未就学児の子供と一緒に楽しむためのゲーム選びのポイントや、子供が参考となる最適なゲームや、個人的にお勧めな実況プレイ動画についてもご紹介します。
さらに、子供と一緒にゲーム実況を楽しむ楽しみ方や、ゲーム実況を通じた親子のコミュニケーションなど、子供たちとの楽しい時間を作るために模索したコツもお伝えします。
目次
子供向けゲーム実況動画作成のポイント
実況動画の魅力とは?
子供向けゲーム実況動画は、ゲームをプレイしながら視聴者と楽しくコミュニケーションを取ることが醍醐味です。
プレイヤーの反応や解説などがリアルタイムで共有され、視聴者との交流が深まります。
また、子供たちは実況者のプレイに興奮し、一緒にゲームを楽しむことで、より没入感を得ることができます。
子供が喜ぶゲーム選びのコツ
子供向けのゲームを選ぶ際には、子供の年齢や興味に合ったゲームを選ぶことが重要です。
また、人気のあるゲームやキャラクターを取り入れたり、子供たちが楽しめる要素が盛り込まれたゲームを選ぶと、より喜ばれるでしょう。
世の中には様々なゲーム機がありますが、今回ご紹介するゲーム機のソフトはNintendo Switchのみ。
そこで、Nintendo Switchで該当するソフトをチョイスするにあたり、下記選定基準を設けてみました。
- 簡単な操作方法で楽しむことができる
- 偏った道徳観がない
- 文字はひらがな・カタカナがメインであること
上記基準のうち、上2つは必須。
最後については可能であれば、という項目です。
まず一つ目の
簡単な操作方法で楽しむことができる
については、未就学児向けゲームなので必須。
操作方法がややこしいと楽しむ前に飽きてしまいますので。。。
2つ目の
偏った道徳観がない
については、ゲームに限ったことではないですが、
「頑張った方がいい」とか
「ちゃんと●●しましょう」とか
いかにもそれが正しいかのように語る作品は度外視しています。
最後についてですが、
可能であれば全部ひらがな、またはカタカナで書かれているのがベスト。
ただ、後述しますが、
意外にわからない漢字や英語で書かれていてもゲームを楽しむことはできる
ということを長男くん(5歳)が見せてくれているので、必須ではないとします。
以上の選定基準と、あとは長男くんと同級生のお友達の話をヒアリングした上で、お勧め順にピックアップしました。
アイテム名には漢字が使われていたり、コマンドは英語で打つ必要があったりと大人でも難易度はけっして低くはありません。
けれど、その難易度を逆に興味度に変えてしまうくらいの自由度やカスタマイズ性の高さが、子供たちの好奇心を刺激して楽しんでプレイできます。
いわずと知れたファミコン時代からの不朽の名作「スーパーマリオ」。
このゲームには文字が読める必要がほとんどなく、操作方法さえ覚えてしまえば、未就学児でも全然問題なくプレーができます。
初代マリオカートはスーパーファミコンで発売されて、子供のころ友人の家でよくみんなでプレイしていたことを思い出します。
Switch版では、アクセルボタンを押さなくても自動的にアクセルがかかる機能や、コース外に落ちないような自動補正機能を適用することもできるので、未就学児でも問題なくプレイできます。
ちなみに、我が家の3歳になったばかりの次男くんでも、お兄ちゃんたちと一緒に楽しくプレイできています。
ポケモンも世代問わず人気のあるゲームの一つ。
ゲーム中漢字は使われていますが、フリガナが振られているのでひらがな・カタカナさえ読めればプレイは可能です。
シナリオもラスボスを倒して終わりということはなく、フリーのシナリオもいくつかあり、拡張パックを購入すればさらに冒険の幅も広がるので、思う存分ポケモンワールドを満喫できます。
ちなみに、ひらがなも読めない頃から、子供たちはアニメ版を見てポケモンの名前や進化形・技の名前を覚えてしまうくらい、ハマっていますw
他にもお勧めなゲームはありますが、
今回は一番お勧めなマインクラフト(マイクラ)にさらに絞って記事にまとめていきますね。
マインクラフト実況の魅力と視聴者層
マイクラは子供から大人まで幅広い層に人気のあるゲームです。
そのため、子供向けゲーム実況でマイクラを取り上げることで、多くの視聴者を惹きつけることができます。
マイクラの建築や冒険、クリエイティブな要素が楽しいとされ、子供たちが喜ぶポイントでもあります。
当然マイクラのゲーム実況者も数多くいます。
YouTuberとしてグッズも販売されるくらい有名どころで、子供たちもYouTube動画にハマっているのが――
ヒカキンさんのヒカキンゲームズ(ヒカクラ)、ぜんいちくんとマイッキーが登場するまいぜんシスターズ、すまない先生が登場するウォーターチャレンジです。
