こんにちは、おかちゃんせんせいです!
今回はマインドマップの活用事例についてご紹介します。
おかちゃんせんせい!
冬ちゃんからマインドマップは
カウンセリングにも使えるって聞いたけど本当?
はい、使えるよ!
実際に仕事で活用している人もいるよ
- コーチングやカウンセリングでマインドマップを活用したい方
- 人から相談を受けることが多い方
- ヒアリングの精度をもっと高めたいと思っている方
目次
- 自己分析
- コーチングやカウンセリングで活用
- 情報整理(勉強法など)
前回まで①自己分析でマインドマップの活用事例をご紹介しました。
今回は②コーチングやカウンセリングで活用の事例についてご紹介します。
コーチングやカウンセリングという名前ではなくても、仕事上お客様からヒアリングすることがあると思います。
そういった際にマインドマップを活用することができます。
マインドマップ講座に参加してくださった方の中に、ブライダル関係者(Aさん)や不動産関係者(Bさん)で働いている方もいました。
その方々が講座を受けた後、こんな似たような感想を述べられていたのです。
結婚式の準備の段階で新郎・新婦の認識合わせに使えそうですね!
新築の構想の段階で、夫婦の認識合わせに重宝しそうですね!
お話を詳しく伺うと、結婚式の場合も新築の場合も、
パートナー同士の認識にズレがあったことが、形が出来上がって初めて露呈するケースも少なくないようなのです。
会話では一見すると同じことを話しているような感じでも、実際には言葉のニュアンスが違うことはよくあります。
こういったコミュニケーションギャップの話を、わかりやすく説明している本がぼくのイチオシ本である象の鼻としっぽです。
話は脱線してしまいましたが、話している言葉の認識を合わせるだけでコミュニケーションを円滑にとることができるようになった事例をいくつかご紹介します。
漢方薬局でのカウンセリング
例えば、ダイエットの相談と言って女性のお客様がカウンセリングに来たけれど、話す内容ごとにブランチを広げてみる。
そして、一通り描き終わったマップをお客様と確認してみると、お客様が本当に求めていたのがどうやらダイエットすることではないことがわかった。
電話コーチング
コーチングの中で大事だと感じたことをマップに書いておく。
そうすることで、後から振り返るときや、話したことキーワードのつながりを見える化するのに役立っている。
対面でのカウンセリング
カウンセリングでマインドマップを活用されている方の話では、クライアントの話から重要だと感じたポイントをピックアップ。
クライアントが話した言葉を控えておいて、後から振り返るときにそのマップを相手の方に共有。
すると、大体クライアント自身で答えを話していたことを、クライアント自身で気付くきっかけになっている。
マインドマップを第3者に対して活用している事例で共通していること——それは、相手が話したことで重要だと感じた言葉をマップに書き残すことです。
ポイントは意味的に重要な言葉ではなく、あくまで相手が想いを乗せている言葉をマップに書き残すこと。
コーチングやカウンセリングの現場で少なからず遭遇するNGパターンがあります。
相手が話した言葉だけを拾ってしまって、それが相手にとって今大事なことだと勘違いしてしまうパターン。
例えば、先ほどの事例で「ダイエットがしたい」という相談を受けたとします。
そうすると、「なぜダイエットがしたいか?」という理由だけ訊いて、後はダイエットできるためのアドバイスを始めてしまうのです。
だいたいやりたいと思うことが明確な場合には、ちゃんと相手の方にとっての理由があります。
ただ、それが本当に本心で思っていることなのかどうかとは別の話です。
ダイエットの場合は、特に女性の方がそうしたいと思うような情報が今の世の中には満ち溢れています。
だから、「周りがしているから、だったら自分も」と無意識に思ってしまっている可能性もあります。
マインドマップを活用すれば、現状把握した上でどうしたいか考えるきっかけにすることができます。
マインドマップを仕事で活用したいと考えている方は、活用する際に今回の事例を是非参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!