こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今回のFAQは質問というよりも、相談に近い内容です。
目次
まず大事なのは習得するつもりがあるのか?
こういった時間関係のご相談は結構あります。
以前にも制限時間のFAQについてご紹介しましたが、
マインドマップに限らない話なので自分ごとに置き換えて読んでいただけると幸いです。
この手の話でポイントになるのが、まずは自分自身の意志確認です。
「そもそも新しいことを習得するつもりがあるのか?」
この一言を自分自身に問いかけてみることが、なんか上手くいかないと思ったときに何よりも重要になります。
ぼく自身の経験からも、苦手意識の強いことやこれまでやったことないことは、どうしてもコツを掴むまで時間がかかる可能性が高くなります。
例えるなら、整備されている里山を管理すると、無法地帯となって荒れている山を里山として管理するのと、どちらが労力がかかりそうでしょうか?
考えるまでもなく、後者ですよね。
慣らすまでにかかる時間の長さは人によりけりですが、慣れていないことを習得するには最初の瞬発力にかかっています。
森で例えるなら、人が森の中を歩けば、道ができます。
しかし、通らなくなったらどうなりますか?
そうです。
すぐに鬱蒼と生い茂り、元通りになります。
それと同じで、学んだこともある程度慣れるまで継続して取り組んでいないと、せっかく掴んだ感覚は2、3日としないうちに失われてしまうのです。
だからこそ、時間を言い訳にせず、習得する意志があるかどうかが何より重要になるのです。
思い込みに気付く
あと、継続するためには確かにやる気も大事ですが、継続することに関する思考・観念(あるものに対していだく意識)を知っていることが大前提だったりします。
例えば、こんな思考・考え方を持っていたとします。
・継続するためには時間が必要。
・時間がなくて忙しければ、やらなくてもいいと納得できる。
・やるからには完璧にやりたい
・やるからには3日坊主で終わらないようにしなければならない
こんな考え・思い込みを抱いている方はいませんか?
ちなみに、ぼくはマインドマップを学ぶまでは上記のような思考を持っていました。
だから、せっかく何か新しいことを始めても、忙しいを理由にやめてしまうケースが9割以上占めていて……
要するに、勝手に継続することに対してハードルを上げて、ぼくの場合はやれなかった時の言い訳にしていたのです。
例えば、下図のハードル。
そのハードルを高さを見て、仮に「これは飛べない」と思ったら、飛ぶというアクションをするでしょうか?
やる気だけで何とかなるでしょうか?
なので、自分で勝手にハードルを高くしていることに気づいたとき、ぼくは自分に問いかけました。
「本当に習得するつもりがあるなら、何か工夫できることはないか?」
と。
それで、ぼくは楽しく続けるために、仕事帰りによく人に会う習慣を利用することを思いつきました。
誰かと一緒にマップを描いてシェアするのが楽しいと思っていたので、今までの習慣にノートとペンを追加で持参するくらいは全然ハードルが高くなく、楽しく描く習慣を作ることができたのです(^^)v
日常生活を見直すチャンス
話を最初に戻します。
つまり、ご相談内容に対する答えは、
「マインドマップを描く時間がないから描けない、と思い込んでいる背景・ワケを知ることから始めてみませんか?」
です。
例えば、「マインドマップは描き始めたら15分以上かかるから、その時間が確保できない」と思い込んでいたとします。
そうしたら、まとまった時間の確保=自分にとってハードルが高いわけだから、まずはお題とセントラルイメージだけまででもいいから描いてみる。
正直セントラルイメージだけであれば、5分もあれば十分です。
ブランチまで描かなくてはいけないというルールは別にないですし、とにかく最初は楽しく描く習慣を意識することがポイントです。
活動報告で「1日の1%である約15分だけでも、自分の時間を作ってみませんか?」とご提案したこともありました。
あなた自身のための時間を作るためには、当然あなた自身の日常生活を熟知している必要があります。
他の人のアドバイス通りにやるのもいいですが、あなたの日常生活とかけ離れたアドバイスではハードルが高くなってしまいます。
必ず日常生活を意識しながら、まずは最初の一歩を踏み出すことができるまでハードルを下げて、楽しく取り組んでみることをお勧めします!
①新しいことを習得するつもりがあるのか、自分に問いかけてみる。
②描くないと思い込んでいるワケを知る
③ハードルをできるだけ下げて楽しく取り組むように工夫する
→ポイントとしては、自分の日常生活を大きく変えずにやってみる