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【MM教室】整理するときに陥りがちな落とし穴!?6つのフェーズに分けて要チェック

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【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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要チェック! 6つのフェーズに着目(フェーズ4〜6)

③基準(フェーズ4、5)

基準(フェーズ4、5)

フェーズ4:基準はしっかり定めている?

フェーズ4のテーマは『基準』です。

整理する『基準』を決める上で、欠かせないのがフェーズ2、3の『現状把握』。
現状がわかり、整理したいことの全体像を見通すことができるからこそ、整理する『基準』を明確に決めることができます。

みなさんは断捨離はご存知でしょうか?
最近では書籍だけではなく、TVなどでも取り上げられ、日常会話でも第3者から断捨離という言葉を聞くことがあります。

「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、

断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
離:物への執着から離れる。

という意味がある。

ウィキペディア

それぞれの漢字の意味から、どうしても捨てるというイメージが先行してしまいがちですが、大事なのは捨てる以前に、いるものといらないものとの基準を明確にすることが重要になります。
なぜなら、ただ捨てるだけを目的にしてしまうと、本当は必要なものまで捨ててしまったり、捨てるものがなくなったことに悩んだりしてしまうから。

実際に、断捨離トレーナーの友人から、トレーナー初心者の方から「これ以上捨てるものがなくなったけれど、どうすればいいですか?」という質問があったという話を伺ったことがあります。
不要なものを捨てるためには、当然ですが自分にとって不要なものだと判断することが大前提です。
ただ、判断するための材料も当然必要で、まず家中にあるものを目に見える1箇所に集める断捨離のように、現状どうなっているのかを見える化すること。
そうすることで、必要なのか不要なのかを判断する基準を自分で設定するために、フェーズ2、3の『現状把握』はフェーズ4のキーポイントになります。

もし基準が思い浮かばなかったり、ピンっと来ない場合には、フェーズ2、3の『現状把握』を再度見直すことをお勧めします(^^)v


MEMO
フェーズ4のポイント
整理するためには、いるものといらないものを判別する基準が必要。
そのため、事前に現状把握がどれだけできているかがポイントに

フェーズ5:設定した基準は的外れになっていない?

フェーズ5のテーマも『基準』ですが、今回のポイントは基準が的外れになっていないかのチェックです。

基準次第でその後の選択肢が決まりますが、その基準は実際様々な要因によって影響を受けます。
例えば、整理すると一言で言っても、使われるシーンも様々です。
「学校で教わったことをノートで整理する」「家の本棚を整理する」などと言った形で使われますが、整理する目的に応じて整理の仕方・基準でフォーカスすることは異なります。

例えば、「学校で教わったことをノートで整理したい」と思った時、その目的は何でしょうか?
仮に学校のテストや受験勉強に必要な知識を身に付けるという目的があったとしたら、あなたならどんなことをノートを取るときに意識しますか?

ただ、黒板に書いてあることをノートに書き写すことで、必要な知識を身に付けることは困難です。

そのことを踏まえて考えると、自分の場合はどんな基準でどのようにノートを取る方がいいのか、自ずと答えを導き出すことができるでしょう。

MEMO
フェーズ5のポイント

最終的にはあなた自身で現状に向き合うこと

④実行(フェーズ6):わかりやすいような工夫ができている?

実行(フェーズ6)

最後のフェーズ6のテーマは『実行』です。
整理ということであれば、整理して、整頓することを指します。

整理と整頓の違いは下記を参考に。

【ステージ1】マインドマップ講座『創造』〜テーマはイメージを広げる!〜

大まかな順番で言うと、
現状把握→整理→整頓
になります。

このフェーズでの注意点は、整理して終わってしまうパターンに陥りやすいこと。
必要な情報だけ集まっていればそれでOKであれば、もちろんそれで問題ありません。

けれど、たいてい何も意識せずにただ集めただけ、書いただけのノートや情報は、使い物にならないケースが少なくありません。

なぜなら、情報は記録されているかもしれませんが、だからと言って必要に応じてすぐに情報を取り出せるように整頓されているわけではないからです。
当然そういった情報は使い物にならず、無理して使おうとしても検索する手間が毎回かかったり、丸暗記するしかなくなったりして、結局学習効率や仕事の効率を高めることは難しくなります。

だからこそ、整理しようと思ったときには、工夫がとても重要になります。
何のために整理するのか目的をまず明確にして、その目的を達成するために現状把握や基準を意識する。

そうすることで、整理する方向性も決まり、実際に行動に移すことが容易にできるようになります。

もちろん実行したからと言って、すぐにうまくいくかどうかは分かりません。
しかし、やってみると現状が再確認できたり、基準を更新する必要が出たり、より良いように日々メンテナンスすることができます。

もし整頓しようと思った段階でうまくいかない場合には、その前のフェーズを遡って再確認することをお勧めします(^^)v

MEMO
フェーズ6のポイント
整理して終わりではなく、整頓まで意識して工夫すること

まとめ

整理するって一言で言っても、その整理をどのように捉えているかで見当違いのことをやってしまっている可能性も十分あります。

今回お伝えした内容は、整理する工程を6つのフェーズに分けたものになります。
それぞれのテーマや、注意点がありますので、最初から順を追って確認する習慣ができれば、今までとは違ったノートの取り方を考える必要性がある人がきっと出てくるでしょう。

その際には、是非みなさんにとってまずは考え、状況に合わせて工夫してみてください。
誰かに頼るのはその後です。

もしどうしても、現状把握や基準の設定がうまくいかないと感じた方は、是非こちらのお問い合わせフォームからご相談くださいませ(^^)v

お問い合わせはこちら




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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