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マインドマップ活用シーンその1「学習ツールとして活用」

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

先日マインドマップで新たに講座を開講するという話をしました。

今回は講座で習得したい内容のうち、
学習ツールとして活用する
という内容についてお届けします。

【2023年】マインドマップ講座開催スケジュール_3月〜5月

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

学習ツールとして活用する

そもそも学習ツールとして開発されたマインドマップ

そもそもマインドマップは学習のツールとして、故トニー・ブザン氏が開発したツールです。

ブザン氏が学生時代、そもそも学習に関する論文や書籍がなかったため、様々な分野の資料を読み漁り、下記疑問を解決するために体系化させたのがマインドマップです。

  • 学ぶことをどうやって学ぶのか
  • 考えるとはどういうことなのか
  • 記憶力を最大限に伸ばすにはどうすればいいか
  • 想像力を高めるにはどうすればいいか
  • 最も効率の良い速読法は何か
  • 思考のための最も優れた技術は何か
  • 新しい思考法、あるいは究極の思考法は開発できるのか

ここでポイントになるのが、
マインドマップは脳を活性化することで最大限発揮できる学習ツール
ということです。

【MM教室】第2回(概要編)マインドマップが創られた背景

ただ何も考えずに板書していませんか?

みなさんはノート・メモを取る時にどんなことを意識して書いていますか?

学生のみなさんは黒板・ホワイトボードに書かれている内容を、そのままノートに書いたりしていませんか?

社会人のみなさんは、何か新しい作業を覚えるときに、ただ闇雲にメモ帳にメモしていませんか?

世の中にノートの整理術はたくさん存在していますが、書き方だけを真似をするだけでは書いて満足のノート・メモになってしまう可能性が高くなってしまうので要注意です。

なぜなら、一見わかりやすく、情報がきっちり書かれており、整理されているノートだからと言って、そのノート・メモが活用できる状態になっているとは限らないからです。

ちなみに活用できる状態というのは、ノートやメモのどこに何がどんなことが書かれてあるのか把握でき、いつでも思い出して調べることができる状態のことです。

私が学生時代の頃、テスト勉強といえば、とにかく板書した内容を見返して、問題集をやってみるだけで終えることが多かったです。
そして、暗記教科といえば、先生が重要だと言っていて蛍光マーカーで塗った箇所を、下敷きで隠しながら暗記していた記憶がありますw

20年以上経ってもいまだに販売されていましたw

けれど、時間をどれだけかけても全然覚えていれる感覚がなく……
結局テスト当日に覚えていれたものは限られていて、覚えようとしていたことは覚えているのに、肝心の情報が思い出せず悔しい思いをしたことは数知らず😭

覚えようとしたはずのに、思い出せない理由はなぜでしょうか?

ノート作りのポイントは「見返したくなっているか?」

理由として考えられている根本要因は、
思い出しやすいように記憶していないから
です。

イメージでいうと——
大きなコンテナの中にとにかく適当に全部放り込んでしまう感じ。
その中から欲しいものを取り出すときに、スムーズに取り出せるでしょうか?

必要なものを入れることに満足してしまうとき、入れたものをどのように活用するのかが考慮されていない可能性がとても高いです。
だから、必要ものがなかなか見つからない、または、いつまで経っても見つからないという事態が起こりやすくなってしまうのです。

何せ、ラベルが何も書いていない自動販売機の中から、自分が欲しいものを探すようなものですから。
そんな状態を続けてしまうと、必要でないものまで入っていることも気づかず、コンテナがゴミ箱化してしまう(何がどこに入っているのかわからなくなってしまう)かもしれません。

学習の話に戻すと、
記憶しようとしているときに、何も考えずにノートやメモしていたり、面倒がって記憶していたりすると、何も思い出す工夫をしていないから思い出しにくい状況が出来上がります。

しかも、イヤイヤ面倒がって記憶していたとすると、記憶を思い出すときにそのイヤイヤな感情まで思い出してしまいます。
すると、脳の思考能力は思い出すたびに低下し、より思い出しにくくなるということです。

だからこそ、ノート・メモはわかりやすく取るというよりも、思い出しやすくする——見返したくなるように工夫することが何よりも大事。

マインドマップは大前提としてとにかく楽しんで描くので、思考能力を最大限発揮しやくなるので、結果的に見返したくなるのです。

【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第5章 講義用ノートの取り方

まとめ

これまでの話をまとめます。

学習ツールとしてマインドマップを活用するために知っておくと良いこと
  • そもそもマインドマップは学習ツールとして開発された
  • マインドマップは脳の仕組みを利用している
  • 単純で怠惰な作業は脳の思考能力を低下させること
  • ノート(メモ)取りはわかりやすいよりも、見返したくなるように工夫すること

ついつい見やすくて、わかりやすいノートが良いように思うかもしれませんが、だからと言って書いてある内容が記憶に残りやすいとは限りません。

また、聞き逃さないようにメモを取っていたとしても、それが実際に仕事をするときに役立つとは限りません。

だからこそ、ノート作りは楽しいし、工夫のしがいがあると私は考えています。

みなさんは、日頃のノート(メモ)取りでどんな工夫をしていますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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