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グループワークでリーターシップは必要か?

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

昨日グループワークの記事を書きました。
その記事を自分で見返しているときに、補足で書いておきたい内容を思い出しましたので、続けてグループワークの記事を書くことにしました。

テーマは
グループワークでリーダーシップは必要か?
です。

マインドマップの真骨頂とは?〜グループワークで最大限発揮!〜

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

グループワークで何を求めるのか?

みんなが頼りにするリーダーの存在がグループを弱体化させる?

何か話し合いをするときに、進行役(ファシリテーター)の人がいるといないとでは、話し合いのスムーズ度はまったく異なります。

ただし、進行役がリーダーシップ的な役割も担っていると話は別です。

リーダーがいると確かに進行するスピードは速くなり、話し合いがスムーズに終わるかもしれません。

けれど、みんながリーダーの存在に依存してしまうと、
「あの人が言っていることだから間違いない!」とか
「信じていたら大丈夫!」とか言っちゃって
リーダーの発言にただ盲目と従うだけになりがちです。

そうすると、
リーダーの鶴の一言でチームの意見が覆ってしまうので、
どんなに話し合いしてもみんなはリーダーの意向を気にするようになり、
しまいには何も発言しなくなってしまうのです。

えっ、思い当たる節があるかですって?

……

……

……

そりゃあ、どっちのパターンも(何度も)経験済みですd(´・∀・`)

(リーダーの時)
「おかちゃんに任せるよ」と言って丸投げされた挙句、後から怒られたり、責任を押し付けられたりする

(リーダーではない時)
せっかく仲間内で話し合ったことでも、リーダーの一言で話し合いの内容が無意味と化す

どちらのパターンも、そういったことが起きる度に誰かや何かのせいにして、毎回苛ついていました。

リーダーの役割

けれど、最近になってようやく腑に落ちてきたのが、
だから同じことが毎回立場を変え、人を変え起きてきたんだ
ということ。

話し合うことが目的ではなく、何のために話し合いをしているのか?
をチームメンバーと共有していくのがリーダーの役割だと、気付いてからは考えるようになりました。

あれこれ指示を出したり、意見を出すように促したりすることが続くと、逆に萎縮してしまって意見が出にくくなったり、リーダーの期待する答えしか出てこなくなったりしますので。

本当にその判断が自分にとってもベストであり、チームにとってもベストなのか?

頼れるリーダーがいるとつい考えなくなることです。

会社員の方で言えば、いくら会社のためであったとしても、働く自分にとってただストレスや負荷が増すだけであれば、無理が積み重なって、いつかその反動が一気にやってきます。

たとえ、どれだけ頼れるリーダーや著名人・有名人の発言であったとしても、その人たちが自分にとってもベストなことを必ず提案してくれるとは限らないこと。
そのことに気づくことが何よりも大切です。

どういったグループ・チームでありたいか?

自分を蔑ろにした集団は、ただその人たちに付き従うだけのロボットになります。

そうなりたいのであれば、YESマンでいた方がベスト。
そうはありたくないと考えているのであれば、リーダーシップをとってくれる人に依存する思考を少しずつ手放してみてはいかがでしょうか。

私の場合は、
自分で感じて考えて表現していくことを大事にしているので、自分が主催するイベントでは相手の方が感じて考えて表現していくことを大事にする
と決めています。

依存する思考というのはもう癖になっているので、自分で依存しているのかすらどうかわからないレベルの可能性があります。
「思考を手放してください」と仮に言葉で伝えられても、クエッション(意味不明)なだけ。
むしろ、余計にあれこれ悩ませてしまうパターンに陥りがちです。

だからこそ、自分の想いをまず表現できる環境を創ることグループワークの起点だと考えています。

自分が表現できていると余裕が生まれます。
余裕があると、他の人が表現したことと比較してビクビクするのではなく、相手が表現していることに自然と共感する思考になります。
そうすると、相手が共感してくれていると表現者が感じるようになるので、ますます自分を表現しやすくなる——そうやってその場にいるメンバー同士の相乗効果が生まれていく瞬間に立ち会うのが、私にとって何よりも楽しみだったりします♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

まとめ

英雄的な、みんなが憧れ、カリスマ性のあるリーダーは黎明期・立ち上げ時には重宝されますが、ずっと続けていくような組織・グループにおいては次に続けにくい集まりになってしまいます。

例えば、キングダムの秦の始皇帝、鎌倉時代の源頼朝のような君主がいたときには良くても、その存在がいなくなった途端に破綻してしまうことは、歴史で何度も繰り返し起きています。

リーダーを頼るという構図ではなく一人一人がリーダー——とまでは言わなくても、その場にとってなくてはならない存在だという自覚を持つことが大事なのではないでしょうか。

マインドマップでのシェアはそういった場が自然と創りやすいし、高度なファシリテーションも話すスキル・テクニックも必要ないので、会社や学校、クラブチーム、団体に所属している方々にもっと使ってほしいです!

オンラインではなくて、全国どこへでもお伝えに行きますので。

まずは、来月鳥取へ!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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