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今の活動をしたいと思うようになった想いの原点~vol1. 就職活動編~

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

今の活動をしたいと思うようになった想いの原点シリーズ。
第1回目は、
就職活動編
です。

◆お知らせ◆

【まとめ記事】

現在、これまで書いてきた記事をテーマ別にまとめています。

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vol.1 就職活動編

マインドマップで自分とまずは向き合ってみる

今回のテーマである就職活動(就活)を、まずはマインドマップで描くことで自分と向き合ってみた。

セントラルイメージ(真ん中の絵)は、周りで輝く星々(人たち・同期含む)をうらやましそうに眺めている自分の視点で描いた。
当時の自分は自分自身に対する自信がなくて、周りの評価や動向がとても気になっていたことを描きながら思い出す。

描き終わったマップを見返してみて改めて感じたのが、
ある分岐点で受け取った一言を起点にして、
自分自身の中で就活や自身に対するイメージが一転していること。

beforeafter
会社のことや自分のことがよくわからない自分の長所や強みってなんだろう?
就活がすごく嫌だった就活が好きになっていた
就活が早く終わってほしかった就活が楽しくてまだ終わってほしくなかった

劇的にいきなり変わっていったというよりも、いつの間にか分岐点を境に変わっていっていた。
そのことに気付いたのは、3年後にマインドマップで自分と向き合い続けるようになってから。

マップを描き振り返ってみることで、当時感じていたいろんな感情がよみがえった。

なぜ就活が嫌だと感じていたのか?

そもそもの就活に対する一方的なイメージが、大学時代についてしまっていたことを就活が嫌になった要因の一つではあります。
先輩にも、同期にも、就活を楽しんでいる人は誰も終わらず、「早く終わってほしい」という話を何度も聞いていた。

たまたま自分の場合には、さらに研究したいことができて大学院進学の道を選びましたが、就活はできるだけ回避したいと思っていたのは確かです。

けれど、修士1年の秋に就職するか、進学するかを選択する機会が早くも訪れます。
まだ就活はしたくなかったので進学するつもりではいましたが、顧問に相談したところ自分のやりたい研究は博士課程以降でも続けていくことは難しいという話に。

そのため、消去法的に就活を始めたものの、履歴書や面接で自己PRをすることに対して、日々億劫に感じる日々。
さらに、環境問題を取り扱う企業は大小関わらず「今ある環境を破壊することが前提」という事実を知って、環境系企業への就活は断念。
じゃあどうするかということに悩んでいたときに、多少なりともPC操作には自信があったので、とりあえずIT企業を中心に就活を再スタート。

ただ、自分が求める企業像というのが漠然としすぎていて、何の職種・業界・企業が自分に合うのかさっぱりわからないまま、憂鬱な状態で就活を続けることに。

まさに、先輩や大学時代の同期と同様に、
早く就活が終わってほしい
と願う毎日を過ごしていました。

たった一言が大きな分岐点に

そんな中、たまたま目に留まった関内にあるソフトウェア開発会社の求人にピンっときて。
応募したところ書類審査は通過して、1次面接であるグループ面接に進みました。

ただでさえ自己PRに対して苦手意識があったのに、それを集団の中ですることが本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。

なんとか面接の時間が終わったものの、手ごたえはあまりなく落胆しているところに、面接官である若手の女性社員の方が参加自由のフリートークの時間の設けてくださる話が。
周囲を見渡したところ、誰も席を立つ感じはなかったので、自分もなんとなくそれに合わせてその場に残ることに。

フリートークの前後どちらかは忘れてしまいましたが、参加者一人ずつに対して面接官の方がフィードバックしてくださいました。

そのとき、面接官の方がいってくださった一言が、就活に対する意識を分岐点になったのです。

「自己PRのときにおっしゃっていた長所も確かにあると感じましたが、それ以外にも長所があると感じました」

その一言がとにかくすごく嬉しくって。
特に何が長所なのかについてのフィードバックはいただけませんでしたが、そのことがかえって自分自身と向き合うキッカケとなったのです。

自分の長所や強みってなんだろう?
と。

面接のあとはいつも憂鬱な時間になっていましたが、この日は帰りの電車の時間ものすごくワクワクしている自分がいることに気がつきました。
その日はスーツのまま、新幹線に乗らずに鈍行電車で8時間くらいかけて名古屋まで帰りましたが、その間ずっと。

それ以降、今まではどうやったら就活先企業に内定をもらえるかばかり考えていたのが、自分自身に興味が湧いてきて、自分と向き合う機会をつくっていくようになりました

そのときに出合ったのが、フィンランドメソッドの本。
それを通して自分と向き合い続けていくうちに、いつの間にか就活が楽しくなっていて。

あれだけ面接が嫌で嫌で仕方なかったのに、面接の機会を作っていただけることが有難いと感じるように。

そして、気がついたら第1志望と第2志望の会社から内定をいただくことができていました。
本当はまだまだ続けていたいと感じていたものの、就活のため止めていた修士論文のための研究を進めなくてはならず、内定をいただいた時点で就活を泣く泣く断念したのです。


この嫌いから好きになる変化になった要因は?

改めてこうやって振り返ってみても、ある出来事をきっかけに劇的に変わったというわけではありません。

けれど、自分が感じていることは下記2つのことが、結果的に自分自身の現状を打破する要因になったと今は確信しています。

  • 面接官の方が答えを教えてくれなかったおかげで、自分で考えてみるきっかけができたこと
  • (思考の)ベクトルの起点が、自分ではない何かから自分自身に切り替わったこと

今回は就活に関することではありますが、別に就活のことを好きになろうと努力したわけではありません。
それなのに、苦手意識がありまくっていて、できるなら避けて通りたいくらい嫌いだった就活が、終わる頃には気がついたら楽しくなって好きになっていたのです。

別に就活対策に力を入れたわけではありません。
むしろ、一般的な本に書いてある就活対策は一旦やめて、自分自身で感じて、考えたことをまず大事にするように。

そのとき感じて考えたことを、面接で面接官の方に伝えるということを繰り返しただけです。

まとめ

これが正しい就活というのはないとは思います。
「もし自分と同じように就活で悩んでいる人がいれば、自分自身があのときの面接官の方と同じ立場のようなことをしたい」
という想いは、10年以上経った今でも抱いている想いです。

最後にピックアップした2つの要因は今でも自分の中で活きていて、今の活動を通じて伝えたいこと表現しているときの自分自身のスタンスそのもの。

まさに、想いの原点となっています。

自分自身の思考が変わって、行動が変わっていって、結果的に現状が変わっていく。

どこにも無理がないし、誰かや何かに一方的な依存をしていないから、場面・環境が変わっても再現性が高く同じようなことができるのだと私は考えています。

こういったことは別に特別なスキル・テクニックがいるわけではないので、必要としている方に向けてこれからもお届けしていきます!


今回の話が、みなさんの何かお役に立てば幸いです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




※次回は、「ようこそ先輩~長渕剛~編」になります。

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