自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

自分にとってで考えるとはどういうことなのか?

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

これから特に力を入れて自分が伝えていきたいことの一つに、
自分で考える
というキーワードがあります。

年末年始に改めてそのことの大切さを感じるシーンがありましたので、この機会にブログにまとめたいと思います。

【はじまりのまち日記】自分にとって「向き合う」とは?

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

自分にとってで考えるとは?

風邪は人に移る――それって本当?

年末に保育園でインフルが流行っているという話をききました。
実際に、保育園の行事であるクリスマス会に参加しましたが、長男くんの同期は4名欠席。

クリスマス会参加後、帰省直後に冬山での雪遊びで疲れ切ってしまった子どもたちと妻が風邪をひく事態に。
発熱と咳が出ているだけで、他の症状はなく、食欲やテレビを見る元気はあったので、病院には行かずに家で安静に過ごしていた――わけですが。

義父が何度も
「早く病院に行きなさい。そうしないと、すぐに治らないし、他の人に移すぞ」
と妻に言っていて。

確かに、と普通はそう思うかもしれません。

風邪は人に移ることや、風邪を引いたら病院にいく、予防接種を受けるということは、世間一般では常識的なことのようなのですが――
ちょっとここで一度立ち止まって考えてみてください。

それらって、本当なのでしょうか?
本当というよりも、あなたは本当にそうだと信じていますか?

実は、わたしは小学生くらいの頃から、それらのことに対してずっと疑問に感じていました。

たとえば、
風邪は人に移る
ということ。

実家でわたしが風邪を引いても、兄や父母に移ることは一度もなかったし、その逆も一度もありませんでした。
というよりも、父の場合は風邪で寝込むことは一度もなかったです。

実際、今回妻と子どもたちが同時に風邪を引きましたが、わたしは風邪を引くことがなく今に至っています。

ということは、一体どういうことになのでしょうか。

常識を肌で感じる

こういったときに大事なのは、正しい答えを見つけることではありません。

大事なのは、まずは自分にとってで考えてみること。

あくまで、わたしの経験上と、目の前で起きている現実から考えると、
仮に風邪を引き起こす菌が相手に移るということが正しいとしても、実際にそれによって必ずしも風邪を引くわけではない。
となります。

そうやって一つずつ物事に気を向けていくと、
常識の存在を肌で感じることができるようになります。

すると、世間一般の常識とはある一面で捉えた事象・事柄であることが、知識ではなく体感レベルで理解できるので、勝手に状況に振り回されてしまうことはきっと少なくなるでしょう。

日本にとって常識は、海外では非常識。
その逆もしかり、と同じことです。

歴史上でも、戦国時代での常識は、現代では非常識になっています。
であるのであれば、正しさって一体なんだと思いますか?

正しさに変わる自分なりの指標を持つ

一方で、こういった正しさの話をしていると、
「だから、正しさではない真実を求めているんです」
という返答がよく返ってきます。

では、あなたにとっての真実・真理って一体なんでしょうか?

真理とは、
誰も否定できず、変わることのない道理
と辞書的には定められています。

そのことを知った上、わたしならこう考えます。

本当に変わることのないことはあるのかな?
と。

太陽が東から昇って、西に沈む。
というのも、真実のように一見思えます。

しかし、太陽だって最初からあったわけではない存在であるとしたら、それが永遠にずっと変わらないとは言い切れないはずです。

極端な例ではありますが、
結局見方を変えたり、諸行無常であると考えたりすると、正しさの正しさはどこまで追求してもしきれないものであることがわかります。

そういったことを追求する楽しさ・面白さはもちろんあります。
わたしもそういったことは嫌いではなく、むしろ興味があります。

けれど、わたし自身は正しさを基準に考えることは今は控えています。
今は、というのは数年前までは無意識に正しさを掲げていた時期があり、そのときの教訓から意識を変えるようになりました。

わたしが日頃から常に意識しているのは、
正しい(真実)のは何なのか?
ではなく、
物事の全体像
になります。

感情論や権威によって左右されることなく、
目の前で起きていることの全体像をどれだけ冷静に感じ、捉えることができるかを常に意識しています。

そうするようになって、少なくとも8年以上経ちましたが、お陰様で世の中で言われている不安・恐怖に流されることがなく、ゆっくりではありますがご機嫌な日常を過ごせるようになってきています。

さいごに

最後に、しっかり念を押してお伝えしたいのは、
正しさは人によって変わる
ということです。

どれだけ権威のある人や、信用できる人であったとしても、あなたとは別人です。
生まれの環境だけでなく、今置かれている環境・現状も全然違います。

なので、本当にそのままの情報を(わたし自身が)鵜呑みしていいのか?

今一度考えてみてはいかがでしょうか。

そうしていく中で、正しさに変わるあなたなりの指標が見つかれば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA