こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今回のテーマは
コミュニケーションに必要なこと
です。
あれ?
カラオケに佐上君は誘わないの?
佐上のやつは昔っから歌うの苦手だから誘ってないぞ
えっ、さっきカラオケで歌いたいって話してたよ
うそ〜!?
昔は歌うの嫌がっていたのにー
目次
コミュニケーションは技術力よりも共感力
毎度のことながら、まずはそもそもの話から始めます。
みなさんはコミュニケーションという言葉にはどんな認識がありますでしょうか?
元々コミュニケーションの語源はラテン語でコムニカチオで、意味は「共有する」です。
けれど、今日コミュニケーションという言葉では「共有する」よりも、「話す」や「伝える」ということに重きを置いている気がします。
つまり、一方通行ということです。
コミュニケーション能力があるというのも、話す・伝える能力があると同義語で使われているケースが少なくありません。
もし相手に対して「あいつはコミュニケーションが下手だ」と言う場合には、本来の意味で言えばそう言う自分自身も「共有ができていない」ということ。
どちらが良いという優劣はない、とぼくは考えています。
一度わかったと思うことは改めて知ろうとは思わない
その上でコミュニケーションに必要なことに話を戻します。
コミュニケーションとは相手と共有し合うこととするのであれば、コミュニケーションで大事になるのが互いに関心を持ち合うことではないでしょうか。
相手のことが知りたいと思うからこそ、相手との情報共有を大事にすると思います。
ただ、ここで重要なポイントがあります。
ある程度相手との交流が深まってくると、相手のことをすでにわかっているとつい思いがちです。
わかっていると思い込んでいるとどうなると思いますか?
そう、もうわかっているから、改めて相手のことを知りたいという想いはなくなり、わかったと思った過去の情報が常に優先されます。
「あなたって昔っから〜だったよね」
「あの頃から〜だよな」
という台詞はよく使われているものかと。
確かにそういった一面がないわけではないかと思いますが、ただわかったつもりになっていると相手の現状には関心が持ちにくいです。
外見の変化には気付きやすいですが、内面は見た目では判断しにくいのでついつい過去の情報に依存しがちになります。
【MM小冊子】That Is Why〜マインドマップを通して学んだ13の心得〜 第11章 コミュニケーションのギャップはなぜ起こる? マウント思考にご注意!結婚・子育てを通じて得た対人関係の極意とは?コミュニケーションで大事なことは何かを学ぶときにも
まとめますと、コミュニケーションする上で大事なことは3つ。
一つ目は、わかったつもりになると改めて知りたいとは思わないこと。
二つ目は、昔からよく知っている相手でも今は違うかもしれないと意識すること。
三つ目は、わかったと思ったことは今その一瞬のことであること。
この3つが意識できているかいないかで、コミュニケーションギャップはかなり解消されると思います。
上記の話は人と人とのコミュニケーションだけに限らず、何かを学ぼうとする時にも重要になることです。
ぼくが印象に残っているのは、コーチング講座を主催している時の話です。
ある参加者の方が、
「今日話していたコーチングの話はもう知っていることだから、ここで学ぶことはもうないです」
と仰って2回目からの参加を辞退されたのです。
確かにコーチングの用語・スキルやテクニック自体は知っているかもしれません。
けれど、講座に参加する醍醐味は講師から教わることではなく、同じ場で学んでいる参加者との会話や、体験したことだとぼくは色々な講座に参加して実感しています。
しかし、一度「(知識としてだけ)知っている・わかっている」と思い込んでしまうと、他の情報はほとんどスルーしてしまうのです。
【MM小冊子】カレーライスから閃いたツールの活かし方〜5.ツールを活かすために必要なこと〜わかったつもりになる癖・思考はコミュニケーションだけではなく、学習する上でも弊害になり得ますので、常に自分の思考は要チェックしておくのがベストです!
- わかったつもりになると改めて知りたいとは思わないこと
- 昔からよく知っている相手でも今は違うかもしれないと意識すること
- わかったと思ったことは今その一瞬のことであること