おはようございます、おかちゃんせんせいです!
体質改善チャレンジを始めてから、最近特にやってみたいと思っているのが検証です。
TVやネット上で言われていることが本当なのかどうか?
実際にやって試してみたいと思うことはやってみるようにしています。
その中でよく目にしたり、聞いたりする言葉に科学的根拠というのがあります。
目次
そもそも科学的根拠って何?
ぼくが常々疑問に思っている言葉が、まさにこの科学的根拠という話です。
科学的に証明された=正しいという認識が広まっていることに、ぼくは違和感しかありませんでした。
そう感じている理由はいくつかありますが、そもそも科学的根拠ってなんなのかみなさんはご存知でしょうか?
「確かな情報」には、裏付けとなる「証拠」が必要です。証拠を見つけるため、実験や調査などがおこなわれ、その積み重ねによって、効果がある、もしくはないことが確認されていきます。このような、確かな情報と判断するための実験や調査による証拠のことを「科学的根拠」といいます。
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所Webページより引用
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所のWebサイトに書かれていた科学的根拠に関する説明ですが、ここで大事になるのが確かな情報と判断する基準は人それぞれである、ということ。
つまり、何を持って確かだとするのかによって、科学的根拠があると認識する人もいれば、ないと認識する人もいるということです。
例えば、このような実験で得られた結果をみなさんは信じますでしょうか?
血糖値を急激に上げないためには、食べる順番が大事である。
最適な順番は、食物繊維の多い野菜→タンパク質の多い肉・魚→最後に炭水化物のご飯であることが、実験の結果から得られた。
数年前から言われるようになったことですね。
ぼくが子どもの頃には「三角食いをしなさい」と母親から教わってきましたが、今では異なる食べる順番が推奨されているようです。
この実験結果のグラフが下記サイトに載っていますが、確かにグラフを見るとご飯から先に食べると野菜を先に食べるよりも血糖値がグッと上昇しているように見えます。
結局自分で検証してみないとわからない
けれど、正直このデータからでは個人的には説得力がないと思っています。
グラフをみる限りでは被験者は「10 healthy subjects」とあるので、10人の健康者のみが対象となっている実験ということになります。
論文を見れば詳細なことは分かりますが、10人の健康者のみが対象という時点で実験としてはまだ何も考察できない状態。
なぜなら、もしかしたら得られる実験結果が不健康者では違う結果になるかもしれないからです。
実験の基本では異なる環境を用意して対照実験を行うことで、初めて効力・効果について考察することができるようになります。
つまり、科学的根拠としてこの話題を出したとしても、自分自身の今の状況次第では実験結果と同じことになるのかは不明ということ。
だからこそ、結局は自分で検証してみないと自分にとってはどうなるのかはわからないのです。
はじまりの書〜分析の章 Vol2. 読み解き編〜 自分で考えるきっかけを創りたい実は今検証しようとしていることも、消費者庁的には科学的根拠がないといって効果がないとしているものです。
確かに、上のリンク先で言われていることは納得できることもあります。
ただ、無意味だと言える”科学的な理由”とはいっているけれど、この手の話で難しいのは完全に無意味だと否定することはできないのです。
なぜなら、ないことを証明するためには、考えられる条件すべてを検証して、そのすべての結果からないことを証明するしかないからです。
そして、リンク先では無意味だと否定するのに十分な実験結果については、一言も語っておりません。
東大の教授が言っているから、という理由だけで納得したい人はそれでもOK!
けれど、科学的という言葉を使うのだったら、使う本人も科学的に無意味であることを証明していない限りは、まだ机上の空論な反論であることは理解しておいた方が良いです。
ということで、ぼくはぼくでマグネシウムを用いた実験を検証してみたいと思います(^^)v
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!