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【はじまりの書】思考の章 vol.1〜そもそも思考とは?〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

これまでにはじまりの書と題して、下記3つのテーマについてまとめてきました。

・分析の章
・姿勢の章
・優先順位の章

どれも関係性はありますが、それぞれメインとなるキーワードが異なります。

今回は最近よくテーマに扱っている思考をキーワードとして、はじまりの書をまとめていきたいと思います。

はじまりの書〜分析の章 Vol1. 心構え編〜 【はじまりの書】〜姿勢の章 Vol1.一部で全体を視ることのリスク①〜 【はじまりの書】優先順位の章 vol.1〜あなたはにとっての道導は?〜

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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思考の章 vol.1

そもそも思考とは?

話を進める前に、まず認識合わせから始めます。

全世界でのベストセラー本としてもピックアップされている本の一つに、「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの本があります。

読んだことはなくても、本のタイトルくらいは聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

他にも思考をテーマにした本は世の中にたくさん出ていて、今更感があるかもしれませんが、、、
でも、どうしても書いておきたい衝動に駆られたので、書きたいように書いていきますw

早速ではありますが、みなさんは「そもそも思考とは?」と聞かれたらなんと答えますか?

  1. 考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。「―を巡らす」「―力が鈍る」
  2. 哲学で、広義には、人間の知的精神作用の総称。狭義には、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する知性の働きをいう。
  3. 心理学で、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する心の働きや機能をいう。
goo辞典

辞書的な意味で言えば、上記の通り。

わかるようでわからない感じ。
ただ、今回の章では1の意味に近い意味で用います。

近い意味というのには理由があって、意識的に考えが働く場面だけではなく、無意識的に考えが働く場面があるからです。
むしろ、日常生活を送っていて、毎瞬あれこれと頭を働かせることの方が少なくて、過去経験によって形成されていった考えが自動的に働くことの方が多いです。

例えば、歯を磨くとき、運転するとき、皿を洗うときなど。
もう当たり前になっていることを実行するときに、あれこれ意識的に考えることはありませんよね?

そういったこと(考えて実行すること)が積み重なって日常生活が創られている意味で言えば、思考が現実化するという話は当然と言えば当然ですね。

思考は見えないからモヤモヤ感がする

悩みの定番といえば、モヤモヤです。

マインドマップ講座の受講生の中にも、普段モヤモヤすることを整理して解消するためにマインドマップを活用したいという方は少なくありません。

モヤモヤの原因はともかくとして、なぜモヤモヤしている感覚がするのでしょうか?

それは、モヤモヤという言葉で表現するように、頭の中がモヤのように霧がかっていて掴みどころがない感じがするからでしょう。
さらになぜ掴みどころがない感じがするかというと、頭の中で思考を整理しようとしても、日頃当たり前になっている思考が優勢に働くために考えが無限ループしてしまうから。

だから、頭の中だけで整理しようとしても、考えがまとまらずにいつまで経っても同じことで悩み続けることになるのです。

つまり、モヤモヤの状態は決して悪い状態ではなく、
「頭の中で考えているだけじゃあ、いつまで経っても変わらないよー」
というサインなので、むしろ自分にとって重要な反応だとぼくは捉えています。

それこそ、風邪を引いたら、体内で悪さをしているものを外に排出するために発熱するように。
発熱するってことは免疫反応が起きているってことだから、免疫機能が起きなかったり、無視したらどうなると思いますか?

モヤモヤも免疫反応と同じなので、早く解消したい気持ちはわかりますが、、、
闇雲に解消しようとすると結局同じようなことがまた起きて、延々とモヤモヤを味わい続けることになるので要注意です。

思考は見えないからこそ迷子になりやすい

思考は見えないものだからこそ、つい頭の中だけで完結させがちです。

けれど、頭の中だけで完結させようとすると、上述した通り同じことをいつまでも考え続けることになり、モヤモヤが蓄積していきます。

そうなったとき、みなさんなら次のアクションはどうしますか?

ここがターニングポイントです。

モヤモヤ=悪いものだと認識していると、きっとなんとかして解消したいってなりますよね?

すると、起きやすい思考パターンは
自分では悪いものをなんともできない→悪いものをなんとかしてくれる存在に頼る
というパターンです。

これって、風邪引いたら深く考えずに医師に頼ると似たようなパターンです。

有識者に頼るというのは妥当な手段かもしれませんが、一度そのことに慣れてしまうと、何かあると自分では何も考えずにそういった存在に頼ろうという思考が働きやすくなります

さらに、一度有識者に頼ったことで良い体験をしてしまうと、どういった思考パターンが起きやすいのかというと——
自分で考えるとモヤモヤして悩んでしまう
→あの人に頼っておけば間違いがない
→あれこれ考えなくて楽に済む
→これからもこうしよう
というパターンが形成されていきます。

このようにして思考を誰かに委ねることによって楽をしたいという想いが強くなると、自分で考えることをやめて相手に依存するようになるのです。

もしそういった生き方をしたい、自分で考え判断して自己責任を持ちたくないと考える人は、考えることを放棄した生き方を選んだ方が無難です。
自己責任を持つことが良いというのも思い込みですから。

けれど、もし自らに由る生き方を願うのであれば、思考に対して向き合うことが重要になりまります。

次回は自らに由る生き方をしたいと願う方向けに、思考をチェックするアプローチについてお伝えします。

まとめ

「考えるな、感じろ!」という名言があります。

確かに考え過ぎてしまうと、何も身動きがとれなくなってしまう可能性が高いから。
けれど、考えることを放棄してしまうと、それに伴うリスクもあることを理解しておくことが大切です。

考えること——思考が日常生活を創っていきますので、次回以降も思考をキーポイントとしてまとめていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

【はじまりの書】思考の章 vol.2〜長続きしない要因とは?〜

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