こんにちは、おかちゃんせんせいです！
久しぶりに暗殺教室シリーズ『工夫の極意』の時間です。
工夫の宝庫！暗殺教室から学ぶ工夫力
今回のテーマは『生かす』。
キーパーソンは生徒ではなく渚たちが通っている中学校の理事長である「浅野學峯」です。
目次
自分にとっての理想とは？
強者と弱者を強く意識づけることで理想としている「強い」生徒をたくさん育てるため、あえて落ちこぼれの集団であるエンドのE組を作った浅野学長。
「強さ」を求めるようになった原因は、かつての教え子がいじめを苦に自殺したことに起因する。
それまでは殺せんせーのように、各々の良さを育てる教育を理想としてきたが、どんなに良さを育てても弱ければ意味がないと思い、「強さ」を追求するようになった。
殺せんせーの教育方針に真っ向から対立し、勝負を仕掛けてきた浅野理事長に対して殺せんせーは勝利し、理事長にこう伝えた。
殺すのではなく生かす教育
これからも・・・
お互いの教育を貫きましょう
基準はそれぞれ！それがわかっているからこそ認め合える
浅野理事長との対決は今回で最後。
E組が生まれた経緯について判明します。
今回の話を読んで、なぜ自分が殺せんせーのあり方に共感したのかについて納得しました。
教育方針にとって障害になると感じた浅野理事長は、殺せんせーやE組そのものを否定し、排除することで教育方針を貫こうとしていた。
一方で、殺せんせーは対立してくる理事長の考えは一切否定せず、ただ自ら理想とする教育を貫こうとしていました。
「これからもお互いの教育を貫きましょう」と伝えていることからも、浅野理事長と自分の考え方は違うことを理解しているからこそ、好敵手（ライバル）として認めたんだと思います。
相手を理解するためには、まずは自分にとって大事にしていることを理解することが重要。
自分の大事なことを理解できるからこそ、
（相手にも大事なことがあるかもしれない）
という前提であることができるのだと。
暗殺教室に出会ってから、相手のことを認められない、違いを理解できないと感じた時には、相手と対立する前に自分と向き合う時間を確保するように心がけるようになりました。
お陰様で無闇に怒りゲージが上がることも、相手を思い通りにしようとすることもなくなり、以前よりも快適に日常生活を過ごすことができるようになっています。
相手を認めるためにはまずは自分を認める
ぼくは正直大学時代まで正反対な性格な人を、話してもいないのに避けてきました。
なぜ避けてきたかは覚えていませんが。。。
ところが、大学３年生で同じゼミ生になった同期K君が、まさに２年間避けてきた相手で。
さすがに共同作業が多いゼミだったので観念するかと最初は思っていましたが、話してみると想定外に話が合って。
もちろん趣味や好みは違って、意見は食い違っていたのに話が合うと感じたのです。
なぜそう感じたのかというと、あまりにも違いすぎたことを認めたくなったから。
要するに後からわかったのは、K君を避けていたのはK君がみんなに男女関わらず好かれていたから、それに対する嫉妬だったこと。
嫉妬って２通りのパターンで起きやすくて、まずはぼくがK君に対して感じていた正反対の存在に対して。
単純に憧れで終わることもあれば、自分にはないものを持っていることに羨ましさを感じて嫉妬に転じることもあります。
もう一つのパターンは、自分と境遇や性格などがすごく似ているとき。
いわゆる近親憎悪というやつです。
漫画で言えば、NARUTOのナルトとサスケのように。
お互いのことがわかるからこそ、似ているとわかるからこそ、それを認めたくなくて反発してしまう関係。
二人は最初から最後までいがみ合う関係でしたが、最後の最後に本気でぶつかり合うことでお互いの存在を認め合うことができました。
結局そういった関係性は周りがどうこういって改善されるものではなく、お互いがまず自分と向き合うことで初めて相手のことが理解できるようになります。
暗殺教室でも、殺せんせーと真っ向勝負をした浅野理事長は、最終的に自分自身が本当に目指している理想を思い出し、殺せんせーと和解することができたのです。
もし学校や職場で対立してしまっている相手がいる場合には、どんな形でもいいから真っ向からぶつかってみてはいかがでしょうか？
もちろん、その相手が今後も付き合っていきたいと思える相手の場合だけですが。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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