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【ゲームから学べること】テイルズオブアライズvol.2_強制労働による支配

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

また新たな特集シリーズを始めてしまいました
【ゲームから学べること】シリーズ!

記念すべき第1作品目は
テイルズオブアライズ
です。

2回目である今回は、
ゲーム前半のテーマである領戦王争(スルドブリガ)を通して、現代社会にも垣間見られる支配形態(社会)について、自分なりにまとめていきます。

【ゲームから学べること】テイルズオブアライズは「現代社会の中でどうありたいか?」を問いかけてくれるゲーム_vol.1

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

カラグリアの支配社会「強制労働」

一番わかりやすい支配の方法である強制労働

まずゲーム序盤、物語はカラグリアという「劫火と灰渦巻く国」——火の星霊力が豊富なダナ五領の一つからスタートする。

領将ビエゾが支配するカラグリアでは鉱石などの資源が豊富に採取できることから、奴隷であるダナ人はそこで強制労働させれている。
さらに、ダナ人の手の甲には星霊力を吸収する石が付けられており、強制労働させられながらも手の甲からは体内のエネルギーを吸収され、二重に搾取されるという生き地獄を300年間味わってきた。

心身ともに疲弊して、使えなくなったらすぐに使い捨てる。
ゲームだけに限った話だけではなく、現代社会でもいまだに似たような話は少なくない。

強制労働で肉体的にも、精神的にも酷使することで抗う意志を削いでいき、相手の意志とは関係なく支配する構造は、一番わかりやすい支配の仕方。

似たような例〜ペルソナ5〜

このカラグリアでの支配を見たときにパッと思い出したのは、二つのアニメ・漫画のシーン。

アニメではペルソナ5で怪盗団に最後に仲間入りするノワールこと奥村春の回で明らかになった、奥村フーズの実態。
急成長した奥村フーズの奥村社長が、従業員は使えなくなったら即廃棄するロボット的な存在だと認知していることが明らかになります。

使えなくなった即廃棄、即解雇する。
別にゲームやアニメだけの話に限ったことではありません。

自分自身も即解雇というわけではありませんでしたが、
健康業界の会社に勤めていたのに社員の健康面には全然見向きもしてくれなくて。
SOSを責任者の方に出しましたが、結局何も会社からは対応してくれなくて。


それなのに、辞めることを決断した時には「自己都合で辞めて欲しい」と言われ・・・
まぁ、そう言われたことで逆に清々したというか、これ以上ここに留まることに身の危険を感じたことを今でも覚えています。

とはいえ、まだ自分の場合は労働の対価としてお金を受け取っていたので強制労働とまではいきません。
典型的な強制労働には働いた対価はないに等しいので。

もう一つの例〜キングダム〜

現時点で連載中のキングダムで、秦の将軍の一人である壁が、前回の戦いで捕虜となり、番吾で強制労働させられているシーンがありました。

まさに過去の戦争では特に、世界各地で当たり前に起きていただろう光景。

強制労働にはそもそも先が見えない不安と苦痛しかなくて。
だからこそ、抵抗組織が生まれやすくもあるのかもしれませんね。

支配から抜け出すためには?

では、強制労働から抜け出したいと思った時に、考えられる手段は何があるのでしょうか?

物語では主人公であるアルフェンがダナ人の抵抗組織に加担して、カラグリアの領将ピエゾを討ち果たし、外部との行き来を遮断している壁を壊すことでカラグリアを解放します。

ただ、現実として誰かそういった存在が出てくるのを待っているだけでは、状況はいつまで経っても変わりません。

本当に今の状況から抜け出すためには、戦うというのも一つの手段ですが、もう一つは逃げ出すという手段もあります。
もちろんどちらもリスクが伴いますが、状況に甘んじているだけでは何も変わらない。
「誰かがなんとかしてくれる(はず)」
「ヒーローが助けてくれる(はず)」
と期待するだけでは、その想いだけだずっと続くだけ。

過酷な強制労働まではさせられていなくとも、
有無を言わさず働かさせられているのに嫌気がさしている人は、
一度本当はどうしたいのか?
について自分で考えてみることが大事かもしれません。

会社は会社で思惑があるので、
何も行動しなければ、
何も変わりません。

何も声に出して伝えてみないことには、
何も伝わらないし、
期待したような展開にはなり得ないと思うから。


おわりに

記事を書いてみて思ったのは、私自身良い方向に話は進みませんでしたが、あの辛かった時に自分の想い・状況をしっかり会社に伝えて良かったなぁ、ということ。

あのとき伝えることができた経験があるから、今では辛い状況が続いたときにはSOSが出せるようになったし、伝えることで改善してもらえたことが何度もありません。

ただ自分で考えることなく従っているだけでは何も変わらない。
これは、他の支配社会でも通じることですから。


次回は、疑心暗鬼に囚われている国シスロディアでの物語を中心に、記事を書きたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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