こんにちは、おかちゃんせんせいです!
昨日の記事に共感してくださった方のコメントを拝見して、私自身や身近な人Aさんで思い当たる節があったので続きの記事を書くことにしました。
続けたいことがどうしても続かない、うまくいかないのはなぜ?目次
手段が目的化しているかどうかは本人が一番気付きにくい
手段の目的化というと分かりにくいかもしれませんが、、、
例えば、あなたがもっと成長したくて(目的)講座やセミナーに通うように(手段)なったとします。
けれど、いつの間にか成長すること(目的)よりもセミナー通うこと(手段)が目的になってしまう——いわゆるセミナージプシーです。
そうなることの善し悪しの話をここでしたいのではなく、ついつい手段にはまってしまうとそれにのめり込んでしまい、目的を見失いがちになる、という話です。
この状態になっているかどうかは、実は本人では気付きにくくて……本当にいつの間にかすり替わります。
誰かに指摘を受けるか、それとも、自分自身で気付くしかありません。
嫌で嫌で仕方なかった就職活動前半
私自身の経験で言うと、就職活動の時の話をしたいと思います。
大学院修士1年の時に入学して早々悩み事ができました。
博士課程に進学するか、それとも就職するか?
(せっかく大学院生になったばかりのに、もう進路の話かよー)
とボヤいていたことを思い出します。
結局博士課程への道は自分がしたいようにできないことがわかり、就職する道を選びました。
けれど、環境系の就職の道に色々あって絶望。
正直なりたい社会人像というのがなく、将来こうなりたいというのもなく、「とにかく就職するしかない!」という勝手な脅迫概念が強くなって、就活をすればするほど就活が嫌になっていました。
就職しなければならない状況と、あとから判明したのですがそもそも自分自身のことがよくわかっていないのに、そのことを面接で訊かれるのが相当ストレスになっていたようです。
つまり、手段に気を取られて目的を完全に見失ったのです。
毎日がすごく苦痛で早くこの苦痛から逃れたくて、就活を頑張っていたのが、就職活動前半(修士1年10月〜修士2年2月)の出来事でした。
私の場合はとても幸運に恵まれて、面接のある出来事がきっかけでそれ以降就活がだんだん楽しくなっていって、気がついたら第1希望と第2希望の会社から内定をいただく形で就活を終えました。
この不安や苦痛を伴う感覚というのが、自分にとって手段が目的化するときに感じるということを6年前の出来事のおかげで解明できました。
その間に5回もプライベートと仕事で苦い経験をしましたが。。。
そのおかげで気づいた自分が手段が目的化している時に感じるパターンが、下記いずれかの状態に陥っています。
- 言いたいことが言えなくなっている状態が続いていた
- 自分の本心を偽って、人に合わせている
- 手段のことしか考えていなくなる
- しなくちゃいけないと思うようになる
進学・資格取得をすることが目的になって燃え尽き症候群になるパターン
また、手段を突き詰めたことによってなんとか目的は達成したものの、あくまで通過点のことを目的したことによって起きるのが、いわゆる燃え尽き症候群です。
よくあるケースが進学をすることが目的になって燃え尽き症候群になるパターンです。
知人Aさんは小学生高学年の時に行きたい高校ができ、進学するために勉強を頑張って難関校に見事と合格。
けれど、合格したことで満足してしまい、高校時代は燃え尽きてしまったようです。
高校よりも大学でそのパターンに陥る話はよく聞きました。
そして、大学で燃え尽きてしまっている人の典型的なパターンは、
バイトに明け暮れる
です。
なぜ自分が大学に進んだのかがわからなくなってしまうのです。
資格取得も同じです。
資格に合格したことに満足してしまい、何も実生活で活かすことがなく終わってしまうケースは少なくありません。
話をまとめますと、下記のことが言えると私は考えています。
手段が目的化しているときは、自分を見失っている
自分を見失うというのは、自分を無視していると言えます。
無視を続けるとどうなるでしょうか?
例えば、あなたが誰かから無視をされたときにどんな感じがしますか?
その感覚が常にあなた自身に押し寄せることになります。
その感覚を味わいたいならそのままでいればいいですが、もしそれを望まないのであれば何かを変える必要があります。
次回は、私が手段の目的化に気付きやすくなるアプローチと、無視し続けてしまった自分自身を癒したアプローチについて共有したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!