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【マインドマップ】授業や講演会・セミナーで聴いた内容をマッピングするときのコツは?まとめることが苦手な方向け

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

マインドマップの記事は久しぶりです。
今回は現在整理編の受講生の方からのメッセージをやりとりして、記事に残しておきたいと思ったことがありましたので、この機会にまとめることにしました。

テーマは
まとめる
です。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

『まとめる』上で大事なことは?

そもそもどう思ってる?

マインドマップ講座の際に、何度も使っている言葉の一つに『そもそも』があります。

まとめるという辞書的な言葉の意味はありますが、実際今あなた自身が『まとめる』ということに関してどんな認識や感情を抱いているのか。

これを大前提として理解していないと、まとめ方をどれだけお伝えしたとしても、自分自身の認識とのギャップがあると咀嚼できないパターンに陥りがちです。

マインドマップを他者とシェアしたことがある方ならご存知なはずですが、自分が思っている以上に言葉に対する認識は人によって全然違います。

同じ言葉を使って会話しても、なぜか話が噛み合わないという事態に陥るのですが——
自分と相手は同じ認識でいると思い込んでいる人は、そのことに気づかないまま素通りしてしまい、コミュニケーションギャップがどんどん広がっていくのです。

だからこそ、『まとめる』ことがなかなか上手くできないと感じている人は、今一度ご自身の認識をチェックしてみることをお勧めします。

まとめるために必要不可欠な3つのこと

まとめるための大前提の話をしましたので、次はまとめるために必要不可欠な3つのことについて整理します。

  1. なんのためにまとめるのか?【目的】
  2. まとめたものをどのように活用するのか?【方向性】
  3. まとめるための材料は十分揃っているのか?【準備】

なぜ上記3つが必要不可欠かというと、これらのことが整理できていないまままとめるというのは、現在地も、行く先も、方角もわからないまま航海に出るようなものだから。
航海に出る前から遭難確定ですね(笑)

ノート取り、メモ取りにしても同じことが言えます。

とりあえず聴いたこと、黒板・ホワイトボードに書いたことをただ書き写すだけで、本当に書いた目的が達成できるのでしょうか。

見返さないノート・メモになっていませんか?

これまで自分が書いてきたノートやメモについて、書いた後どのくらい活用できたのかというと、正直メモは90%以上使えていませんでした。

なぜかというと、読み返してみてもよくわからなかったから

それなら、教えてもらってる内容は実践を想定して真剣に聴き、即実践して、体に繰り返し叩き込んだ方がすぐに習得できる——そのことを経験していく中で、体感できたことが大きいです。

もちろん人によって、最適な習得アプローチは異なります。
書くことで習得できるタイプの人が友人にいますので、自分に合った習得アプローチを開拓することも大事。

けれど、もしあなたが書いたノートが見返さないノートやメモになっていたとしたら、それは見直す絶好のチャンスかもしれませんね。

まとめるためには準備・方向性・目的で決まる

つまり、あなたがノートやメモではなく、他のものでまとめようとした時にでも同様のことが言えて、見返さない、読み返してもわからない、すぐに情報にアクセスできない場合には、せっかくまとめた作業が無駄になることだってあり得ます。

例えば、仕事でのあるある話。

とりあえず、社内でいろんな方法で情報を発信しているけれど、後から過去の内容を遡って確認したいときに膨大な時間がかかるケースが少なくありません。

また、情報はまとまってはいますが、ただ表に情報がまとまっているだけで、欲しい情報について検索しても、なかなか欲しい情報に辿りつかないケースはよく見かけます。

勉強にしたってそう。

ただ板書しただけのノートであれば、それは教科書の内容を簡略化しただけ。
そのノートに何らかの意図を組み込んでおかないと、テスト対策の時にただ一方的に暗記するだけしか対応できなくなります。

重要そうな箇所にマーカーを引いて、下敷きで見えなくして覚える感じです。

学習する上で特にNGなことが、脳が退屈すること
脳が退屈しだすと、思考能力が著しく低下し、当然記憶力も低下します

【MM教室】第1回(概要編)そもそもマインドマップとは?



暗記作業が好きなら問題ないですが、もし暗記作業が億劫だと感じるのであれば、学習方法を根本から見直す必要があるとぼくは考えています。

見直すときに大事になるのが、先述した3つのポイントになります。

スティーブ・ジョブズ 伝説の卒業式スピーチを例題にして考えてみましょう!

例えば、上記の動画の内容をまとめるとしたら、あなたはどのようなスタンスでまとめますか?

漠然として決まらない方は、まとめる上での3つのポイントについて、もう一度整理してみましょう。

  1. なんのためにまとめるのか?【目的】
  2. まとめたものをどのように活用するのか?【方向性】
  3. まとめるための材料は十分揃っているのか?【準備】

結局のところ、まとめる上で大きな分岐点になるのが、まとめた内容を日常生活で活用するつもりがあるのかないのか、という一点です。

ただやらされただけ、周りに合わせて書いただけというスタンスでは、書いた内容はきっと日常生活で役立てることは難しいでしょう。

リンク先の動画は日本語訳が出ているので、英語の勉強に役立てるのもありかもしれません。

あなたが今何に注力したいかで、まとめるための方向性目的も変わりますし、そのために準備する内容も変わるのです。

まとめ

まとめるためには、準備・方向性・目的をあらかじめ明らかにしておくこと。

これが、まとめるための鉄則です。


今回は直接マインドマップに関する情報ではありませんでしたが、マインドマップを用いてまとめる際にも役立つ情報になります。
何をメインブランチに置いて書くとまとまるのかイメージするためのヒントになりますので(^^)v

ぜひ、まとめたものを日常生活で活かしていってくださいね!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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