こんにちは、おかちゃんせんせいです!
先日書いた記事で、歴史の楽しさを伝えるプロジェクト(※)を立ち上げたいということを書きました。
※便宜上、歴史プロジェクト(略して、歴Pro)とします。
そのためには、まずみんなが必ず通る中学校の歴史で、今使われている教科書をまず分析しておきたいと思い、早速購入してみました(^^)v
目次
学校で学ぶことって役立つの?
そもそも歴史って何だろう?
そんなことを思ったことはありませんか?
学校で学ぶメイン科目は、国語・数学・理科・英語・社会の5科目。
これらは、日常生活で役立つのでしょうか?
国語で学ぶ漢字は、日常生活で読み書きする場面で役立つ。
数学(算数)で学ぶ計算や、理科の知識、英語の会話力も日常生活や将来に役立つイメージがあります。
一方、社会はどうでしょうか?
中高生の頃だったぼくは、社会は学んでも学ばなくとも日常生活に役立つイメージが少なくともありませんでした。
特に、歴史は。
歴史とはどんなものかを先生から教えてもらうことなく。
ただ暗記科目として、覚えるだけの作業に成り果てています。
そもそも歴史とは?
今回の記事を書くきっかけは、購入した教科書の第1節「歴史とは何か」というのを読んだこと。
この歴史という言葉は、明治時代の日本人が「ヒストリー」の訳語として、二つの漢字を組み合わせて作ったものです。「歴」は「月日の過ぎ行くこと」、「史」は「書いたもの」を意味します。「月日の過ぎたあとを書いたもの」が歴史なのです。
新しい歴史教科書の一文抜粋
そして、この後に歴史を学ぶ目的についても書いてあります。
歴史を学ぶとは、過去に起こった出来事について、当時の人はどのように考えていたかを学ぶことです。今の基準で過去を批判することが歴史を学ぶ目的ではありません。今とは異なる時代背景と価値観のもとで、それぞれの時代にはその時代の特有の善悪があり、特有の降伏があったのです。
新しい歴史教科書の一文抜粋
そう、歴史には必ずその時代に生きていた人たちの物語があります。
だからこそ、身近に感じて共感することもできるし、何か過去の出来事から学ぶきっかけになることも。
しかし、歴史=暗記科目だという認識が強い場合ですと、どうでしょうか?
さらに、そもそも興味もないし、日常生活でも、将来にも役に立たないと思い込んでいたら、学びたいと思うでしょうか?
ぼくだったら、絶対に歴史の勉強=苦痛という思い込みだけが、どんどん強くなっていくと思います。
だって、人は単純なだけの作業にワクワクするわけもなく、興味を抱くこともなくなるのだから。
↓ 過去の記事で、脳にとって一番苦痛なことについて書いています ↓
意識して読んでいくとヒントが山のようにある
まだざっと読んだだけですが、「歴史を通して、日常生活で活かすことができることはないか?」というアンテナを立てて読むと、興味深い情報が次々にヒットします。
ぼくの場合は、さらに「歴史が嫌いになる原因は何なのか?」というアンテナも立てているので、これが原因なんじゃないかと思う瞬間が何度かあります。
まだ具体的に言葉で表現できていませんが、先日のブログで書いたように2つのキーワードが歴史離れに一役買ってしまっている気がしています。
①正しさを求める
②役立つかどうかで判断する
実は、いますごく興味がある時代が3つあります。
それは、縄文時代・古墳時代・室町時代で、それらは学生時代あまり興味がなかった時代でもあります。
では、なぜ興味を持つようになったのかというと、その時代に生きていた人たちのことに興味を持つきっかけがあったから。
学生時代に勉強していた時には、人物・出来事の名前や年号を覚えるだけ。
元々興味がなかった時代だったので、これまで興味を抱くことはありませんでした。
まずは、その3つの時代に焦点を当てて、今の教科書を見ながら、「どうしたらこの時代を楽しく学ぶことができるのか?」考えてみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!