こんにちは、おかちゃんせんせいです!
昨日長男くんのリクエストで、
「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」
という映画のDVDをゲオに借りに行ってきました。
全然ストーリーは知らず、
自分はところどころ見ていただけですが、
さすが声優が変わっても映画は学び・気付きが多いなって感じました。
なので、
特に印象に残ったポイントについて記事にまとます!
テーマは、
らしさ
です。
目次
僕らの「らしさ」が世界を救う
映画のキャッチフレーズが
僕らの「らしさ」が世界を救う
というようにいかにも今どきなテーマ。
ただ、一時期ブームになっていたアナ雪よりも、よっぽど「らしさ」の大切さというか、個性を大事にするとはどういうことなのか、よく感じる映画だと感じました。
ありのままってわかりそうでわかりにくく、伝わりそうで伝わりにくい。
一方で似たような言葉の「らしさ」ってわかりにくい。
みなさんは「あなたの自分らしさはなんですか?」と質問されたら、即答できますでしょうか。
おそらく普段そういったことを考えていない人は、返答に困ったのではないでしょうか。
映画では、誰でも完璧なパーフェクト人間になれるという夢のような楽園<パラダピア>をのび太が発見。
いつもの仲たち(ジャイアン・スネ夫・しずか)と共に、パーフェクトな人間になるのを目指すため<パラダピア>にある学校に入ることになります。
ただ、このパーフェクトな人間の話を聞いた時点で、私は「自分は嫌だな」って感じてしまいましたw
理想郷という名の管理社会(ディストピア)
ネタバレになるので詳しいシーンの描写は割愛しますが、
<パラダピア>に着いてどしょっぱつのシーンを見て連想したワードは、理想郷というよりも管理社会——ディストピアでした。
ディストピアというフレーズが連想されると、すぐにシュタインズゲートが連想しちゃいますが、、、
話は戻して、
結局のところ「何で完璧な人間になりたいのか?」という問いかけが大事な気がしました。
完璧を目指すことの良し悪し以前の問題として。
そして、
そもそもの話で言うと、
何をもって完璧な人間と呼べるのか?
ということが向き合うべき大事なポイント。
完璧であると言うことが、
指示命令を疑うことなく、ミスすることなく達成すること
だとしたら、個性は必要がないということ。
逆に言えば、
ミスしたり、指示命令に背いたりしようものなら、
価値のない存在、反社会因子として排除の対象
の烙印を押されることでしょう。
「らしさ」とは?
では、「らしさ」とは一体なんなのでしょうか?
結局のところ、完璧な人間というのは誰かに認められたい、認められていたいという誰もが抱きそうな欲求を、誰かに上手いこと利用されているのかもしれません。
そのことが良い悪いのではなく、その関係性は自分が求めている関係性であるかどうかがポイント。
自分が望んでいることと現実に相違があるとしたら、
今一度自分の現状を振り返ってみる絶好なきっかけになるのだと、
映画を見終わって改めて実感しました。
正直ドラえもんの声優陣が総入れ替えになってから、あまりにも声のイメージが変わってしまったので、最近のドラえもんは軽視していました。
けれど、変わらずストーリー性のある映画が作られていて、すごく嬉しかったです。
また、「らしさ」って私の好きな洋画「グレイテスト・ショーマン」の挿入歌『This Is Me』に近いのかなって、記事を書いている最中に感じました。
私にとってらしさとは、
誰かの評価とは関係なく、
欠点だらけの自分だったとしても、
「これが俺(私)だ!」
と自分で自分を認めることができる状態のこと。
別に自分ではない誰かの評価で、
100パーセントの最良評価を得なければならない
となってしまうと、
相手にとって都合の良い自分が出来上がってしまうかもしれませんので。。。
あなたにとって、らしさってなんですか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!