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独自の関数(XLOOKUP関数、UNIQUE関数)
現時点(2022年5月28日)において、Excelでは順次新しい関数が追加されて行っています。
ただ、新機能の関数はOffice365でなければ使えないケースが多いため、自分の使っているExcelのバージョンは知っておく必要があります。
最近買ったPCに最初からExcelがインストールされている場合は、Office365のExcelではなく、Excel2021がインストールされているケースが多いです。
Excel2019ではなく、Excel2021の場合には、ぼくがお勧めする「XLOOKUP関数」が使えるので、この関数の存在は知っておいて損はないです!
リンク先のOffice TANAKAさんのサイトは、もうかれこれ10年以上お世話になっているサイトです。
シンプルでわかりやすい説明なので、よく活用させていただいています(^^)/
VLOOKUPの場合は、引数として列番号があります。この列番号は列を挿入・削除したりして参照列が変わると、その度にメンテナンスしなければなりませんでした。
しかし、XLOOKUPでは引数で列番号を指定する必要がなくなったため、列を挿入・削除しても随時メンテナンスする必要はなくなったのです。
あと、ついでですが、Googleスプレッドシートにはあって、Excel2021かOffice365なら使えるお勧めな関数である「UNIQUE関数」もご紹介します。
今まで、Excelで重複しないデータを抽出しようとすると、元データごと削除する必要がありました。
しかし、UNIQUE関数であれば元データを削除する必要がなく、重複していないデータ一覧を任意の場所に表示させることができます。
他にも、お勧めの関数はいくつかありますが、データ集計する上で上記2つの関数が必ず役に立つ場面があります。
これらの関数を使って、余分な作業列を追加する必要がなくなり、シンプルかつわかりやすい表作りに役立ててください。
行列の切り取り挿入
次に、ExcelにはあってGoogleスプレッドシートにはない機能のうち、地味になくて不便だと思う機能が「行列の切り取り挿入」です。
Excelでは下の動画のように、D列を『カット』して、B列とC列の間に『カットしたセルの挿入』することができます。
それに対して、GoogleスプレッドシートではExcelのように切り取って、任意の列に挿入するメニューはありません。
ただし、Googleスプレッドシートでは(行)列を選択したまま、任意の列にドラッグ&ドロップすると移動させることができます。
なので、Excelと同じようなことができると言えばできますが、扱っている表の列数が多いと、思うようにドラッグ&ドロップできない場合があります。
Excelでできることと、Googleスプレッドシートならできることを把握しておくことをお勧めします(^^)v
縮小して全体を表示する
あと、特にGoogleスプレッドシートに実装してほしい機能は、「縮小して全体を表示する」です。
Googleスプレッドシートの場合にはこの機能がないため、折り返し表示するか、列幅を超える文字は非表示にするしかできません。
この機能がなぜGoogleスプレッドシートで実装されないのかはわかりませんが、Googleスプレッドシートで集計表を作っていると、いつも機能が使えるようになっていないか確かめてしまいます(^^;