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スラムダンクから学ぶ『諦めない心』vol.1〜あきらめの悪い男・三井寿〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

また突如始まった新企画・スラムダンク特集の時間です。
テーマは『諦めない心』。
そういうことを感じるシーンについて、ピックアップした人物を中心にして取り上げたいと思います。

初回のピックアップ人物は、
あきらめの悪い男・ミッチーこと三井寿
です。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

あきらめの悪い男・ミッチー

#71 BASKET BALL

中学時代はスーパースター選手だったミッチー。

安西先生のおかげで県大会優勝ができたので、その恩返しがしたくて安西先生が監督をする湘北高校に入学を決める。

弱小だったチームを全国制覇に導いて安西先生に恩を返すため期待の新人として入学するが、同じ新入生で190cmを超える長身・赤木剛憲も入部を決めていた——ミッチーと同じ全国制覇を目標に掲げて。

二人はライバル心むき出しで競い合うが、練習の最中にミッチーは膝を痛めてしまう。
入院することになり焦るミッチーは、医者の忠告を無視してこっそり練習し、自己判断で練習に復帰。
そこで再び同じ場所を痛め、本試合の出場が不可能になる。

ライバルである赤城が初試合にデビューしている様子を見たミッチーは、それ以来バスケ部から姿を消すのであった。

怪我は治ったものの、素行の悪い不良グループとたむろするようになり、後輩で期待の新人として注目された宮城リョータ(リョーちん)をリンチしようとして、返り討ちにあい再度入院することになったミッチー。

そして、今度はバスケ部自体を潰そうと不良集団と体育館に乗り込み、桜木や流川・リョーちんと殴り合いの喧嘩騒動にまで発展。
しばらく経って、赤城が体育館に入ってきて、ミッチーの過去を知ることになる部員たち。

バスケが本当はしたいんじゃないのか、と仲間の不良や同期の小暮・リョーちんに指摘されるも、頑なに否定するミッチー。

そこに恩師である安西先生が体育館にやってきて——

「スラムダンクの名シーンと言えば?」
とアンケートを取ったとしたら、ベスト3には入るんじゃないかと思うシーンです。

本当はバスケをまたやりたいけれどプライドの高さから素直になれず、不良グループを率いて本心とは真逆のことをしてしまうミッチー。
ミッチーとしてはバスケから離れた2年間は不本意な時間だったかもしれないけれど、でもその時間があったからこそあきらめの悪い男・ミッチーとして覚醒したんだとぼくは感じました。

#93 三井限界説

湘北高校がインターハイ予選で決戦トーナメントに進むために立ち塞がったのは、選手兼監督をつとめる藤間率いる翔陽高校。

インターハイ出場常連校に対して前半五角の戦いをするが、藤間が出場した途端に一気に10点差以上つけられてしまう。
さらに、安西先生が勝つために必要な二人——桜木とミッチーは、桜木は4ファウルで退場の危機。
ミッチーは2年間のブランクと、相手校の長谷川選手にボックスワンでマークされてしまい、体力がまったく残っていなかった。

敵である翔陽の選手には「三井は限界だぞ」と言われ、控えの一年生には心配される始末のミッチー。

そんな中、長谷川からファウルを受けて3本のフリースローのチャンスを得たところで——

Twitterでもこの言葉を引用して、自分を奮起させている方は結構いました。

言葉を心の中で唱えるだけでも、漫画のこのシーンを思い出して「いっちょまたやりますか!」という気持ちになります。

体力がないから諦めるのではなく
ブランクがあるから諦めるのではなく
自分の底力を信じて奮起したミッチー

今自分にできることに集中するときに、このシーンをこれからも思い出したいです!

#247 譲れない

インターハイ2回戦目の相手は、インターハイ優勝常連校であり、歴代最強のメンバーが揃っていると言われている山王高校。

前半はリードして終えるものの、後半は一気に20点差まで点差を広げられてしまう。
気持ち的に負けムードだった雰囲気を桜木が一蹴。
敵センター河田にまったく歯が立たない赤木は、赤木のライバルである魚住の苦言により「全国制覇は譲れない」という気持ちを思い出し復活した赤木。

そして、翔陽戦以上に体力が削られ、立っているのもやっとの状態でディフェンスもろくにできない状態のミッチー。
それでも、魚住が赤木に苦言した言葉に、自分の存在意義・役割を思い出していくミッチー。

「河田は河田 赤木は赤木ってことだ・・・(そして、オレは・・・)」

一度諦めかけたことを悔いたことのあるミッチーだからこそ、この言葉に重みを感じます。

物語のクライマックスで、試合中にあえて赤木のライバルだった魚住を登場させてくれたことが個人的にはすごく良かったです。
魚住にとってはライバルな存在と認めた存在だからこそ、その認めた赤木がらしくもない姿を晒していることがきっと耐えられたかったのでしょう。

その想いが同じ学年である赤木とミッチーの心に火を灯し、ゴリとあきらめの悪い男を復活させたのは間違いないです。


まとめ

『諦めない心』特集・第1回目はミッチーをピックアップしましたが、みなさんいかがでしたでしょうか?

スラムダンクの漫画を読み込んでいる方であれば、
「このシーンは◯巻だな」
とわかったかもしれませんw

ぼく自身、この特集をやると決めたときにはピックアップするシーンと、そのシーンが大体何巻にあるのかを把握してます。
なんせこれまで読んだ漫画の中で一番繰り返し見返してますからw

ミッチーのような諦めない心はきっと誰の中にもあると思います。
ただ、その存在に気づくことができるかどうか。

ミッチーの場合はピンチの状況で安西先生と出会い、受け取った言葉がスイッチとなり諦めない心に火がつきます。

この諦めない心って、要は底力なんじゃないのかと今回読み返してみて改めて感じました。
そして、その底力は自分を信じることによって発揮される。
ミッチーは安西先生がきっかけで、一度は信じれなくなった自信を取り戻し、底力を発揮してチームのピンチを何度も救ってきました。

底力といえば、AKB48やモーニング娘。のダンスの振り付けを担当した夏まゆみさんの本に、底力をテーマについて書いてあったことを思い出した。
個人的には実用書の中ではおすすめ本ベスト3に入る本なので、いずれブログでもレビューしたいと思います!





それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!




次回のピックアップは、
何人たりとも眠りを妨げてはいけないあの方
ですw

【まとめ】スラムダンクから学ぶ『諦めない心』

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