こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今回は
講座でなぜシェアの時間を大事にするのか?
というテーマでお届けします。
目次
そもそもシェアとは?
まず、このテーマについて整理していくにあたって重要なのは、
そもそもシェアとは何?
ということを明示しておくこと。
シェア(Share)は日本語でいうと、共有。
共有とは、「一つのものを二人以上で持つこと」という辞書的意味があります。
その上で、自分自身がシェアという言葉に抱いているイメージは、
互いの想い・イメージ・感覚を伝え合い、それぞれを認識すること
になります。
マインドマップ講座を受講してくださった方は認識できていると思いますが、
あなたと他人はあなたが思っている以上に物事に対する認識は違っています。
※違っているだけなので、優劣があるわけではないです。
この思っている以上というところがポイントで、
同じ言葉で話していると
ついつい同じことについて、
同じ認識で話している
という錯覚に陥ります。
なので、シェアをすることで自分と他者の違いをまずは認識することが、コミュニケーションのギャップを埋める布石の一つになります。
シェアするときに陥りがちな2つの残念なこと
ただ、このシェア自体に対する認識があやふやな場合、陥りがちな残念なことが主に2つあります。
まず1つ目は、シェアをするという言葉に、
「相手に理解してもらわなければならない」
「相手のことを理解しなければならない」
という思い込みをミックスさせてしまいがちになること。
だから、自分の考えや想いを伝えるというシーンで、自ら伝えることに対するハードルを勝手に上げてしまうパターンに。
ハードルを上げてしまうと、当然伝えることが億劫になるし、相手のことばかり気になってしまい思ったように伝えられないことにもなります。
そして、2つ目は、伝える・聴くスキル・テクニックがあればシェアできるようになると錯覚してしまうこと。
この話はとっても重要なことで、確かにスキル・テクニックがあれば、伝えたり・聴いたりするのがよりスムーズにできるかもしれません。
そうすることで、説得力が増した感じになり、相手にも伝わっている・聴いてもらえていると感じてもらえやすくなるかもしれません。
ただ、ここでポイントなのは、相手に「わかってもらえている」という感覚を強く抱かせれば抱かせてしまうほど。
自分が相手のことを「わかっている」という感覚を強く抱けば抱くほど、それ以上わかろうという気が起きなくなります。
なぜなら、わかったと思い込んだことをそれ以上知りたい・知る必要がある
とは思えませんから。
このわかった・わかってもらえているという錯覚が、コミュニケーションのギャップの要因へと発展する引き金にもなるのです。
だからこそ、個人的には伝える・聴くスキル・テクニックは諸刃の剣だと認識していて、活用するシーンは厳選するように心がけています。
コミュニケーションの現場でスキル・テクニックを多用することに潜むリスク~5つの実体験談~
このように思うようになったきっかけは、「象の鼻としっぽ」という本を読んだこと。
自分の中では、コミュニケーションに関する本はこの一冊で十分だと確信している推し本でもあります。
記事を書き始めてみると、書きたいと思った内容に辿りつくためにはかなりの長文になることが発覚w
そのため、シリーズにして特集することにしました!
初回である今回は、
そもそもシェアとはなんのかについてと、シェアをスキル・テクニックでやることによるリスクについてお届けしました。
コミュニケーションを図るために行ったことが、実はコミュニケーションのギャップを生む。
そのことは、私自身がこれまで身をもって体験してきたことであり、講座の受講生の方々を通じて学んできたことでもあります。
次回は、シェアでは何を大事にするとよいのかに焦点を当てたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
続きは、次回にて。
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