子供と一緒に見ていて魅力だと感じるのは、毎回新しいことにチャレンジ・工夫しているところ。
まいぜんシスターズのプロ級の操作をするぜんいちくんと、どんなときでも妙に自信満々なマイッキーとの掛け合いは、大人の自分が見ていても面白いと感じています。
あとは、特にヒカキンさんの動画で感じるとにかく楽しそうにゲームをプレイしているところが、魅力です。
ただプレイ動画を見ているだけでなく、臨場感ある掛け合い・駆け引きを楽しむことができるのがゲーム実況の醍醐味ではないでしょうか。
そういった動画を5歳になって見るようになった長男くんは、しだいに自分もプレイしたくなってきて。
それで、以前記事に書いた通り、まずはパソコン版で試してもらって、字が読めないから途中で投げ出すかなーっと思いきや。
3日も経たず操作方法を彼なりに身に付けて、楽しそうに遊んでいる姿を見て、自分用としてではありますがSwitchの購入を決意しました。
リアルな実況プレイの工夫
子供向けゲーム実況動画では、リアルな反応やプレイが視聴者に共感を呼び起こすポイントです。
それを子供が今度はやる側になるとなると、大人が実況する以上に工夫が必要なケースが多いかと思います。
たとえば、我が子の場合はゲーム実況したいと言ったものの、自分と同じで真剣モードになると一切しゃべらなくなることがあります。
それでは、ゲーム実況というよりはただのプレイ動画になってしまいます。
そのため、かんあきチャンネルのお母さんのように合いの手を入れるか、ある程度状況がわかる年上の兄・姉と一緒にプレイするかして、複数人で実況プレイする環境を整えることが重要になります。
そこで我が家では、妻が子供に質問する役になってもらい、合いの手を入れるスタイルでやることにしました。
【ゲーム日記】マインクラフトをゲーム実況して動画録画してみた件について~とりあえず始めてみるレベルの環境を整えてみる~ゲーム実況での子供の成長
子供がゲーム実況を通じて成長する面もあります。
コミュニケーション能力や表現力、判断力など、ゲーム実況を通じてさまざまな能力を育むことができ、視聴者との交流を通じて自己肯定感を高めることも可能です。
何度も話に登場している長男くんですが、、、
まいぜんシスターズのセキュリティハウス作りの動画にハマっていて、YouTubeで動画を見て研究したあとに
「セキュリティハウスつくりたい!」
と言って、ゲームで実践するパターンが多いです。
それだからか、アイテムの名前が漢字などで読めなくても、アイコンの形で判断しているのか、どんな使い方なのかも意外に正確に覚えてアイテムを使い分けていて。
さらに、レッドストーン回路を使ったトラップや仕掛けについては、まったく自分たちは関与せずYouTube動画で身に付けた知識だけで作っているので、子供の学習能力の高さに毎回驚かされています。
もちろんわからないことも出てきますが、わからないことは妻や自分に質問することで問題解決するという力(コミュニケーション力)を、着実にマイクラを通じて養っていると実感しています。
また、YouTube動画だけではなく
「本も買ってほしい」
とオーダーがありましたので、まいぜんシスターズの本も買いました。
買った当初は字がまったく読めなかったですが、
読み方を妻や自分に質問したり、
自分でひらがな50音表と見比べながら読んだりしていて、
いつの間にかひらがな・カタカナをマスターしつつあります。
セキュリティハウスができるたびに、毎回嬉しそうに作成したハウスの構造を語る長男の姿を見るのが、今では親としての贅沢な楽しみの一つです。
まとめ
「漫画やアニメ・ゲームはためにならない」と親に言われて育ってきました。
けれど、私自身の経験としても、高校受験の地理は桃太郎電鉄で地名や特産品を覚えたことが入試で役立ったり、社会人になってからファイナンシャルプランナー3級の資格勉強はニンテンドーDSのゲームで覚えて一発合格したりしました。
また、英語の入試問題で途中わからなかった熟語の問題が、大好きなアニメの主題歌の歌詞で使われていた英語のフレーズだったと気付き、正解につながったこともあります。
以上のような経験からも、個人的な見解としてはゲームによし悪しはなく、それをどのように活用するかがとても大事だと考えています。
別にひらがなやカタカナを覚えさせるためにゲームを許可したわけではありませんが、子供が楽しみながら好奇心を持って取り組んだことは必ず今後の糧にもなると信じています。
ただゲームをするだけでも、YouTube動画を見るだけでもない。
ゲーム実況をすることは本当にいろんなことを考え、体験する絶好の機会になるでしょう。
子供がゲームに興味を持った際に、今回の記事の内容が参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!