こんにちは、おかちゃんせんせいです!
前回の記事は書き始めたら止まらなくなり、まさかの次回に持ち越し!(◎_◎;)
ということで、前回の続きからスタートします(^^)v
目次
お勧めの「君の名は。」二次小説
前回は二次創作として漫画「転生したらヤムチャだった件」をご紹介しました。
そこで、今回は二次創作の中でも小説——二次小説(SS)についての話から始めたいと思います。
おそらく二次創作の中でも、ネット上にたくさんあるものの一つに、二次小説があります。
最近のアニメ化された作品のうち、「転生したらスライムだった件」や「ソードアートオンライン」、「オーバーロード」などのWeb小説が公開されている小説家になろうよというサイトにも、二次小説の作品は多数アップされています。
いろんな二次小説を拝見させていただきましたが、どのifの世界も面白いものが多いんです!
例えば、2016年に公開された大ヒット映画「君の名は。」の二次創作もたくさんあります。
彗星が落ちる前に瀧くんと三葉が出逢っていたバージョンや、瀧くんと三葉が同じ年で同じところに住んでいたバージョンとか。
原作とはもちろん違いますが、いろんなバージョンの作品がネット上にはたくさんあります。
また、原作の続きの話——つまり、後日談もけっこうありまして、個人的に気に入っているのは、三葉の妹である四葉の視点で描かれた下記作品が特に好きです!
後日談ではありますが、もし三葉より先に四葉が瀧くんに会うという他にはない設定で、とても面白いです!
どの作品にも共通して感じるのが、これを書いてくれた人は本当にその作品が大好きという気持ちです。
二次小説を読んでいると、前書きか後書きに
「映画やアニメを観て、続編が書きたくなって書きました」
というコメントなどから、すごく想いが伝わってきます。
今回の記事を書くきっかけになったスパロボの記事にも書いてありましたが、好きなことを堂々と好きって言えないなんて……
自分の好きが日頃から表現できていれば、他人の好きにも共感できるはず。
なのに、他人の好きを卑下するってことは……そう考えると、そちらの方が寂しい気がしますね。
少年時代に最も影響を受けたアニメ
ぼく自身も小説を好きで書きますが、小説を書いてみたいと思うきっかけを与えてくれた作品をご紹介したいと思います!
まずは原作から。
その原作は、ぼくが少年時代観たアニメの中で最も強い影響を受けた作品であり、いろんな視点で物事を観たいと思うきっかけを与えてくれた作品でもあります。
原作の名前は、機動戦艦ナデシコ。
今から20年以上前に放送されたアニメで、ちょうど同時期にエヴァンゲリオン(EVA)も放送されています。
EVAと同じのSFロボットアニメですが、ぼくはナデシコの方が好きです!
その理由を語り出すと止まらなくなりますが、あえて要点をまとめるとしたら以下の3点です。
- わかりやすい設定
- 個性的なキャラクター
- シリアスとギャグのバランスが絶妙
EVAにも魅力的なキャラクターはたくさんいますが、設定がわかりにくいのが難点。
あとEVAは後半からシリアスな展開しかなく、映画版はグロテスクすぎてぼくにはに再度観る勇気はありません(T . T)
それに対してナデシコは、シリアスとギャグのバランスが絶妙なんです!
ナデシコのテーマの一つは「戦争」で、登場キャラも何人か死亡し、シリアスな場面はけっこうあります。
けど、要所要所のギャグシーンがこれがまた面白くて、怖いシーンが苦手なぼくでもハマってしまいました。
その感じは劇場版でも同様です!
アキトの搭乗機であるブラックサレナと、登場時のBGMが格好良くて、BGMは今でも口ずさんでしまうことも♪
ただ、君の名は。のようにハッピーエンドで終わらなかったが・・・
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、主人公であるアキトがあまりにも報われないから、続編で報われてほしいってずっと思ってました。
余談ですが、前編で話題にあがったスパロボにナデシコが参戦した際に、劇場版とはまた違ったハッピーエンドの物語が用意されています!
