こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今の活動をしたいと思うようになった想いの原点シリーズ。
前回は就職活動編をお届けしました。
第2回目は、
ようこそ先輩_長渕剛編
です。
目次
マインドマップで自分とまずは向き合ってみる
今回のテーマについて、まずはマインドマップで描くことで自分と向き合ってみた。
セントラルイメージ(真ん中の絵)は、アニメ映画として上映されたあとに実写版でも上映された「心が叫びたがってるんだ。」の玉子の妖精を、ちょっとアレンジしたもの。
なぜこのキャラクターを描きたかったのかというと、ようこそ先輩というテレビ番組で長渕剛さんが先生役だった回のテーマが「心から叫べ!」だったからか、パッと思い付いたから。
長渕先生が高校3年生の生徒たちとの関わっていく中で、生徒たちが自分の想いを表現し、一つの歌にしていく過程にすごく感動したことを思い出した。
生徒一人の心の叫びが本当に表現されている気がして。
当時就活のてきの出来事がきっかけで、少しずつ自分と向き合えるようになったものの、他の人には話せない不安だけはいつも感じていて。
それを表現したいけど、表現しようとすると恐怖の気持ちが湧いてきてしまい、その気持ちをなかったことにしてしまう。
そんなことを日常的に続けていたら、気持ちを抑えることが当たり前に。
さらに、誰かに伝えることも怖くなってしまい、自分を抑えて周りに合わせることが当たり前に。
負のスパイラルにどっぷりつかっていたときにこのTV番組と出合ったので、私にとってピンポイントのタイミングで観たこともすごく感動した要因かもしれない。
ようこそ先輩の長渕剛先生の回は神回
ようこそ先輩とは、1998年から2015年まで放送されていたドキュメンタリー番組。
21世紀を目前にして大人はこどもに何を伝えてゆけばいいのか。各界の第一線で活躍する著名人が、出身校の小学校、中学校などを“先生”として訪ね、その専門分野と自らの体験をもとに独自の授業を繰り広げる。後輩の子どもと共に考え、共に悩み、共に学ぶヒューマン・ドキュメンタリー。
ようこそ先輩
我が家にTVは一人暮らしを始めてからずっとないので、私にとっては実家で録画が残っているときに時々観る程度の番組でした。
長渕剛さんの回が録画リストに載っているのを帰省時に見かけたときも、
「歌手の長渕剛さんだー」
くらいにしか思っていなくて。
けれど、
一度見始めたらのめり込むようにTVに釘付けになり、普段TV番組で泣くことはほとんどない私が、何度も涙が流れるくらい感動したことを今でも覚えています。
では、一体何に感動したのか?
以前書いたブログでは2つの理由をあげていましたが、
長渕先生も重要視していた感じることが、長渕先生と生徒たちの関わりに触れる中で初めてその感覚を強く実感できたことにも感動。
- 長渕先生の生徒たち(高校3年生)に関わる距離感に感動したこと
- 今感じていることを心からの叫びとして歌で表現されていく過程に感動
表面的な言葉ではなく、その言葉や話している本人の仕草や雰囲気から感じられることがとてつもなくある。
そのことが素晴らしい、有難いと思ったことも初めてでした。
目の前の人と感じたことを共有する楽しさを思い出させてくれたのは、間違いなくこのとき。
なので、私にとってはようこそ先輩の長渕剛さんの回は神回だと思っています。
感じることを大事にするとライブ感を味わうことができる
マインドマップを描いているときにも出てきた
ライブ感
というキーワード。
今でも大事にしているキーワードですが、
おそらくライブ感という感覚を大事にしたいと思ったきっかけは、間違いなく長渕剛さんの回。
お互い自分自身の感じていることを大事にして、その上で相手の感じていることを向き合って何かに取り組むと、当事者や当事者以外の人間にとっても未知な展開になっていく。
びっくりするときもあれば、不安に感じるとき、嬉しさを感じるとき、怒りを感じるとき。
いろんな感情を味わいながら、今という時間を体験できる楽しさ・面白さは、味わった人でないと理解できないと思う。
