後、休日は日中
どこで?:図書館
なぜ? :まとまった時間がなかったり、家だと他のことが気になったりして勉強に集中できないため。
ツール
目的:コミュニケーションツールを仕事で活用したい
→いつも商談の際にトークが相手に刺さらず契約まで至らないため。
いつ? :商談のヒアリング
どこで?:会議室
なぜ? :相手にイメージを共有するために、資料を画面に表示させながらプレゼンをしたいから。
- 当たり前だと思っていることこそ疎かにしないこと。
- 何をするにも忙しいと思っている時は、諦める思考の前兆。
- 活用したいことがあるのであれば、常に活用したいシーンをイメージしておくこと。