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今回のテーマは『戦法』です。
前回と似たようなテーマですが、とても大事な話です。
【工夫の極意】暗殺教室から学ぶシリーズ11−1「戦略を考える上で必要なこととは?」圧倒的な差を痛感した時にこそ
世界一の殺し屋『死神』が、ついに殺せんせーを殺すためにはE組関係者すべてに牙を向く。
今やっと気づいたんだけど暗殺教室で2代目死神が花屋をやってたのって殺せんせーになる前の死神に「私よりうまい」って褒められたからなんだね pic.twitter.com/qxr3jj8oTC
— A&Fフラワー🥀 (@ohananopakkunda) June 26, 2021
殺せんせーがサッカーの試合観戦のためにブラジルに行った隙に、死神は殺せんせーを確実に殺すための作戦を決行する。
烏丸先生がさらに不在、イリーナ先生は弱味につけ込まれ籠絡され、E組生徒は罠に嵌って死神にあっさり監禁されてしまった。
生徒たちに連絡がつかないことに胸騒ぎを感じた殺せんせーは、烏丸先生と一緒に死神アジトに乗り込むが——殺せんせーはイリーナ先生の騙し討ちによって、殺せんせーもあっさり捕まってしまう。
殺せんせーとE組生徒が捕まっている牢屋は、殺せんせーが抜け出せないような檻で囲まれており、まさに絶体絶命!!
そんな中、超人・烏丸先生が生徒たちを助けるために動き出したが……
まったく戦いに入る余地がないことに落ち込む生徒たちに対して、
牢屋を抜け出せない状況について、
「では、君達はどうしますか?」と殺せんせーは尋ね、あるアドバイスをする。
今この場で彼等より強くなるか?
彼等にはとてもかなわないと土俵を降りるか?
両方とも違いますね
弱いなら弱いなりの戦法がある
いつもやってる暗殺の発想で戦うんです
その言葉を聴き、三村が脱出のために突拍子もないアイディアを思いつくのであった。
今日は暗殺教室の三村航輝の誕生日!
— 澪羅 (@d11733c16f164e4) January 31, 2017
HappyBirthday🎉三村 pic.twitter.com/ZOMH5U8h4N
同じ土俵で戦えるのか?
殺せんせーに、まったく歯が立たない烏丸先生やイリーナ先生。
けれど、その二人にまったく歯が立たないE組生徒たち。
それなのに、殺せんせーすら手玉に取ってしまう「死神」。
そんな「死神」に対して、付け焼き刃の暗殺スキルでE組生徒たちが真っ向勝負で勝てるのか?
——漫画を読んでいて、1ミリもそんなイメージが湧きませんでした。
圧倒的な不利な状況なのに、同じ土俵で戦いを挑むのは無謀でしかありません。
前回は日本史で例題をあげましたが、漫画で言えば『スラムダンク』の湘北高校 vs 山王工業高校です。
インターハイ初出場で、全国制覇を目指す赤木剛憲率いる湘北高校。
対するは、高校バスケ界の頂点に君臨する山王工業高校。
インターハイ3連覇を達成し、前回の優勝時のスタメンメンバーが3人残る山王。
対して、外部からの山王とは正反対で評価が低く、高校での全国大会出場の経験者がゼロの湘北。
湘北高校の安西監督ですら、選手たちのことを信じてはいても、試合前に色々作戦は練ってみたものの打開策は見つからず。。。
湘北は奇策を何度使っても、すぐに跳ね返されてしまい——むしろ、逆に何度も点差を広げられてしまう展開に。
何度も王者の力を見せつけられ劣勢を強いられる湘北ですが、ここまでかと言う場面で踏ん張り、桜木花道・流川楓の1年コンビの覚醒によって、逆境を跳ね除けていきます。
そして、最後は何度も練習した桜木花道のジャンプシュートで逆転勝ちをおさめます。
逆境で決して諦めない心意気——安西先生的に言うと、断固たる決意の大切さがまさに示された試合となったのです。
もはや何が起きようと揺らぐことのない、
— 少年ジャンプ歴代名言bot (@145914a) June 29, 2022
断固たる決意が必要なんだ。
スラムダンク/安西監督 pic.twitter.com/CCrGypbVt4
どうしようもない事態になったときこそ自分の真価が問われる
以前にも記事で書いたことがありますが、ぼくは中学時代バスケ部でした。
同じ区内には昨年全中優勝校がいて、区大会でまさかの初戦で当たってしまうという・・・(T ^ T)
試合当日体育館で相対したときに、相手チームの選手との身長差だけで圧倒されてしまって。
何せ自分のチームのセンターの身長と、相手チームのガードの身長が同じくらい。
残りは全員180cm以上で、明らかに中学生離れした体格。
それだけで戦意を喪失していたと思います。
当然試合は序盤から完敗ムード。
けれど、前半終了5分前くらいに2軍と総入れ替えになった際に、それからの5分間は相手に一点も与えないくらい奮闘できて。
その流れに焦ったのか、後半からは再び1軍が戻ってきて、結果悔いの残る大差で負けてしまいました。
あの時を思い出しても、僕らは相手チームのことは何も知らなかったし、自分たちの作戦もなくて、最初から諦めていた。
それでも、2軍相手に奮闘できた時の意気込みさえあれば、勝てなかったとしても悔いの残る試合にはならなかったはずです。
どうしようもない事態になったときこそ自分の真価が問われる。
あの時体感した悔しさは、今後もしどうしようもない事態に陥った時にリベンジします!
弱いなら弱いなりの戦法がある
殺せんせーのこの一言は、「ここまでか・・・」と諦めたくなるシーンで思い出したい言葉です。
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