かく言う私自身、このTV番組を観たときに同じようなことを体験したいと思ってはいましたが、理解まではできていませんでした。
そのことに気付かせてくれたのが、マインドマップを活用したグループワークの実践。
お互いの魅力を発見し合うことができることに気付き、のちに魅力発見会議という名前で約2年間毎月リアル開催していました。
そのときに、自分が感じることを大事にすることがどれだけ重要か。
感じ合う時間がどれだけ貴重で、有難いことなのかを自分で実践し続けることでようやく理解できるようになりました。
魅力発見会議をやっていて毎回面白いのは、
私と同じように人前で想いを伝えることが恥ずかしい、嫌だと始める前は言っていた人が、だんだん心を開いていき、想いを語りまくるようになっていくこと。
そういう人に限って、タイマーの音でシェアタイムを制止しても、まるで聞こえていないかのように熱く、楽しそうに語っていることが多くって。
その場の雰囲気を感じることが、私にとって毎回至福の時間でした。
就職活動編のときに書いた通り、今までは自分の想いを相手に伝えることが苦手で、かつ、嫌いでした。
けれど、この時感じた感覚によって、未知を体験できるライブ感を大切にすることが、私にとって日常になっていったのだと思います。
今感じることを大事にしていくと、自分にとって今大事なことを思い出させてくれる
これは後に気がついていったことですが、
今感じることを大事にしていくと、自分にとって今大事なことを思い出させてくれるようになります。
別の表現をすると、
たとえば下記のようなことに気付くことができるようになります。
- 苦手やトラウマに感じていたことは、実は自分にとって大好きな・大事なことだったということ
- モヤモヤは無暗に解消するものではないこと
お悩み相談でよくある内容ですが、これはすべて私自身や受講生の方から伺った実体験談になります。
私自身に限ってお伝えすると、日常生活で明らかにご機嫌でいる時間が増えました。
あと、以前のように人付き合いで悩むこともなくなり、この頃と比較すると生きづらさのようなものからは解放されています。
具体的な話で言うと、
「苦手意識・トラウマがあった自分の想いを書く・絵を描くということが、実は小さい頃大好きだった」ということに気付けたことで、マインドマップを思う存分楽しめるようになりました。
他の受講生の方も悩みを何とか解決しようとせずに、自分と向き合うことから始めたことで結果的に解消したという事例はたくさんあります。
悩みはなんとか解消するものではなく、今自分が大事にしていることと向き合うためのきっかけ
今回のテーマを通して、
ようこそ先輩のTV番組がきっかけで、未知や共有の楽しさを思い出しました。
特に、共有の楽しさは覚えている限りでも、小学一年生の頃から実感していました。
当時から外で体を動かすことが大好きでドッジボールが好きだったから、ドッジボールの本を買ってもらって、それを実践して友達や後輩に教えて、一緒に楽しむことが好きでした。
それは、高学年になっても、中高大となってもやっぱり同じで。
でも、大学を卒業したあたりから、その感覚をすっかり忘れてしまっていたようです。
しかも、もともと自分と向き合うことはずっと避けてきたので、負のスパイラルが悪化していくばかり。
次第に、誰かと想いを共有することにどこか苦手意識を感じるようになり、自分の殻に籠るようになって。
就活の時の気付きで、ようやく自分に向き合うことができるようになった中での、今回の出来事でした。
同じようなことをすれば、同じような出来事に遭遇できれば、同じような状況に必ずしもなるとは限りません。
なにせ、私とみなさんとでは現状は必ず異なりますから。
だからこそ、外に答えを求めようとせずに、自分と向き合うことから始めることが大事だと私は確信していますし、そのことをこれからもお伝えしていきたいと思います。
自分が感じることをまず大事にしてみよう
今回の話が、みなさんの何かお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
※次回は、「マインドマップとの出合い編」になります。