こんにちは、おかちゃんせんせいです!
先日マインドマップを何枚か描き続けた方から、
「マインドマップでは限界を感じて・・・」
という話を伺いました。
こういった話を時々伺いますが、
毎回ぼくの答えはこれだけです。
「そうですよね」
相談ではない限りは同意して終えてきましたが、
なぜ同意するのかについて、
この機会に整理することにしました。
目次
そもそもマインドマップとは?
まず、重要になるのが、
「そもそもマインドマップとはどんなものだと認識しているのか?」
です。
この回答次第ではあるのですが、
たいていマインドマップを過大評価しているケースが少なくありません。
マインドマップに限らない話
ぼくが大事にしていることの一つでもあり、つい見落としがちになるキーワードが使い分けるです。
マインドマップはその特徴さえ理解していれば、いろんな用途で活用できます。
そのため、ぼくにとってマインドマップは万能ナイフのイメージがあります。
ただ、ここでおさえておいていただきたいポイントは、
万能ナイフだからと言って、どんな時でも、どんな場面でも最適なツールになるとは限らない
ということです。
例えば、万能ナイフにハサミの機能もあることが多いですが、手元に普通のハサミがあったとします。
もし正確に・素早く・綺麗に紙を切ろうとしたときに、あなたなら万能ナイフとハサミ、どちらを使いますか?
ぼくでしたら、万能ナイフではなく、ハサミを使うと思います。
理由は簡単で、ハサミの方が万能ナイフよりも扱いやすいからです。
この話から何をお伝えしたいのかと言いますと、
その時々の状況によって最適な方法・アプローチは異なる
ということです。
ツールやモノを最大限活かすために必要なこととは?
つまり、どんなに便利な道具だからといって、使う場面を間違えたり、使い方を誤ったりすれば、期待した効果は得られないということになります。
だから、「マインドマップに限界を感じる」という話を耳にしても、否定する気にもなれず、むしろ「その通り!」って思ってしまいます。
限界を感じるということは、次のうちのいずれか、またはすべてに該当するはずですから。
- マインドマップの特徴を理解しきれていない?
- マインドマップを使う用途が現状と合っていない?
- 自分にとっての現状が把握ができていない?
これも日常生活における例え話ですが、ぜひ一度考えてみてください。
あなたがカレーライスを食べたいと思った時に、カレーライスはどんな器に入れますか?
カレーライスは何を使って食べますか?
この問いに的確に答えるためには、
・カレーライスがどんなモノなのかを認識している
・食器類の特徴を理解している
この2つの条件が揃っていることが重要です。
上記の内容について小冊子にまとめたものがありますので、後日Web版にして公開いたしますね(^^)v
小冊子にまとめたものをすべて公開済みです(更新:2022年6月29日)
- マインドマップについて、イメージを広げるアプローチとイメージをまとめるアプローチの両方を理解できている?
- マインドマップを使う場面は、本当にマインドマップが最適か?
- 現状把握はできているか?
どれか一つでも欠けていると、あなたはカレーライスを箸で食べているような感じなのかもしれませし、カレーライスをコップに入れてしまっているのかもしれません。
マインドマップはカスタマイズすればいろんな場面で使える便利ツールではありますが、本当の意味で万能ではありません。
ツールを最大限発揮するためには、現状把握した上で、使い分けることが何よりも重要になります。
今一度チェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!