自分を活かして 相手を活かして 今を活かす

自分のペースに合った人間関係を築いていくために今何ができる?〜②なぜ比較をしないようにすることが逆効果になる?〜

こんにちは、おかちゃんせんせいです!

昨日の記事の続きです。

自分のペースに合った人間関係を築いていくために今何ができる?〜①そもそも比較とは?〜

前回、比較と人間関係はセットで語られることがあるということと、比較をすることで嫉妬や自己嫌悪などになるから比較はしない方がいいという話があることを書きました。

実は、この比較はしない方がいいと思って、比較をしないように意識することが逆に嫉妬心や自己嫌悪の度合いを悪化させてしまうことがあります。

それはなぜだと思いますか?

その主な理由は2つあります。

まず一つ目は、人の脳は否定語を認識できないということ。

どういうことかと言いますと、
「比較をしないように」と意識したとしても、脳的には「しない」という否定語は認識できないので、「比較をする」という肯定する形で認識されると言われています。

なので、何か他人と自分を比べて落ち込んだり、嫉妬してしまったりしたときに慌てて「あ、比較しちゃだめだ」と否定しがちですが、そう思えば思うほど「比較をする」イメージがより脳に強くインプットされてしまう、ということです。

もう一つの要因は、仮に比較をしたからといって必ずマイナス面に作用するわけではない、という前提があること。

たとえば、自分より優れていると感じる人と出会ったとき、あなたならどんな反応をしますか?

素晴らしいと絶賛する方もいると思いますし、負けず嫌いになって競争心を抱く人もいると思いますし、「どうせ私なんて」といって卑下してしまう人もいるでしょう。

つまり、比較したからといって誰しもどんなときでも同じ反応が起こるわけではないのです。

では、なんで他者と比較して落ち込んでしまうのかというと、そういうふうに感情が伴うように思考する癖・習慣があるから

マイナス面の感情を感じることが多かったとすると、そう感じたきっかけである出来事が原因ではなく、感情を引き起こす思考の繋がりが起因している、ということになります。

以上のことから、もし比較することが悪いと考えてしまっている方は、この機会に一度向き合い方を考え直してみてはいかがでしょうか。

次回は、湧き上がってくる感情との向き合い方についてお届けします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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