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今回のテーマは「テスト」です。
テストと聞くと良いイメージがない人も多いかもしれませんが、テストは良い点数を取るため、受験勉強のためだけではないとしたら?
テストに対する認識が変わるきっかけになると、ぼくは確信しています。
◎テストとは?
「テストは良い
一夜漬けで得た知識など大人になったらほとんど忘れてしまうだろう
それでいい
同じルールの中で力を磨き
脳みそを広げ結果を競う
その結果から得る経験こそ宝物だ」
中間テストでA組に大敗したE組。
次の期末テストでリベンジを図るE組生徒たちを、試験を実施する本校舎に送り出して、心の中で殺せんせーがおくったエール。
テストの位置付けは何だったか?
この殺せんせーの台詞を聴いたとき、ぼくは当時の自分に一番聴かせてあげたいと思いました。
なぜなら、テストは受験勉強や内申点獲得の一環としての位置付けしかなく、先生や親からもそうとしか言われてこなかったから。
テストでいい点数をとることしか頭になく、特に浪人していたときは苦しい時間だったという記憶しかありません。
けれど、心掛け・意識次第でモチベーションは大きく変わるし、その先を見越した言葉を掛けてもらえるだけで、きっと大きな財産になるでしょう。
競い合うことは良くないこと?
今の社会では、競い合うことは良くなくてみんな一緒に仲良くが良いというような風潮があります。
競い合うのがなぜ良くないのでしょうか?
以前聞いた話では、比較することで差別が生まれたり、劣等感によって落ち込んだりする原因になる、ということでした。
良い悪いの判断は人それぞれですが、競い合うからこそ、互いを理解できることだってあります。
たとえば、拳と拳で語り合うという話があるように、切磋琢磨した成果を全力で表現し合うからこそ、相手との勝負を通して自分自身のことも気付くキッカケも生まれます。
みんな一緒に仲良くというのは一見すると良いことばかりのように聞こえますが、みんな一緒ということは没個性化であり、個を消して周りに合わせることです。
そういったことを理解した上で、何を尊重するかは自分で決めればいいこと。
競い合いたい人は競い合えばいいし、みんな一緒がいいと思う人は周りに合わせればいい。
ただぼく個人としては、競い合うのが楽しいと感じるし、その中で相手の工夫を垣間見える瞬間はとても大きな学びになるので好きだと感じています。
みなさんはいかがでしょうか?
試合で勝つためには?
勉強でいうテストは、スポーツでは試合。
試合に勝つためには練習の成果を発揮すればいいわけではありません。
相手チームのことだけではなく、自分のチームのことも理解して上で作戦を立てる必要があります。
もし現時点でチーム力が相手チームより劣っていると感じるときには、それを打開するための秘策が不可欠です。
たとえば、大ヒット作スラムダンク。
陵南高校との練習試合前夜での出来事。
エース仙道に対して流川をぶつけるとしても、まだ陵南には勝てないと感じた湘北高校キャプテン赤木。
勝つためにはどんなチャンスでも得点に繋げるために、リバウンド勝負がキーポイントになると踏んだ赤木は、初心者の桜木花道に可能性を感じ、一夜漬け特訓を。
「リバウンドを制する者はゲームを制す」
単純王である桜木は赤木の言葉を真に受けたことで、陵南戦で本領発揮します。
その後の試合でも、自称リバウンド王としての実力をいかんなく発揮していきます。
そして、選手生命をかけてでも試合に挑むくらい、バスケを好きになっていくのです。
競い合うことはただ勝ち負けだけの話ではありません。
死力を尽くし合うからこそ、終わったあとには互いを自然と健闘を称え合うことができます。
課題が見つかり、次の試合(テスト)に意欲的に挑むことができるとぼくは考えています。
殺せんせーの一言は毎回「自分にとってはどういうことだろう」と考えさせられる言葉ばかりです。
力強い一言や、的を得たアドバイスは確かに感動します。
けれど、自分で考えて掴みにいく言葉でないと、各自で考える機会を失わせてしまうリスクもあります。
何が正しいかではないですが、ぼくは自分で考えたり、工夫するきっかけを与えてくれる暗殺教室が、殺せんせーが大好きです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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