ありがたや〜😭
一番大好きな二次小説「時ナデ」
そんな時に出会ったのが、ナデシコの二次小説である「時の流れに」。
通称時ナデと呼ばれているナデシコ二次小説の超大作。
原作以外のオリジナルキャラも多数登場しますが、原作のようにシリアスの中にあるギャグさが秀逸で、時ナデを基にしたある意味三次小説がたくさん投稿されるほどです。
時ナデは今の転生ブームの言葉を借りれば、タイムリープもの。
最悪な未来を生きたアキトが、精神だけ原作のスタート場面にタイムリープ。
最悪な未来を変えるために奔走するアキトと、それを支える一緒にタイムリープしたルリたちの逆行物語。
正直この話をスピンオフとしてでもいいから、続編にしてほしい。
アニメにならなくてもいいから、「転生したらヤムチャだった件」のように漫画化してほしいって、今でも本気で思ってます!
そもそも正義ってなに?
また、ナデシコが好きな最も大きな理由は、当時中3だったぼくに「そもそも正義ってなに?」というきっかけを与えてくれたことです。
昔のアニメは特にそうですが、敵味方が区別されていて、主人公側に正義があり、それを脅かす悪が存在するものが多いです。
今どきのアニメでいえば、鬼滅の刃がまさにそれです。
唯一無二の正しさがあって、それを脅かす方が悪者。
至ってシンプルな構図。
ワンピースの海軍の言葉を借りれば、絶対正義です。
しかし、正義はあくまで大義名分なので、人それぞれあるということ。
正義だと思う視点から観れば正しか思えても、反対の視点から観てみるとまったく正反対の見え方がする。
そのことを、ぼくはナデシコの第24話「どこにでもある『正義』」を観て、初めて思い知ったのです。
その視点を得てから、歴史を見つめてみると、今までとは違った見方ができるようになりました。
たとえば、童話にもなっている桃太郎の話。
悪さをする鬼を退治する桃太郎。
桃太郎側の視点に立てば、桃太郎側に正義があって、悪である鬼は退治されてめでたしめでたし。
これと同じような構図は、世界の至るところで定説となっています。
フロンティア精神という大義名分の名のもとに、野蛮なインディアンを征服したことになっているアメリカ史。
ぼくらが学校で学ぶ歴史は、あくまで勝者の歴史。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉があるように、勝った方の都合の良いように主観的に書かれるのはある意味当然。
だから、歴史を紐解くときに大事なのは、見聞きした話はどの視点で語られた話なのか、ということ。
同じ出来事であっても、勝者の視点で語られるのか、敗者の視点で語られるのか。
それぞれの現実は異なるので、誰が書き残したか、伝えたのかによって真実は異なる、ということ。
つまり、語られている歴史に唯一の正しさを求めるのではなく、いろんな見方をしてみる楽しさを体感する方が面白いことを、ぼくはナデシコを通じて学びました。
逆にそのことを知ってしまったが故に、権力者やマスコミなどが報道している内容に大義名分を感じるたびに、「また懲りずにやってるなぁ」とある意味感心してしまうことも度々ありますがΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
でも、お陰様で思考が支配される感覚は年々手放せている感じはしています。
だから、そうなるきっかけを与えてくれたナデシコは、ぼくにとっての心のバイブルでもあるのです(*´∇`*)
歴史の話になり、また大きく話が脱線してしまいましたが、大好きな物語だったからこそ、その物語の続きが読めることは至福でしかなくて。
その至福を感じることができなからこそ、「今度は自分も書いてみたい」と思うきっかけを得ました。
過去のことを後悔して、もしとかたらとかればとか、そんなことに悩む暇があったら、自分が創造したいIFを今表現していきたい。
久しぶりにナデシコのことを思い出すきっかけを得て、決意を新たにした新年度初日でした。
まだまだナデシコのことは語り足りないですが、今回はここまで!
今回記事を書いていて、やっぱり自分が好きだと思っていることが表現できている、という感覚はとても大切な気がしました。
いつも今書きたい記事しか書いていないので、まとまりのないブログになってしまっているとは思います。
けれど、まだ書き始めて2ヶ月。
まずは半年くらいまでは、書きたいように書いていきます。
表現してみたいことができれば、すぐ実践します。
そうやって毎日をご機嫌に生きている姿を、これからも子どもたちにも見せていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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