自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

熱量を呼び覚ましてくれた小説〜ぼくたちのリメイク〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

先月3月25日に私がずっと続刊を楽しみにしていた小説が完結。

その小説は
ぼくたちのリメイク
です。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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ぼくたちのリメイク

やりたいことをやってみる気になった原動力となった作品

ぼくたちのリメイクはいわゆる逆行もので、主人公である橋場恭也にとって大きな分岐点となった大学選択をする10年前に戻って、もう一度クリエイターの道をやり直していく物語です。

物語の詳細についてはWikipediaをご覧いただくとして、今回はこの作品と出会ったことで私が受けた影響と、大事にしたいと感じたことについて書いていきたいと思います。

逆光ものの主人公でよくある特徴は、
・大きな後悔、未練がある
・逆行することで最強になって、周りを見返す
などで、この物語の主人公・恭也も大きく後悔していることがあります。
しかし、恭也は10年分の未来の知識があったとしても、周りを圧倒できるようなクリエイティブなことができるわけでもなく。

何度も周りが諦めてしまうような場面に遭遇し、自身も諦めそうになりながら、今できることを総動員して仲間たちの力を借りてなんとか困難を乗り越えていきます。

その困難を乗り越えていくときに、恭也がみんなに宣言した言葉と仲間から受け取った言葉があって、その2つの台詞が実は私にとってやりたいことをやってみる気にさせてくれた原動力になっています。

それが——

ぜってぃ、なんとかする!!
この世には、無駄なことなんかひとつだってない

です。

ぜってぃ、なんとかする!!

何か困難にぶつかるたびに、いろんなことを言い訳に「仕方ない」と諦めてきた恭也。

結局10年間「仕方ない」と諦めてきた人生を悔いていた恭也は、自分や仲間たちが仕方ないと諦めそうになっているときに「ぜってぃ、なんとかする!!」と言って周りを鼓舞するシーンが何度もあります。

そんなシーンを何度も見ていて、私もいろんなことを理由に今諦めていることがあると気付かされました。

以前は続けていた小説創作活動を諦めたり、新しいことにチャレンジしたりしたいと思う度に、仕事や子育てを理由に3年間諦めてきました。

いつか出来るようになったらと思っていましたが、結局3年間まったく進展がなく、諦める人生だけがただ続いていたときに、ぼくたちのリメイクと出会いました。

この作品を読んでいて強く感じたのは「何かを創りたいと思う想いの熱量」です。

熱量に触れたらもう居ても立っても居られなくなって、自分もまた小説を書きたいと強く思うように。
それで、何か目標があったらいいと思い、2ヶ月後に締め切りのコンテストに応募することを決めて、勢いで執筆活動をスタート!

ちょうど名古屋から足利に引っ越したタイミングから始めて、隔日で小説をカクヨムという小説サイトで投稿。
1ヶ月で一気に一冊分の小説を書ききって、応募しました。

結果は落選してしまい、最初書きたいと思い描いたように物語が書けず歯痒さを感じながら更新していました。
けれど、最後まで作品を書き切ることが出来たことが、私にとって小さな成功体験となったのは確実です。

そうそう。
ちょうどコンテストのテーマが「リスタート」で、ぼくたちのリメイクと似ているのも書き切りたいと思った原動力になったと思います。

ぜってぃ、なんとかする!!」と心に決めた想いと共に。

この世には、無駄なことなんかひとつだってない

もう一つは、恭也が仲間からかけてもらった「この世には、無駄なことなんかひとつだってない」という言葉。

やりたいと思ったときに、「どうせうまくできない」とか「どうせ途中で諦めちゃうから」とか考えてしまい、無駄なことはやっても意味がないと思うようになって、いろんなことをこれまで諦めてきました。

けれど、この言葉を何度も噛みしめているうちに、無駄かどうか、意味があるかどうかは後で決めることだから、今やりたいと思ったことを諦めてしまうのはもったいないという思考にいつの間にか変わっていました。

前提として「この世には、無駄なことなんかひとつだってない」と考えることができるようになってから、今まで足踏みして諦めてしまいそうなことがすんなりできるようになっていることを今まさに体感できています。

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これから

毎回ぼくたちのリメイクの新刊が出て読む度に熱量を感じさせてもらい、これまでやりたいことをまずやってくることができました。

なので、今回その作品がついに完結してしまい、寂しさを感じてはいますが……これからは自分の番だとも感じています。

仕方ないって諦め続けてしまう人生は本当につまらないです。
一時期のためだからといって我慢したって、結局我慢の人生が続くだけ。
そういう人生を過ごしている人の話は覇気がまったく感じられなくて、私にとってはご機嫌とは真逆の感情をつい抱いてしまいます。

なので、他の人はともかく、自分自身は熱量を感じながら日常生活を過ごしたいです。

そして、ぼくたちのリメイクで感じた熱量を、今度は自分から周囲に伝播させていく・・・そんなイメージを抱きながら、引き続きやってみたいことを諦めずにやっていきます!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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