こんにちは、おかちゃんせんせいです!
ただ今実家に帰省中。
実家では朝から晩までTVが付いていることが多いので、それはそれで新鮮な毎日です。
さて、今回は昨日観た番組で
「やっぱりテレビマジック、数字マジックすげぇなー」
と思ったことをピックアップします。
目次
数字が意味することは何?
みなさんはカンブリア宮殿という番組をご存知でしょうか?
ぼくはもちろんTVがないので観ていませんが、両親が気に入っていて、帰省するタイミングでよく録画していたのを観ているので存在は知っています。
そのカンブリア宮殿の8月17日放送分では、トマトケチャップで有名な「カゴメ」に焦点を当てた回でした。
上記動画はダイジェスト版ですが、その後半部分で放送されている野菜の摂取量を測定している場面のところで、ぼくは疑問が生じました。
厚生労働省が野菜の摂取量を1日350g以上摂ることを推奨。
その摂取量を測定できる装置を、カゴメが海外企業と協同で開発。
特に放送の最中には言っていませんでしたが、そもそもなぜ350g以上摂取しなければならないのでしょうか?
必要な摂取量はどうやって決まっている?
厚生労働省が推奨していると言っていたけれど、特に厚生労働省のサイトには1日350g以上摂取した方がいいという話は書いてあるが、なぜ350gなのかというデータは引用されていない。
そうだろうことは想定済みだったけれど、単純に疑問に思ったことは
「測定者の性別や体格、健康状況などのタイミングによって、必要な摂取量は変わるんじゃないか?」
ということです。
それで、気になったことを母親に話しかけてみました。
野菜の必要な量って、
例えば子どもと大人じゃ違うよね?
それは極端すぎる
え〜。
じゃあ俺とお相撲さんは?
それも極端
じゃあそういったことは
考慮していないのかな?
そんなこと厚生労働省に言って
・・・
こんなやりとりがありました〜(笑)
やりとりというか、全然一緒になって考えてくれないのはいつも通り。
疑問に思ったことが話せなかったり、一緒に考えてくれなかったりするのは本当につまらない。
疑問に思ったことを考える力を身につける
別にテレビの情報が正しい・正しくないという話をしたいわけではありません。
日常生活する上で、自分に関係ありそうなことを自分で考え、自分で選択するチャンスを、ぼくは改めて子育てする上でも大事にしたいと思ったのです。
テレビの情報=真実 or 嘘という前提ではなく、自分なりに考えてみる。
例えば、なぜ350g以上摂取した方がいいという話になっているのか?
350g以上摂取しようと思うと、結構な量・種類の野菜を摂る必要が出てくる。
食べるだけならまだしも、料理する側の立場になってみると、毎日作るのが大変になってしまうのは当然の流れ。
じゃあ、自分で作れないとなるとどうなる?
「それなら『簡単に1日に必要な野菜量が摂れる』と謳っているジュースを飲めばいい!」という思考になるのも、当然の流れかもしれません。
そうすると、「本当に私にとって野菜は毎日350g必要なのか?」を考えることなく、そういった商品に依存していくのが目に見えています。
疑問に思ったことを考えることは大事だと思うとともに、そもそも疑問に思えることこそ今の情報化社会の中ではキーワードなのかもしれませんね。
ついつい、学校教育でぼくらの思考は物事を正誤、良い悪いといった二元論ですぐに考えてしまいがちなので。
子育てしていて感じるのは、子どもたちは大人が思っている以上に自分で考えることができます。
でも、肝心な子どもたちの理解者である私たち大人が自分で考えることができないと、正直子どもたちの反応や態度はイラッときたりするかもしれません。
子どもたちと一緒になって考えてみると、これまで自分の思い込んできたが疑わしくなることが多々あります。
そのことに衝撃を受け、受け止めることを拒否したくなる自分もいますが、、、
ぼくはできる範囲内からでも子供達と一緒に考え、選択し、行動することを日常生活で楽しんでいきたいです!
みなさんはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!