こんにちは、おかちゃんせんせいです!
「嫌われる勇気」に続いて、続編の「幸せになる勇気」についても後から見返したときに振り返りやすくすることを目的としてマインドマップで整理してみました。
【整理マップ】嫌われる勇気_2回目Vol.4目次
まず、私がマップで整理しているときに意識していることは、
本に書いてあることをすべて書き出す必要はない
ということ。
実際にすべての内容を網羅したマップを描こうと思うと、何枚も書く必要があるし、目的が知らぬ間に入れ替わってしまう可能性が高くなります。
本に書いてある内容を書き出すことが目的になってしまったら、おそらく見返した時のことは考慮されていないので、情報は残っていても使い物にならないパターンに陥りがちですからw
今回も2回目を読み直す中で、この内容は日常生活でも使えると思った内容に絞って、一度下書きもマインドマップで描いた上で整理するマップを描きました!
「幸せになる勇気」で出てくるワードで、メインブランチとして整理する基準として使えそうなワードがたくさんあります。
幸せ
勇気
人生のタスク
尊敬
自立
競争
信頼
愛
教育
など。
その中で、今回メインブランチとしてピックアップしたのは、
「人生のタスク」
「自立」
の2つです。
選んだ理由は、2つのワードをメインのキーワードとしてまとめた方が関係性が見やすく整理できると感じたから。
書き出してみるとまとめた方が良さそう
と感じたのは一度書き出してみたからこそわかったこと。
実際に、1回目の下書きの段階では4つのメインブランチに分けて描いてみましたから。
書き出してみないと、どんな風に整理した方が自分がわかりやすいと感じるのか。
そもそも現時点でどんな風に学んだことを連想させているのかわからない、というのも整理する上で大事なポイントの一つです。
本に書いてある内容の中で、
「競争」する共同体の中では、褒賞を目指した競争原理に支配されていくこと。
「競争」する相手を敵としてみなすようになり、
「他者はすべて敵なのだ」
「人々はわたしを陥れようと機会を窺う、油断ならない存在なのだ」
というライフスタイルを身に付けるようになること。
競争のあるところ、駆け引きが生まれ、不正が生まれること。
などといったことが書かれています。
もちろんそういった側面は多分にあると思います。
しかし、それがすべてではないと思うし、そもそもの競争する(compete)の語源であるラテン語のcompetere。
・com:together(一緒に)
・petere:aim at(狙う), seek(捜し求める)
上記の意味合いからみても、別に駆け引きとか、不正とかに繋がる言葉は繋がっていません。
つまり、競争という言葉の意味づけ次第ではないのでしょうか?
現時点で、例えばテストや受験、就職活動ではある意味他者との競争です。
同じ目的に対して、一緒に捜し求めているから。
どんなに最もな感じで競争原理を否定しても、
競争する現場は今はまだ必ずあります。
だから、いきなり競争や比較を言葉の意味や行為だけであれこれ判断するのではなく、その過程で得られる経験や学びにフォーカスする。
それができれば、競争によるネガディブな対人関係には発展せず、また違った展開になっていくイメージが自分にはあります。
そのイメージができたきっかけは、私にとって人生のバイブルである漫画・暗殺教室の殺せんせーのこの一言。
テストは良い
一夜漬けで得た知識など大人になったらほとんど忘れてしまうだろう
それでいい
同じルールの中で力を磨き
脳みそを広げ結果を競う
その結果から得る経験こそ宝物だ
暗殺教室7巻 より引用
結果から得る経験こそ宝
という発想は当時の自分にはなかったので、とても衝撃的だったことを今でも覚えています。
せっかくアドラー心理学は行為ではなく存在を。
所有ではなく使用の心理学なのだから、行為にばかり着目するのでは勿体無い。
競争原理から協力原理に段階を経て移行するためには、今すでにある環境を活用することを考える方が、アドラー心理学への理解がスムーズにできる気がしています。
【工夫の極意】暗殺教室から学ぶシリーズ7−1「テストとは?」とにかく日常生活で実践してみないと感じたことがどんな感じで活かすことができるのかわからないし、どんな経験を得られるかもわかりません。
登山で言えば、まだ計画段階。
ようやくこれから登山を開始です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!