こんにちは、おかちゃんせんせいです!
昨日ステージ1の受講修了の方向けに補講を開催しました。
先週末も補講を開催しましたが、受講後各自が自分なりにやってみた上でフォローアップさせていただく機会を設けさせていただいています。
この時間が結構大事で、受講生の方にとっては講座の最中だけでは理解しきれなかった部分を補完する時間。
ぼくにとっては、お伝えしきれなかったことを補足できる時間、としても大事です。
今回の補講でも、他の方にとっても気付きになるような話がいくつかあったため、ブログで共有いたしますね(^^)v
目次
①やってみるからこそ気付くポイント
補講で大事にしていることの一つとして、まずそれぞれの方が自分自身の現状を把握すること。
たとえ、講座後にマップを何枚も描いていても、一枚も描いていなくても。
ついつい、描いていないと罪悪感を抱く方も少なくないです。
忙しいことを理由に描けなかった方もいるでしょう。
でも、大事なのは描けた描けなかったという結果よりも、例えば描けなかったときは「どんなことを感じ・考えていたのか?」ということに向き合うこと。
そして、その向き合ったことについて、優劣を付けて一喜一憂せず、現状をただ受け止めること。
他の人の意見や周りの雰囲気に流されてしまうと、どうしても揺れ動きすぎてしまって自分を見失ってしまいがちになるので、要注意です。
②思考と本心のギャップを受け止める
マインドマップを描いていて時々あるのが、描いたマップに違和感がすること。
ちなみに、違和感の正体は思考と本心とのギャップです。
属性的には、理想と現実のギャップと似ています。
頭ではこう考えているけれど、本心は違う
こういったときに言葉にならないモヤモヤを感じやすいので、違和感は本心を教えてくれるアラームのような役割を果たしてくれます。
ところが、モヤモヤすること=すぐに払拭する対象と認識していると、せっかく知らせてくれるアラームを自分で止めてしまい、いつまで経っても本心からは遠ざかったままです。
昨日の補講でもお伝えしましたが、描けないと思った時こそ新たな自分に気付くチャンスです(^^)v
そう思えば、思ったように描けなかったことに気持ちを引きずることも少なくなりますよね。
③正反対のことを同時にやろうとすると……
以前も記事で書きましたが、正反対の行為を同時にやることは不可能です。
【活動報告】オンラインマインドマップ講座 ステージ1:創造③ 20220410
例えば、こんな感じです。
・手を握ろうとしながら、手を開こうとする
・ドアを開けようとしながら、ドアを閉めようとする
・目を開こうとしながら、目を閉じようとする
・車のアクセルを踏みながら、ブレーキを踏もうとする
などなど
どんなにやる気があったとしても、不可能かと思います。
これと同じことを思考でやろうとしても、同じようなことが起きます。
アイディアを出したいと頭では思っていても、無意識に整理する癖・思考が働くとどうなると思いますか?
イメージを広げようとしながら、イメージをまとめようとする
……
……
……
試してみていただくとわかると思いますが、頭の中がフリーズ状態になります(^^;
だからこそ、マインドマップを最大限活用するには、描き方を使い分けることがとっても大事。
講座をステージ1とステージ2にあえて分けているのも、それぞれの使い方を分けて習得する方が混乱せずに済むからなのです。
④お題との向き合い方について
お題についても、これまで何度か記事に取り上げました。
【MM小冊子】自分の宝物を見つけるための3つのステップ〜お題の見つけ方 ホップ編〜他にも、よくある質問の一つとしてピックアップしたこともあります。
【マインドマップFAQ】よくある質問第2位!お題によっては「とにかく楽しむ」ことができないですが、どうすれば良いですか?描くテーマ(お題)を決めるときの一つのコツとして、あまり普段意識している言葉を避けることをお勧めしています。
どういうことかと言いますと、例えば経営者の方が新しい発想を得るためにマインドマップを活用しようとしたとします。
テーマは「お金」として描いてみるのですが……ほとんどのケースで新しい発想は出にくいです。
それはなぜかというと、「お金」に対しては普段からいつも考えることで、思い込みが特に激しいので、考えが固執してしまっている影響が出てしまうから。
だから、普段からよく考えていることをテーマにするときには、お題は少し角度を変えたものを選定します。
「お金」について描きたければ、「お金」にしたい理由をお題にすると良いです。
例えば、家族のために「お金」を得たいと考えているのであれば、お題は「家族」にすることで違った発想を得ることができます。
補講ではもちろんマインドマップの描き方のアドバイスもさせていただきますが、大前提となる考え方があってこそマインドマップに限らずあらゆるツールを使いこなすことができます。
マインドマップがなかなか身に付かないと感じる方は、是非今回の記事を参考にしていただき、考え方を変えるきっかけにしていただければ幸いです(^^)v
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!