こんにちは、おかちゃんせんせいです!
9月も中旬になりまだ暑い日も続いていますが、秋の気配を感じることが増えてきました。
なぜこのタイミングなのかはわかりませんが、そもそもな話について書きたくなったので、今回はなぜ今マインドマップなのか?について思いつくままに書いてみたいと思います。
目次
マインドマップとの出会いから学んだこと
そもそもな話の前に、マインドマップについてご存知ではない方はこちらの記事をご覧ください。
【MM教室】第1回(概要編)そもそもマインドマップとは?ぼくがマインドマップと出会ったのは、本で学んだ内容を整理するための効率的な方法を探しているとき——社会人1年目のときでした。
今思えば、あの時は楽して整理できる方法を探していました。
だから、マインドマップを独学で身につけようとしましたが、全然思ったように描くことができず三日坊主。。。
そのときに、
(このツールは俺には合わないんだ・・・)
とすぐに諦めたことを今でも覚えています。
けれど、その経験があったからこそ、ツールが自分に合うか合わないかが大事ではなく、自分の現状に対してツールが合うか合わないかが大事であることを学んだのです。
マインドマップを通して思い知ったこと
上述の学んだことは後から振り返って分かったことですが、一番最初にマインドマップの有効性に気付いたのが講座受講の二日目。
妻にマインドマップの描き方を伝えて、自己紹介マップを描いてシェアしたのがきっかけでした。
その時の詳しい経緯はここでは割愛しますが、ぼくがこの時思い知ったことあります。
それは、分かったいると思い込んでいたことを明らかにするときに、マインドマップは最高の手助けになることです。
ぼくが当時思い込んでいたことは、いつも妻のためになることをしているという自負でした。
大義名分という言葉に置き換えることができるかもしれません。
「以前こう言っていたから」
「前はこうだったから」
というようなもっともな理由を掲げて、その時の妻の現状がまったく見えていなかったのです。。
そのことに気付いた時の衝撃を一言で表すとしたら、驚愕!
あの驚愕が今でもマインドマップをお伝えしたいと思う原動力になっていると言っても過言ではありません。
どれだけ◯◯していても、いつかは必要になること
あれ以来、過去どうだったかに関係なく確認してみるということを意識するようになったのです。
そうなってから気付いたのが、会社だろうとプライベートだろうと、ぼく以外の人たちも日常生活で過去に縛られて思い込んでいる人が圧倒的に多いこと。
例えば、会社では過去の慣例ばかりに囚われて、今の話を避ける人が少なくありません。
なので、「今必要な話なんです!」とある部署の最高責任者に直談判したことがあったのですが、「今までやってなかったことで責任は取りたくない」とキッパリ言われてしまいました。
そうなんです。
今に話を戻すと、これまで見てこなかったことを色々思い知ることになるんです。
そして、そういう事態になっていることは、誰も手をつけたがらない、責任を持ちたがらないで放置になっていることが多くて。
けれど、業務を効率化したいという話が浮上すると、必ず向き合わなくちゃいけないことでもあります。
どれだけ最新のシステムを入れようとも、大層なゴールを明確に設定しようとも、いつかは現状を確認しないことには今何が必要なのか考えることもできません。
マインドマップは広義で「見えないものを見える化するツール」なので、具体的に目に見えないものでも可視化し、認識することに役立ちます。
そう言った意味でも、マインドマップの効力はコミュニケーションツールとして最も発揮すると言っても過言ではありません。
なので、グループワーク(会社、チーム、組織など)でお互いの認識を共有するにはもってこいです。
例えば、高校の全国大会優勝を目指しているチームがあったとします。
当然チームとしての目標・ゴールは全国大会優勝かもしれませんが、個人としてのゴールはそうではないかもしれません。
ある生徒は、高校を卒業する前にプロにスカウトされる活躍を、全国大会で見せることが目標かもしれません。
またある生徒は、優勝して異性にモテるようになりたいからという想いを叶えることが目標かもしれませんw
人の想いに違いはあっても、優劣はない。
そう言った個々の思いを知ることが、共感し合うことでチームとして団結力を固めたり、競争心や向上心を高めたりきっかけに繋がっていくと、とぼくは考えています。
超人気漫画スラムダンクでいえば、インターハイ予選の海南戦前半。
今までにないくらい気合が入っていた湘北高校キャプテン赤木が、試合の途中で歩けないくらいの怪我を負う。
チームの大黒柱である赤木が抜けることは、チームの敗北に直結すると誰もが思っていた——二人の問題児を除いては。
一人は、スーパールーキー流川楓。
もう一人は、初心者でそれまでの試合をすべて5ファールで途中退場している桜木花道。
身体能力がいくらずば抜けているとはいえ、技術面ではまだ赤木の代わりにもならないことを桜木は認識していた。
けれど、赤木が控え室で語っていた言葉が桜木を奮い立たせた。
くそっ どうしてだ・・・
なぜ 今なんだ・・・!!
