こんにちは、おかちゃんせんせいです！
スラムダンク特集もいよいよラスト。
ミッチー、流川、魚住、桜木ときて、最後は安西先生です。
目次
いろんな場面で引用されるようになった名台詞
安西先生といえば、スラムダンクの名台詞集で誰もが思いつくだろうあの言葉——
諦めたらそこで試合終了だよ
ではないでしょうか。
この台詞は他のアニメや漫画でもよく使われているし、Twitterとか見ていても諦めずに粘り勝ちした試合のツイートには安西先生のこの台詞が多用されています。
言われてみれば当たり前のことかもしれないけれど、もう諦めそうになった場面でこの言葉を思い出せたり、声掛けられたりしたら、なんとしてでも最後まで諦めずにやり切ることができる気がします！
スラムダンクでこの言葉が最初に登場したのは、ミッチーの回想シーン。
県大会決勝で残り時間わずかで負けていて、さらに相手ボール。
その状況になって勝ちを諦めたミッチーに対して声をかけたのが、安西先生でした。
その言葉をきっかけに最後まで諦めなかったミッチーは、最後に逆転シュートを決めて県大会優勝。
優勝は安西先生のおかげだと感じたミッチーは、強豪校からオファーを断って、安西先生率いる弱小校・湘北高校へ進学し、安西先生に恩返しすることを決意しました。
その後の出来事についてはミッチーの回でまとめたので割愛しますが、一度はバスケ人生を諦めぐれてしまったミッチーを諦めの悪い男に変えてしまう安西先生の魅力って一体なんなのでしょうか？
諦めきれない想い
きっとその魅力は安西先生が諦めきれない想いをずっと抱いているからではないでしょうか。
安西先生は高校で監督をする前に大学で監督をしていたことがあり、そこで将来有望な選手に出会います。
２mの長身でそれに似つかわしくない運動能力があった一年生谷沢。
彼に期待していたからこそ、他の選手以上にスパルタ指導で基礎を身につけさせ、監督生活の最後に谷沢を日本一の選手にするのが、当時の安西先生の夢でした。
しかし、それが谷沢に伝わることもなく、無断で単身アメリカに渡ってしまい——渡米してから５年後にまさかの単身事故死。
その事件がきっかけで安西先生は大学を離れ、夢を手放せないまま諦めきれず湘北高校で指導し続けていたのです。
だからこそ、そんな最中県大会決勝の視察をしている時に、まだ逆転のチャンスはあるのに諦めようとしているミッチーの姿を見て、他人事には思えなかったのではないでしょうか。
そして、諦めきれない想いを抱き続けているからこそ、安西先生の言葉がミッチーや他の選手に深く響くのかもしれませんね。
その後宙ぶらりんになっていた夢が、期待の新人・流川楓と、初心者だけれど信じられないスピードで急成長する桜木花道の存在で再び現実化していくことになります。
もう一つ心に響く名言
実は、
諦めたらそこで試合終了だよ
以外にも、考えさせられる安西先生の名言があります。
それが谷沢の回想シーンであった
お前のためにチームがあるんじゃねぇ
チームの為にお前がいるんだ！！
という言葉。
この言葉を理解し意識できているかどうかで、
団体競技をやっている時にここぞというときに差が出ます。
独りよがりのプレーで勝てるような差がある場合には良いけれど、
僅差だったり、相手の方が強い時には独りよがりのプレーはチームプレイを破綻させます。
なぜなら、
独りよがりのプレーをする→上手くいかない→それでも独りよがりのプレーをする→どんどん事態が悪化する→……
という負のスパイラルが起き続けるから。
私自身にも思い当たる節があります。
バレーボールで相手チームの方が強いのにも関わらず、自分が出しゃばったプレーをするので一向に試合に勝てず。
けれど、チームが勝つためにはどうすれば良いのか、というところに立ち返ってみた時、自分がみんなを活かす側・セッターになることで、これまで負け続けていたのが嘘のように、それ以降全勝できました。
自分が、自分が、と我を剥き出しなプレーは、チーム連携を乱してしまいがちになり、結局すればするほど自分がやりたいことがやれない事態に陥ってしまいます。
スポーツに限らず、チームで何か活動している人には教訓にしておきたい名言です。
スラムダンク特集、いかがでしたでしょうか。
私の基準で選んだ諦めない心シリーズとして、もうダメだと思った時こそ響いてくるシーン・言葉をまとめました。
まだ読んでいない記事がありましたら、是非読んでみてくださいね。
【まとめ】スラムダンクから学ぶ『諦めない心』
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