こんにちは、おかちゃんです!
みなさんは「草は神草、虫は神虫、菌は神菌」という話はご存知でしょうか?
循環農法を提唱されている赤峰勝人さんがおっしゃっているこの話は、世間的にはいらないものという存在——例えば、雑草などは典型的な例です。
実は、この話を知ったのは今から9年くらい前。
そして話を知った後まだ神奈川に住んでいた時に、レンタル農園で野菜を育てていたことがあります。
当然ですが自分たちがレンタルしていた畑以外にも、他にもたくさん畑がありました。
ところが、畑を始めて面白いことがわかりました。
自分の畑と、その両サイドとで生えてきる草が全然違うこと。
両サイドは同じような草が生えているのにもかかわらず。
その光景を目の当たりにしたときに、赤峰さんの話を思い出しました。
「その場に生えている草は、その地に関係する人・場所にとって必要なものが生えてくる」
この時はそれ以上追求せず、あっという間に7年くらい経って——最近、足利で似たような気づきを得ました。
それは、今借りている一軒家の周囲に生えていた草です。
見た目からして、簡単に刈り取れないくらいガッチリした茎。
びっしりとコンクリートに根付いている草があったのですが、あまりにもガッチリ生えていたので今年の5月頃に刈り取りました。
鎌がなかったからハサミで刈り取ったのですが、、、
茎には水分がたくさん含まれていて、草全体にも水分が含まれている様子で、これまで見たことのない草でした。
確かこんな感じの。
今更ですが、調べた限りではシロザという草のようで、食べることができるみたいです。
それで、よくよく思い出してみると、この草を刈った後から乾燥肌に悩まされることになったのです。
そのことに気が付いた時に、
「もしかしたら、シロザが家の周囲に生えることで、水分を保持してくれていた!?」
と。
いらないと思って切り捨てた草ですが、自分にとって必要な草——神草だったかも、という話でした。