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【はじまりの書】〜姿勢の章 Vol1.一部で全体を視ることのリスク①〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

以前、はじまりの書の分析編を記事にまとめました。

はじまりの書〜分析の章 Vol1. 心構え編〜

何か新しいことを始めようとしたけれど、二の足を踏んで行動に移せない。
色々行動は起こしているけれど、悩みが尽きない。
自分自身と向き合うことが日常生活でなかなかできない。

自分に還るために大事な情報を
はじまりの書
としてまとめています。


できるようになってから、周りから認められるようになってから発言するのと、
周りがどうこうでなく実践中であっても今から発言するのと、
どちらが相手に伝わりやすいのかというともちろん前者かと思います。

わたし自身は実践中で後者であることが多いです。

けれど、斎藤一人さんの話を聴いてからは、どんな状態であっても発言する内容は今お伝えしたいことと決めました。

ちなみに、斎藤一人さんの話は今ではYouTubeやAudioでも無料で視聴できますので、聴いたことがない方は是非視聴してみてくださいね。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

詳しくはこちらから

一部で全体を視るということ

思考や姿勢を日頃からチェックする大切さ

日常生活で自分と向き合う上で大前提として重要になるのが、日頃からの思考・姿勢です。

どんなに誰かが言っている成功法則だけ真似したとしても、そもそもの思考や姿勢が変わらなければ、結果が出せたとしても、自分の本心から大きくかけ離れてしまう可能性が高くなります。
そのズレが小さなうちはいいですが、だんだん大きくなったときにズレの具合は体調面でよく現れます。

本心を隠して我慢をし続けていると、我慢することが当たり前になる。
そして、我慢の歪みがストレスになり、ぼくの場合は背中や肩の痛みとして現れるようになりました。
だから、どんなに医者に通ったり、体を診てもらって一時的に良くなったとしても、我慢する癖があるとまた体調を崩すという負のスパイラルに陥りがちです。

だからこそ、思考は日々チェックすることが、結果的に心身ともに健康でいる秘訣になります。

ただ、思考のチェックする方法なんて、学校でも家族でも教えてもらえません。
カウンセラーという第3者が心理的サポートをしてくれる職業はありますが、病名を付けられた症状を治してくれるのは決して彼らではありません。

実際に、鬱診断を受けて、薬中毒になっていたけれど、克服した知人を何人か知っています。
彼らからどのように克服したのかを尋ねると、彼らは口を揃えてこう答えてくれました。

「自分で治すって決めたら、鬱の症状がいつの間にか治り、薬も必要なくなった」と。

医者やカウンセラーだけでなく、薬に依存してしまうと、自分の心身の健康はそれらに依存することになります。

それをよしとするかどうかは、もちろんわたしたち自身が決めればいいと思いますが、なぜそんな症状が出ているのかは自分自身と向き合った上で決めることが大切です。

そもそも一部で全体を視ることって?

そこで本題ですが、いろんな情報に溢れかえっている昨今で、自分自身で情報を収集して判断するために大切な心得の一つに、一部で全体を視ず、必ず双方から視るがあります。

一部で全体を視るというのは、例えばこういったことです。

血液型がA型は真面目で几帳面である。

動物占いでライオンの人は左脳派である。

数秘で9の人は独特のユーモアがある。

などなど。

もちろん一見すると当てはまっていそうなことはもちろんあります。
けれど、それが各々の個性すべてではないはず。

なのに、人はあるパターンがあるという話に興味を抱き、それを信じ、そのパターンを当てはめるのが大好きです。
けれど、相手を視ずに、型に当てはめることにリスクがあることは承知している必要があります。

では、どんなリスクがあると思いますか?


一部で全体を視ることのリスク

これはぼくの話ですが、一部の情報(自分の解釈)で全体(相手)のことがわかっていると勘違いしていたと発覚した事件がありました。

ちょうどマインドマップを学んだ2011年2月。
付き合い始めて約2年になる妻と、同棲を始めて間もない頃。

付き合い始めて間もないですが、妻のことは理解している……つもりでした。
けれど、マインドマップを通じてぼくが妻に対して大きな勘違いを知っていることに気付いたのです。

詳細についてはここでは割愛しますが、ぼくが半年前に妻からして欲しいと言われたことを、その時までずっとやっていたら、実は妻がして欲しいことが全く変わってしまっていた事実。
そのことに、ぼくは全く気付いていなかった。

いや、何となく気付いていたけれど、気付いていないフリをして、「妻がして欲しいって言われたことをやっているから、間違いはないんだ」と大義名分を立てていたのです。

だから、相手を見失ってしまっていたのです。

一部(過去の情報)で全体(今の情報)を判断することのリスク。
このことに気付いてから、日常生活で気付いたことがあります。

それは、一部で全体を視る、判断することが日常茶飯事に起きていることです。
家族、友人、仕事でも当たり前に。

物事は必ず双方から視る

例えば、家族や友人でよくある会話が、
「お前(あなた)って昔から○○○だよね」

この会話はきっとみなさんもしたことはあるかと思います。

けれど、これって過去の情報・思い出に縛られている証拠です。

仕事で言えば、
「以前はこうだったから、今回もこうしよう」
と何も今のことを考えずに、仕事が決められてしまうパターン。

これに何度痛い目をみたか……(T ^ T)

明らかにその以前と今は違っているのに、何も考えずに前回の成功パターンをそのまま流用。
苦言を何度も上司に進言したけれど、スルッと流されて案の定大失敗。

無駄な工数は発生するし、なぜか失敗の尻拭いをさせられたことも一度や二度ではありません。

似たよう状況だと感じても、時間が経てば変わっている可能性は十分あります。
それこそほんの一瞬で変わることだってあります。

だからこそ、過去の情報や一部の情報(特に、著名人)に惑わされず、今どうなのかという全体像を意識することが何よりも重要になるのです。


では、どうやったら全体像を把握できるのかというと、まずは一部の情報を逆から捉えてみることです。

仮に、TVや新聞などのメディアから「〜することが良い」という情報が発信されたとします。
その時に、良い面だけを信じるのではなく、必ずその逆である悪い面や、なぜ良いという情報を流しているのか、自分なりにまず考えてみるのです。

当然ですが、今メディアを使って流れている情報は、発信している人にとって都合の良い情報です。
発信している人たちにとって都合の良い情報が、私やあなたにとって都合が良い、とは限らない。

そういう前提が自分自身にあると、流れている情報が意図していることに察することができるようになり、あとは自分がどうしたいかで判断できるのです。

何を信じるかは個人の自由ですが、あまりにも自分で考えずに周りに流されてしまっている人が多いように感じています。
なぜそう感じるかというと、自分なりに考えている人は、相手の立場や状況を尊重できるはず。
ですが、「協調が大事」という一言で押し切ろうとする雰囲気を、外出先で感じることが少なくないからです。

はじまりの書〜分析の章 Vol2. 読み解き編〜

まとめ

  • 自分の体だけではなく、思考や向き合う姿勢が心身ともに大きな影響を与えている。
  • 思考は当たり前になっているから気づきにくいため、日頃から自分自身でチェックできるように工夫することが重要である。
  • 一部で全体を視ることは簡単であるがゆえに、リスクが大きい。それは、データや過去に縛られると、今が見えなくなるからである。



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