骨が折れてもいい・・・
歩けなくなってもいい・・・!!
やっと 掴んだチャンスなんだ・・・!!
そんな赤木の悔しがっている様子を、控室を出たところで聴いていた桜木。
赤木がどのくらいの想いを抱いて海南戦に挑んでいたのか、よく知っていたから——
打倒 海南!!
と叫びコートに戻っていき、その試合は途中退場することなく大活躍を見せたのです。
想いは理屈じゃありません。
ルールやテクニックで制御しきれるものでもありません。
チーム内で想いを共有するということは、一致団結した人間関係を築いていく上でも必須。
しかし、ありがちというか、起こりがちなのは、仲良し集団だとお互い相手のことを分かっている・分かってもらえていると勘違いしてしまうパターン。
分かったつもりになっていると改めて確認することもなくなり、仮に認識の齟齬があったとすると、そのズレは広がる一方。
その状況を放置すると、どこかで不平不満が最高潮に達して、些細なことからこれまでとは一転して歪み合う関係に陥りがちです。
ぼく自身、社会人になってからその経験を覚えている限りでは2回経験しているので、これだけは断言できます。
分かったつもりになっているときは、現状を見ようとしていない
ということを。
今この瞬間を大事にするために
途中マインドマップから話が逸れてしまいましたが、、、
見える化して認識できるからこそ、次なる手を考えることができるようになります。
あれこれ頭で考えているだけでは、何も進捗しません。
現状と向き合う思考は、義務教育時代から排除されて育てられてきます。
将来のための選択を重要視するのが当たり前。
経験にしても、進学にしても、仕事にしても、お金にしても。
けれど、本当にそうしたいと望んでいないことを
「今は仕方ない」という一言で片付けてしまうと、その思考はずっと続いてしまいます。
本当は遊びたいけれど、今は仕方ないから勉強しよう。
本当は遊びたいけれど、子どものために今は仕方ないから我慢しよう。
本当は旅行したいけれど、老後のためにお金が必要だから使うのは我慢しよう。
我慢の思考は次の我慢を思考を生み出し続けるのです。
とは言え、将来のことを考えることが悪いという話でありません。
ただ、状況を変えることができるのは過去でも未来でもなくて、今この瞬間だけ。
だからこそ、その今を認識するためのすべを身につけておくことが、自分にとってご機嫌な毎日を過ごすためには必要不可欠だとぼくは考えています。
その今を認識するためのすべ・ツールの一つとして、マインドマップがあります。
今この瞬間を大事にして生きたいと思うすべての人に、今と向き合うきっかけとなるマインドマップの存在をまず知って欲しくて、個人的に活動を続けています。
まだまだ書きたいと思った内容はありますが、今日はここまで。
MPAの話とか、自己分析の話とか、いろいろ話したいことはあるけれど、今日書きたいと思うことは書くことができたと思う。
今はあっという間に過ぎます。
マインドマップもそんな今の一部分だけでしかありませんが、今を感じながら書くアプローチはいろんなシーンで役立ちます。
途中スラムダンクのあのシーンが脳裏をよぎったとき、ふっと涙が出てきた。
名シーンは過去の記憶と色々重なって心に響くことが多い。
けれど、マインドマップを通じていろんな人の想いに触れることで、その人の今を強く感じることができ、毎回心に響いてくる。
そんな時間をもっといろんな人と体験したいと、ブログを書いていて改めて感じた時間でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!