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サンプルコードで動作確認
一通り設定が完了しましたら、いよいよVBEにコードを入力して動作確認をします。
下記サンプルコードをVBEにそのままコピペすれば、すぐにテストできます。
一応実行するとChromeブラウザが立ち上がり、Yahoo!サイトが開いて、処理が終わればブラウザが自動的に閉じられます。
エラーなく処理が終了すれば、動作確認完了です。
Sub test()
'変数:driver でSelenium制御
Dim driver As New Selenium.ChromeDriver
'ByクラスはSelenium独自搭載のクラス
Dim myBy As New By
'初期起動時に開くURL
Dim siteURL As String
'Selenium利用時、ウィンドウサイズを最大化で開く初期設定
driver.AddArgument "disable-gpu"
driver.AddArgument "start-maximized"
'SeleniumでChromeを使用する初期設定
Call driver.Start("chrome")
'指定のURLに移動する
siteURL="https://www.yahoo.co.jp"
driver.Get (siteURL)
End Sub
サンプルを実行時、オートメーションエラーが表示されてしまった場合
.NET Framework 3.5がインストールされていないPC——特に、新規PCでVBA実行時にオートメーションエラーが起きる可能性が高いです。
対処方法については、下記記事にすごくわかりやすくまとめられていますので、是非参考にしてみてください。
そもそも.NET Frameworkがどんなものかわからない場合には、こちらの記事がお勧めです!
まず最初に、そもそもスクレイピングについてや、スクレイピングの方法について記事にまとめました。
その上で、『Excel VBA』でWebスクレイピングするために必要な初期設定の方法について整理しました。
Excel VBAはSelenium Basicを利用することで、少しでもHTMLの知識があれば比較的簡単に開発することが可能です。近日中に、実際にWebからデータを取得して、Excelに転記する方法についての記事を公開しますのでお楽しみに!
WebデータをExcelに転記する方法について、記事にまとめたものを公開しました(更新:2022年7月1日)
【業務効率化】Windows版Excel VBAでChromeを自動操作して、Webスクレイピングする方法(WebデータをExcelに転記する)GASでWebスクレイピングする方法について、新しく記事を公開しました(更新:2024年6月4日)
【業務効率化】GASでWebスクレイピングする方法
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
- Webスクレイピングにはいくつか方法があり、要望によって選択するのが望ましい。
- Excel VBAでChromeを自動操作するためには、Selenium BasicとChromeDriverが必要になる。
- ChromeとChromeDriverは常に最新版に更新する必要がある。
- Selenium Basicを使えるOSは、今のところWindowsのみ。
一つ目は、
侍エンジニア塾
です。
VBAやJavaScript関連でネット検索したことがある方であれば、一度は見かけたことある名前かと思います。
JavaやPython、C言語、VBA、JavaScriptなど、様々なプログラミング言語をオンラインで習得するためのサービスを提供しているところなので、自分が習得したい言語がもしありましたら、無料体験レッスンを受けてみると良いかもしれません。
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