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データに思考操作されず意図を読み解くコツとは?

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

年末年始や長期休暇で実家に帰るときに久しぶりにテレビ番組を見るわけですが、、、
相変わらず根拠のないことを平然と、さも正しいかのように報道しているのを見て、もう報道側の意図を考えるのもバ◯らしく感じてしまう今日この頃です。

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データは見せ方次第

心拍で自律神経の状態が計測できる?

そう感じてしまうのも、とりあえず有名大学——たとえば、T大学の教授が発言すれば、言っている内容があたかも正しいかのように聞こえてくること。

よーくテレビで見せているデータや話している内容を吟味してみると、まだまだ全然解明されていないことがわかります。

そして、表やグラフのデータの見せ方については、こんな見せ方をしたら大学院レベルでも速攻で蜂の巣をつついたようにみんなから突っ込まれるぐらい、見せていないこと・話していないことが多いです。

たとえば、ヒューマニエンスというテレビ番組で疲労について取り扱っている回をみたのですが、、、
疲労感を測定する装置について画期的とは思うものの、判定値の基準がよくわからないものほど参考にならないものはないと感じました。

まず、疲労感を測定する装置は自律神経を数値化すると書かれていますが、疲労感を数値化するのに使われるのは心拍・心電・脈拍。
確かにこれらは数値化できますが、本当にこれで自律神経を数値化できていると言えるのでしょうか。

そもそも自律神経とはなんでしょうか?

脊椎動物の末梢神経の一。意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。交感神経と副交感神経とからなる。植物性神経。自律神経系。

健康ネット

名前の通り神経のことなので、脈拍・心拍とは直結したものではありません。

一般的に疲労は交感神経を酷使したことによって生じるとされていますが、もし疲労感について論じるのであれば、少なくとも交感神経と副交感神経のバランスがどうなっているかについて触れなくては議論のしようがありません。

そして、ただ「医学博士監修」によって製作された装置と言うだけで信じられる装置だと錯覚してしまうのは、戦後の学校教育の賜物なのかもしれません。

また、人によって平熱が違うように、脈拍のリズムや回数だって人それぞれ。
年齢によっても変化しますので、単純に数値だけ計測すれば判断できるものではありません。

基準は曖昧なもの

さらに、基準も曖昧。
血圧にしても、年齢や住んでいる地域などによって最適な血圧は異なるのにも関わらず、共通の基準が設けられています。
そして、その基準は30年前と比べて50mmHg以上も下がっています。
なぜでしょうか?

みなさんはこういった基準がどのような意図で決められているのか、まずは自分なりに考えたことはありますでしょうか?

何も考えずに、ただ健康診断を受けてその結果に一喜一憂していませんか?

たとえば、35歳以上になるとバリウム検査が勝手に検査項目に追加されていますが、バリウム検査は今では世界の非常識だと言うことをみなさんはご存知でしょうか?
自分はバリウム検査の内容に納得できなくて、あれこれ自分なりに調べた結果、健康診断では検査拒否しています。
意味ないことなのに、さらに体に副作用が出る可能性があるだなんて、Vチューと同様で個人的にはやる意味がわかりません。

まとめ

結局何が言いたいのかと言いますと、
何度も記事で書いていますように外部からの情報は誰の情報であろうとけっして鵜呑みしないこと

はじまりの書〜分析の章 Vol1. 心構え編〜

権威のあるっぽい人の発言が信じられるかどうかはわかりませんが、私は誰からであろうとデータを提示されたら客観的視点をできるだけ意識してデータを読み取るように心掛けています。

ただ、利益を追求している人たちが聞こえの良い言葉(エコ、協調、安全など)を使って、聞こえの良さそうな活動を積極的にやり始めたら警戒はします。

健康産業ではドラッグは大きな釣り餌ですし、環境保存という名目のエコ活動では一方的な人間視点の価値観で活動しているため、逆効果に終わってしまっていることは少なくありません。
(たとえば、絶滅危惧種を守るために国立公園を作ったら、他の多数の絶滅に加担してしまったケース)

基準についても、個人差があることを前提に物事を判断することが大事だと私は考えています。

みなさんは普段からどのようにデータと向き合っていますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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