目次
【MM小冊子】カレーライスから閃いたツールの活かし方〜はじめに〜
器を用意できていますか？
そもそもこの冊子をつくるきっかけになったのが下図のマップです。
真ん中のイメージは、器のないカレーライスです。
カレーライスを注文したり、料理をしたりするときにもちろん食材や器具なども必要になりますが、最後にそれを盛り合わせする器（お皿）があって、初めて料理を食べることができます。
つまり、器は大前提として必要になるわけですが、それをぼくは自分自身と置き換えて考えています。
この器がなければ、どんなに器具や素材を持っていたとしても食べることができないように、『自分にとって』で向き合う土台がないと、折角有力な情報（素材）や便利なツール（器具）があったとしても、自分自身のものとして定着する（食べる）ことは決してありません。
いつの間にか自分を見失っていった２年間
この大前提がないとどうなるかというと、傾向としては他の誰かが良かったといっているツールを学んではみるものの、「やっぱり自分には向かいないかも」と言ってまた新しい何かのツールを探すということを繰り返してしまいます。
ここで大事なのが、あくまでその他の誰かの現状にとっては良かったのであって、自分にとって良いかどうかは実際に使い続けてみないとわからないこと。そして、そもそも今の自分の状況的には全く使える場面がないのにもかかわらず、とにかく使おうとしているから長続きしないということ。特にこの２点に当てはまっている人を、セミナー会場や講演会会場でよく見かけます。
なぜそのことがわかるのかというと、ぼく自身がその２点の考え方を持たずにいろんなセミナーや講演会に参加したり、情報教材を入手したりしていた時期が２年間あったからです。
それでどうなったかというと、ものの見事に自分が何のために今学んでいるのかがわからないから、いろいろな人の影響を勝手に受けまくってしまい、自分のことがよくわからなくなってしまいました。
今では毎日自分自身の現状把握をするようになってから、あえて自分や相手を変えていこうとしなくても、現状がどんどん変わっていることを知ることができるようになってきています。
なぜなら、それにピントさえ合わせていれていれば、自然と自分も変わっていくことに気付いたからです。
一年以上続けていたら、以前と比べて全く無理することがなくなって、とっても楽チンになり、よく会っている方々からも「前より自然体になったよね」と言っていただけるようになりました。
行動の伴わない願いごとは自分の願いではない
ちょうどこの冊子を作るタイミングである本を引き寄せました。
銀座まるかんの経営者でもあり、数々のベストセラー本を出版されている斎藤一人さんの本です。
本の中でこのように書いてあります。
ついつい芽が出ている他の人の畑を見て、自分も出ている、または出てくると錯覚しがちです。
斎藤一人
でも、実際には自分の畑に種を蒔かない限りは何も収穫を得ることはない
セミナーや講演会に参加したり、本を読んだりすると、その場の雰囲気や一気に上がったモチベーションで上記と同様に「自分もできている」と勘違いしがち。
この勘違いを現実にできるかどうかは、この後のあなたの行動にかかっています。
大体の人が途中で絶対に下がるモチベーションとともに行動もしなくなってしまい、いろいろな理由を作って途中で辞めてしまいます。
もし本当に身につけたいものだったら、失敗しようが何しようが、改良に改良を重ねて、何度も挑戦し続けるでしょう。
その判断として、そもそも今自分自身がやりたいことややろうと思っていることは、本当に自分がやりたいことなのか、今一度チェックしてみることをオススメします。
行動の伴わない願いごとは（自分の）願いではない。
斎藤一人
本当にその通りだと思います。
思わずやりたくなるようなことでなければ、もしかしたら自分の願いではなくて、他の人の願いを自分の願いに置き換えてしまっているだけかもしれません。
宝箱とそれを開けるための鍵を手に入れたらどうしますか？
ぼくなら速攻で宝箱を開けて、中身を確認します！(笑)
そのくらいの行動力が伴わない場合は、現状を一度見直した方が良いかもしれません。
自分の望んでいる状況を手に入れていけるその過程を歩んでいる最中は本当に楽しいので、気付いたら自分の器が出来てきて、気付いたら長続きできるようになっていきます。
- 継続できないときは、自分の現状に合わないことや、望みではないことをしている可能性が高い。
- 行動の伴わない願いごとは（自分の）願いではない。
【MM小冊子】カレーライスから閃いたツールの活かし方〜２．活かす前提になっているか？〜
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